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■成長に伴い関心は中に向かう■~愚鈍なコンピュータ処理~

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おはようございます。 3連休初日、曇り空の川崎の朝。 日中は晴れるのでしょうか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、組織は社会の機関であり、 外に対する貢献が目的であるとした。 しかし、組織は成長するほど、 働く者の関心、努力、能力は、 組織の中に向かい、 外の世界に向くべき本来の任務と成果が 忘れられていく。 この傾向は、ICTの発達によってさらに増大する。 ICTは、定量的なデータを高速に、 正確かつ精密に処理し、 それまで不可能だった大量のデータを アウトプットする。 しかし、それらのデータの多くは、 組織内部についてのデータである。 コストや生産量、活動結果等の報告でしかない。 「愚鈍な機械コンピュータは、  定量的なデータを処理するだけである。  データを非常な速さと正確さと精密さをもって処理する。  これまで不可能だった大量のデータを提供する。  しかしだいたいにおいて、速く定量化できるデータというものは、  組織の中についてのデータである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)