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■トヨタは計画が緻密である。■~その後の行動は迅速である。~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝。 昨日はソフトバンクアカデミアで、パウエル元米国務長官の特別講義と 「パウエル×孫 正義対談」を聴講した。 お題は「リーダーシップ」だが、内容は”移民”が主体であった。 日本の労働人口減少ということが喫緊の課題であるということと、 両名が移民の家系であるということが背景にある。 国民の生活を支えるものは”国の富”であり、 それを生み出すのは”労働力”である。 その確保のためには移民しかないが、 日本では受け入れに対するアレルギーが強いので、 意識の改革が必要だろう。 一つは労働力を受け入れるではなく ”国民になってもらう”という意識だろうか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ トヨタは緻密に計画を行うが、行動は迅速である。 他の企業は、早く行動に移すことに注力する。 例えば、1年計画の中で、6か月を計画に費やす。 そして、製品のリリース時になって、問題が浮上してくる。 ”成果は遅れ、最悪の場合、成果が生まれる前に陳腐化する。” トヨタではどうか? 1年のうち11か月を計画に費やし、リリースする。 この際には、問題は浮上するが、 11か月の計画の中ですべて検討済みである。 【CASE】 エンジン、ボディ、生産プロセス、マーケティング戦略の すべてがはじめてというプリウスの開発に要した期間は正味15か月だった。 「開発期間の短さは、経営戦略上重大な意味をもつ。  いつでも直ちに顧客ニーズの変化に対応し、  イノベーションを行っていける。  間違いも致命的にはならないことを意味する。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第6章 意思決定が成果をあげるための方法)