■ナチズムへの正面からの挑戦■~フリードリヒ・ユリウス・シュタール~
おはようございます。 四万十川の朝、 雲が川面を曇らせています。 西土佐の星羅四万十、 昨晩はあいにく雲が多い夜空でしたが、 天文台でおぼろ月のクレータが見られました。 ぬるっとした用井温泉もいい湯でした。 日曜日、良い休日をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 ヒトラーやナチスが 権力を握るなどというのは、 ドラッカーから見れば あってはならない出来事だった、 とした。 そしてドラッカーは、 ナチスの手が自分におよばず、 自分の側でもナチスと いっさい無関係でいられるように、 計画を練ったのだと続ける。 本、いや、小冊子の執筆も決意したが、 そのテーマは、 ドイツでただひとりの政治哲学者にして、 自身と同じユダヤ系でもある フリードリヒ・ユリウス・シュタールだった。 「自由を守ろうとした シュタールを称賛するこの本は、 『ナチズムへの正面からの挑戦』 だった。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 エピローグ)