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■真実は表面の下に隠されている■~社会的で文化的な現実~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝、 そろそろ雨が降りそうですね。 一雨一雨春が近づいてくるんでしょう。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 今日から、1960年代の講義に入る。 1968年に出版された『断絶の時代』が その刺激的な書名にもかかわらず、 学生運動、公民権運動そしてベトナム戦争を、 ”ほとんど無視”していたとの指摘に対して、 ドラッカーは次のとおり語った。 『断絶の時代』は、 「真実は表面の下に隠されているものだ、 という信念のもとに書いた、 まさに一九六〇年代の著作なのです」。 そして、次のことを付け加えた。 「本当の潮流は目に見える潮流の下に隠されているものです」 「ドラッカーが歴史的な整理をしようと試みたのは、  表面的にはほとんど気づかれていない  「社会的で文化的な現実」で起こっている大きな変化でした。  すなわち“二〇世紀最後の数十年を形成する“ ように思われた   大きな変化です。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1960年代)

■個人の豊かな自由の保証■~雇用の安定性を制度化すること~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝、 雨の心配はなさそうですが、 一日ぱっとしない天気の様ですね。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは最後に、 アメリカ流のアプローチが教えてくれるのは、 アメリカの制度のもとでは 実際に存在している雇用保証の数は、 一般に認識されている数より多いということだ、 とする。 そして、さまざまな研究によれば、 大恐慌の時代でさえ、 大多数の企業で働く労働者の 70パーセント以上の人たちには、 自分の仕事を失ってしまう危険など まったくなかったと続ける。 別の言い方をすれば、大恐慌の間でさえ、 従業員の間に雇用保証に対する 大変な恐怖心が蔓延していたにもかかわらず、 従業員が自発的に転職してしまうという問題があった。 要するに、問題は、産業のパターンを 雇用が不安定で手のつけられない状態から、 もっと安定した状態に変えればよい というところにはなく、 現在非常に高い水準にある雇用の安定性を一層強固にし、 はっきり見えるようにして制度化することにある、 とする。 「そのためには、個々の企業を強くし、   経済を強くし、生産性を向上させ、   そして個人のチャンスを増やし、   個人の豊かな自由を保証するといった方法を   とればよいのではないかと思います。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1950年代)

■深刻で危険な誤った手法■~壊滅的な変化になる~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝、 今日は段々と晴れそうですね。 今日は雨の心配はないようですが、、 春に三日の晴れ間なし、明後日くらいはまた雨の様ですね。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 労働者が、新しくて責任が重く、 給料がより高い仕事に取り組めるように 訓練するといった建設的な アプローチの代わりに、 雇用や収入を保証しようとする試みは、 深刻で危険な誤った手法なのだ、 とする。 そして、アメリカ流のアプローチが教えてくれる 二番目の具体的な経験は、 "テクノロジーの進歩がもたらす失業"を 現実の危険に変えるには、 テクノロジーの変化を妨げるのが最も簡単、 ということになる、 と続ける。 「そうなればテクノロジーにおける変化は、  それが起こったときに間違いなく  壊滅的な変化になるでしょう。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1950年代)

■再教育する経営的努力■~生産性向上は労働力増加を生む~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝、 通勤時間帯からしばらくの間、 雨が降りそうです。 傘をお忘れなく。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、経験からすれば、 生産性が向上すれば、 労働力は減少するのではなく、 おおむね増加するのだとする。 ただし、そのためには、 仕事をこなす上でさらなるスキルアップや 知識向上が必要になる、 つまり労働力のアップグレード、 進歩向上が必要になる、 ということを意味していると続ける。 これは、とくにオートメーションへ 転換する場合によく当てはまるとする。 「したがって、私たちの経験によれば、  ただ単に雇用を保証するよりも、  さらに収入まで保証するよりも、  技術的な進歩によって生まれてくる  新たな仕事の責任を負えるように  従業員を再教育する経営的な努力のほうが、  ずっと意味があります。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1950年代)

