投稿

ラベル(価値観)が付いた投稿を表示しています

■抽象的なものへの依存■~多角化と複雑さへの信奉~

イメージ
ドラッカーは、不適切な規模への対応策としての多角化が成功する条件は、 市場、技術、価値観が一致することであるとする。 そもそも組織は、マネジメントできなければ有効な活動はできない。 多角化していないほど、組織は単純で明快であり、マネジメントしやすい。 組織の全員が自らの仕事を理解し、自らの仕事と全体の業績との関係を知り、 活動に集中できるからである。 しかし、シンプルな組織でもマネジメントがうまくできなければ、業績も上がらなくなる。 「うまくいかなくなりそうなものは、いずれうまくいかなくなる」という、 マーフィの法則どおりである。 事業にとって多角化は、複雑さを生み出す原因となる。 そして、その複雑さが困難な問題を生み出すこととなり、 「何かがうまくいかなくなると、すべてがうまくいかなくなる。しかも同時に」 という、ドラッカーの法則と呼ぶべきものが働くこととなる。 では、組織がマネジメントできなくなるという複雑さの限界とはなにか。 それは、トップマネジメントが事業とその現実の姿、 つまり働く人、経営環境、顧客、技術を直接、見て、知って、 理解することができなくなり、報告、数字、データなど 抽象的なものに依存するようになったときだとする。 マネジメントは、自らの現状を、机上で他人から抽象的に伝え聞くということではだめで、 自らが具体的に把握できなければ成立しないんですね。 「『何かがうまくいかなくなると、  すべてがうまくいかなくなる。しかも同時に』   組織には、もはやマネジメントできなくなるという  複雑さの限界がある。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第9章 マネジメントの戦略 41 多角化のマネジメント)     

■組織をつくり維持する役割■~行動、価値観、信条が組織の精神を決める。~

イメージ
おはようございます。 窓の外、雨から雪に変わってますが、道路にはまだ積雪なし。 これからどこまで冷え込むかが問題。 もっと冷え込んでいる日中間、自衛隊巡視艦に中国海軍巡視艦がミサイル発射用レーダーを照射した。 ”威嚇”に該当する行為、自衛行動のギリギリ線上とのこと。 この線を越えて開戦することによるデメリットは中国政府は理解している。 政府は軍を統制しきれていないのだろう。 危機はここにある。 ------------------------- ドラッカーは、トップマネジメントには6つの”役割”があるとする。 その3【組織をつくりあげ、それを維持する。】 マネジメントは組織が成果を上げ、利益を上げ、その存在を維持するために、 人材を育成し、”組織の精神”を作り上げる必要がある。 マネジメントが行う行動や、持っている価値観、信条などは組織全体の基準となり、 組織全体の精神を決めることとなる。 そして、さらに、その”組織の精神”に相応しい組織構造を作り上げなければならない。 「明日のための人材、特に明日のトップマネジメントを育成し、   組織の精神をつくりあげなければならない。   トップマネジメントの行動、価値観、信条は、   組織にとっての基準となり、組織全体の精神を決める。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第8章 トップマネジメント 37 トップマネジメントの役割)     

■高度のレべルが必要な問題■~定性的要素や発生頻度~

イメージ
組織設計で行うべき4つの分析。 NO3【決定分析】 意思決定分析、四つの観点 ◆考慮に入れるべき定性的要素の数 考慮に入れるべき定性的要素とは、企業の行動原則、価値観、社会的政治的な信条等を指す。 この定性的要素の数によって分類する必要がある。 価値観や人にかかわる問題については、高度のレベルでチェックや意思決定しなければならない。 ◆問題の発生頻度 発する問題について、繰り返し発生するか、まれにしか発生しないかによって分類する。 繰り返し発生する問題については、対応すべき原則をあらかじめ決定しておけばよいが、 初めての問題は一つの独立した事件として扱わなければならない。 「繰り返し出てくる問題については、 原則を決定しておけばよい。 これに対し初めての問題は、 それ自体一つの独立した事件として扱わなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第7章 マネジメントの組織 32 組織の基本単位)     

■コミュニケーションは要求■~全面降伏を要求する。~

イメージ
ミュニケーションの持つ4つの原則。 その3 ◆コミュニケーションは要求である。 ドラッカーは、コミュニケーションは要求であるとする。 コミュニケーションは受け手に何かを要求する。 どういう意味か? 発信者がコミュニケーションを行うとき、 そこには何らかの動機、目的が存在する。 例えば、新しく開発した商品の売り上げを拡大したい営業部長は、 部下にはっぱをかける。 ”はっぱをかける。”というコミニケーションである。 このコミニケーションは、部下に営業成績を上げる活動を期待するものである。 部下は組織人である限り、企業の目的を知り、目標を達成することを自らに求める。 そして、営業活動にも力を入れ、成績を上げたいとの思いを持っている。 しかし、部下がその商品を理解していなかったり、 営業手法に疑問を持ったり、はたまた会社理念や方針に疑問を持ったりしていると、 その部下の活動は成果に結びつくことはない。 部下の価値観、欲求、目的に合致しないのである。 営業部長が次に行うべきコミニケーションは、部下のその思いを知ることである。 その上で、部下の思いに合致するような組織改善を行うことができれば 部下は強力なパフォーマンスを発揮できるであろう。 しかし、それができないのであれば、強い動機づけで部下の思いを変化させるという コミニケーションを行う必要がある。 しかしドラッカーは、人の心は、このような変化に対し激しく抵抗するとする。 ”受け手の心を転向させることを目的とするコミュニケーションは、受け手に全面降伏を要求する。” 「コミュニケーションは、それが受け手の  価値観、欲求、目的に合致するとき強力となる。  逆に、それらのものに合致しないとき、  まったく受けつけられないか抵抗される。」 (6章 マネジメントの技能  28 コミュニケーション)     

■ 既存のものは古くなる ■~通常とは昨日の現実にすぎない。~

イメージ
ドラッカーは、組織活動における意思決定は、 昨日とは異なる、新しい姿勢、期待、価値観 によって行わなければならないとする。 ”通常”といわれる、既存の、姿勢、期待、価値観は 新しい環境にはそぐわない、古いものとの判断が大事 なんですね。 「既存のものは古くなる。 あらゆる意思決定と行動が、 それを行なった瞬間から古くなりはじめる。 したがって、通常の状態に戻そうとすることは不毛である。 通常とは昨日の現実にすぎない。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット http://ponpare.jp/delivery/tokyo/ginza/0022194/?itr=nLuvooGqQh9PKWglL5JL%2BQ%3D%3D&vos=cppprorgcanp110218005