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■トヨタの意思決定プロセス■~『なぜ』を五回繰り返す~

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おはようございます。 今にも雨が降りそうな、曇天の川崎の朝です。 久々かな、梅雨の感触。 西沙諸島で、中国とベトナムの衝突が激化している。 中国は”落としどころ”という考えを持たない。 当事者間では、収まらないだろう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ トヨタの意思決定方式とドラッカー方式は合い重なる。 トヨタ方式は、変化は脅威ではなく、 機会であるとし、アウトサイドインの視点が 必要不可欠であるとする。 そして、問題の全貌を把握するために、 まず現象と原因を識別し、 現場において現物を見て、「なぜ」を五回繰り返す。 床に油溜りがある。→「なぜ」か。 →油がどこかから洩れている。→「なぜ」か。 →ガスケットが不具合だからである。→「なぜ」か。 →品質が悪いからである。→「なぜ」か。 →値段で買っているからである。→「なぜ」か。 →購買部門の活動を短期的な基準で評価しているからである。 果たして解決策はどう導き出すのか? 床の油を二分で拭き取ることでは解決にはならない。 同じことはまた起こる。 購買部門の活動の評価基準の見直しによってのみ問題は解決できる。 「実のところ、トヨタ生産方式自体が、  この科学的なアプローチからもたらされたものの集積だった。  五回『なぜ』と聞きその都度答えることによって、  現象の裏にある本当の原因にたどりつくことができるのである。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第6章 意思決定が成果をあげるための方法)