■経済状態と産業の関係の典型的特徴■~テクノロジーの進歩がもたらす失業~

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おはようございます。 雲の合間から陽が射し始めた川崎の朝です。 今日は、高田馬場のミャンマー人コミュニティで、 コミュニケーションしてきます。 三週間ぶりですが、彼らの前向きささから エネルギーをもらってきます。 良い休日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 雇用を確保する目的で、 技術的あるいは経営的な 進歩のペースを落としたり、 制限したりしようという試みは、 ほとんど実行されて来なかった、 とする。 非常に広い意味で、 これらがアメリカの経済状態と 産業の関係における 典型的な特徴を表していると続ける。 それらはすべての国にとっても有益な 具体的経験を教えてくれていると思うが、 第一に、私たちの経験を伝えてくれ、 組織化された労働者が 広く学んできたことでもある、 とする。 「具体的には、  技術的な進歩やより優れた生産性が原因で  雇用が危うくなるのではなく、  反対にそれらが雇用を生み出しているという経験です。  ここで言っているのは、  "テクノロジーの進歩がもたらす失業"  というようなものはひとつも存在しない、  ということではありません。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1950年代)

■仕事や雇用ではなく収入維持の保証■~失業者収入補償制度の存在~

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おはようございます。 曇空の川崎の朝、 スッキリしない天気。 一日曇ったり、晴れたりの様ですね。 土曜日、良い休日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 継続的で安定的な雇用を実現する 三番目のアプローチは、 仕事や雇用を保証するのではなく、 収入の維持を保証することだ、 とする。 そして、失業者収入補償制度の存在は、 アメリカ産業界の中でよく知られるようになってきたが 労使間で合意されたのは1955年春になってからだ、 と続ける。 このようなアメリカの実情と 他の多くの国々のアプローチとの 最も大きな違いは、アメリカでは、 この問題が民間の産業界の問題であるから 企業が個々の労働組合と 個別に交渉することによって 解決が図られるべきだと考えられているが、 イタリアやイギリスでは、 社会的な法制度や政府の指導・監督によって 解決が図られることとなっている、 とする。 「アメリカのアプローチに見られる  もうひとつの基本的な特徴は、  少なくとも一般従業員にとって、  雇用の保証よりも収入の安定のほうが  主眼になっていることです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1950年代)

■仕事にとどまれる優先権の保証■~実行手段は、"勤続年数"~

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おはようございます。 今朝も晴れ、夜明け直後の川崎の朝、 冷え込みは一段落です。 きょうも暖かな一日になりそうですね。 金曜日、今日もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 継続的で安定的な雇用を確保するための 二番目の基本的なアプローチ。 ドラッカーは、それは、 個人個人に自分の仕事にとどまれる 優先権を保証することだとする。 そして、 多くの場合、これが実質的な雇用の安定に つながっており、これを実行する手段は、 "勤続年数"だと続ける。 労働者はその会社での勤続年数が短いほど レイオフされたり解雇されたりする傾向が 強くなる。 アメリカの工業界における勤続年数の規定は、 契約というよりは慣習をもとに運用されているが、 会社が存続する限り、実質的な雇用の安定が 保証される。 「どんな勤続年数の制度にも不利な点があり、  とてもよく知られている事実ですので、  ここで改めて繰り返す必要はないでしょう。  それでも、勤続年数が雇用を保証するための原理である、  しかもきわめて有効な原理である、  ということはあまり理解されていません。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1950年代)

■マーケットにおける安定性の確保■~起業家的なリスクテイクもある。~

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おはようございます。 概ね晴れ、暖かな川崎の朝です。 昨日は4月並の暖かさになりましたが、 今日も暖かな一日になりそうですね。 今日もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 最後の試みに移る。 それは、会社は、計画を立てて マーケットを成長させることによって、 組織化され体系化されたイノベーションや 固定客からの継続的な需要を促す 価格戦略を創造することによって、 会社独自のマーケットにおける 安定性を確保できるということだ、 とする。 その前提になるのは、経済が拡大することで、 そこには、起業家的なリスクテイクもあるため、 系統的で科学的な経営手法を基礎に しなければならないと続ける。 そして、この最後の試みには、 マーケットの範囲を規定し、 そこにさまざまな独占的で 意図的な制限を設ける手法を使って、 さまざまな成果が求められる という危険が伴うとする。 「したがって、現代のテクノロジーの条件のもとでは、  競争の激しい弱肉強食的なマーケットを  創造するリスクを冒すことなしに、  マーケットを安定させて利益を手にしようという試みは、  とても通用しないということを強調しておかなければなりません。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1950年代)

■経済面の変動を均す試み■~経済全体における雇用の安定性確保~

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おはようございます。 淡い青空に所々に雲が浮かぶ川崎の朝です。 今日は気温がぐっと上がりそうです。 週中日、過ごしやすい一日になりそうです。 今日もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 短期の変動に立ち向かうための もうひとつの路線は、 内部的な業務を整備するという 同じ題目にしたがって、 不必要に変動する会社の要求 そのものによって引き起こされる 経済面の変動を均す試みだ、 とする。 そして、この試みは、 企業が抱える需要の変動を 均すことには何も貢献しないが、 経済全体における雇用の 安定性確保には貢献している、 と続ける。 「実際のところ、   最近数年間のアメリカ経済における  見事な雇用の安定は、   大部分、資本支出についての  長期的な計画立案に取り組んでいる企業が  増えていることの結果であることは、   ほとんど疑いの余地がありません。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1950年代)

■雇用面での変動を均す試み■~安定した循環を見越す~

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おはようございます。 未明の川崎の朝、 漆黒の空はどうやら厚い雲に 覆われているようです。 今日から明日にかけて雨模様、 乾燥した空気には、嬉しいお湿りになりますね。 今日も一日よろしくお願いします。 - --------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 会社の安定的なオペレーションを 強化するもうひとつの方法は、 設備の維持管理などの内部業務を、 っマーケティング業務との バランとるための手段として 利用することによって、 雇用面での変動を均すよう試みること、 だとする。 たとえば、食肉加工工場における 設備維持管理の仕事を 工場自体の業務上の雇用に余剰が出るときまで 先延ばしにすること、 と続ける。 次に実行すべき路線は、 予測可能な短期の変動に直接立ち向かって、 そうした変動に左右されることなく、 安定した循環を見越しながら 生産を維持する試みとなる。 「これはおそらく、  個々の企業の視点からすれば、  生産現場の労働者を  設備の維持管理の仕事にあたらせたり、  また元に戻したりするよりも、  ずっと確実な路線ではないでしょうか。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1950年代)

■内部的な業務の整備■~どんな分野でも利益をもたらす~

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おはようございます。 快晴の川崎の朝です。 今週は、春の近さを感じる 暖かい一週間になりそうです。 今週もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 継続的で安定的な 雇用を実現するアプローチとしては、 社内の業務を整備して円滑にすることが 容易だとした。 そして、その例をひとつ挙げる。 鉄道事業は、軌道という資産のおかげで 成り立っおり、 その軌道の維持にかける支出は、 軌道を無傷で良好な状態に維持する 必要性からして避けらない。 実務上も、鉄道の軌道を維持する仕事は、 不景気なときほど非常に効率的に、 かつ安い費用でできることがわかった。 「こうした内部的な業務を整備し、  円滑にすることができれば、  それがどんなものでも、  企業にとって相当な収益力を   もたらしてくれるだけでなく、  どんな分野でも利益をもたらしてくれる、  と言えるはずです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1950年代)

■三つの有力なアプローチ■~安定的なオペレーション~

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おはようございます。 今朝も薄曇りの川崎、 昨日はいく分暖かい感じでしたが、 今日は平年並みに寒い一日になりそうです。 良い休日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ P.F.ドラッカー「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」(1950年代) ドラッカーは、 継続的で安定的な雇用を 実現する仕事に取り組む場合に、 三つの有力なアプローチがあるとする。 そして、この三つのアプローチの 筆頭に挙げられるのは、 会社の安定的なオペレーションを 一層強化する試みだと続ける。 この実行方法はいくつかあるが、 同時並行的に実行できる方法として、 社内の業務を整備して円滑にする、 という方法もあるとする。 「どのように応用しても、  これが一番簡単で、  しかも生産的です。  というのも、社内の業務は、  事業や消費者の需要の変動に  あまり影響されないからです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1950年代)

■貢献、能力、知識、スキル■~”働き口の確保”という理由~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝、 所々青空が覗いていますが、 一日曇ったり、晴れたりの様ですね。 土曜日、良い休日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 個人が最も適しているわけではない職場に、 ”働き口の確保”という理由からとどまると、 ①個人的なチャンス、 ②個人が本来できる貢献、 ③個人的な能力、知識、スキル に対して、 どんな危険が生まれるのだろうか、 と問う。 そして、今までは、これらの問題のうち、 ①だけが検討されてきたが、 この問題は、私たちの考え方や手法に 明らかな欠陥があることを示していると続ける。 そして、これからの10年か20年のうちに、 残りの三つの問題が提起している領域が はるかに重要になってくるのではないかと思うとする。 「企業の支払い能力や  その財務の健全性に及ぼす危険が  間違いなく重要であるにもかかわらず、  その一方でこれらの問題には、  この種の危険よりも大きな危険や難題を  もたらす恐れがあるのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1950年代)

■重圧が突きつけている問題■~個人のチャンスと移動の自由~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝、 冷え込みました。 日中もあまり気温は上がらず、 寒い一日になりそうです。 暖かくしてお出かけください。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 雇用を求める重圧が、 技術的、経済的、人的な面で、 企業にとって何が必要なのかを 教えてくれるとした。 そして、こうした重圧が突きつけている問題は、 次の四つにまとめられると続ける。 ・もし雇用が維持されるとすれば、 企業の支払い能力と財務の健全性は、 どのようにして確保し、保持すれば よいのだろうか。 ・安定雇用あるいは収入の安定化は、 生産にどんなインパクトを与えるのだろうか。 ・どのような方法を使えば、 経済の安定化、経済開発、経済発展への 悪影響を避けながら、 安定した雇用が実現できるのだろうか。 ・経済の流動性とそれに伴う個人の流動性に、 どんなインパクトがあるのだろうか。 「個人のチャンスと個人の移動の自由に対して、  どのような影響があるのだろうか。、  もし企業が今抱えている従業員の雇用を  維持することにこだわるなら、  新しい働き口を探そうとする個人の動きに  どんな影響を与えるのか。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1950年代)

■大切な資本資源の集約■~企業にとって何が必要なのか~

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おはようございます。 未明の川崎、快晴の朝です。 概ね晴れ、寒い一日になりそうです。 今日もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 企業内での教育・訓練に 必要な年数が増加すると共に、 これに対する投資は増加し、 個人に与えられている道具や機械などの 資本を上回っていることが多いとする。 そして、このような教育を受けた人たちは、 一度レイオフに追い込まれると 二度と戻ってこないかもしれないため、 企業はこの大切な資本資源を集約して、 ひとつ屋根の下に確保し続けなければならなくなると続ける。 ドラッカーは、結論として、 今日、継続的で安定的な 雇用を求める動きが、 労働組合によって 推進されているようなところでは、 そうした雇用を求める重圧が、 ますます企業の内部から 生まれてくるようになるとする。 「そしてその重圧が、  技術的・経済的な面で、  さらには人的な面で、  企業にとって何が必要なのかを  教えてくれるのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1950年代)

■知識を武器にして働く人たち■~教育・訓練に必要な年数の増加~

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おはようございます。 概ね晴れ模様の川崎の朝です。 昨日は午前中は晴れて暖かでしたが、 午後は陽が陰り、風も強くなり寒くなりました。 今日の日中は、風も止み暖かくなりそうですね。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 雇用の継続と安定に対する 大きな重圧の二番目は、 製造と流通双方の分野で活用されている 現代の生産技術だとした。 そして、企業では、高度な教育を受けた人や、 技術的な仕事、専門的な経営に関連する仕事ができる人たちを 雇用する傾向が強まっていると続ける。 ドラッカーは、 労働力が熟練非熟練にかかわらず 肉体労働者で構成されていた状態から、 知識を武器にして働く人たちが 大部分を占める状態へと 急速に転換している、 とする。 「こうした労働力の実態は、  企業内での教育・訓練に必要な年数が  増加している事実を教えてくれています。  文字通り置き換えの利かない知識、経験そしてスキルが、  労働者の重圧になる傾向が強くなっているのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1950年代)

■現代の生産技術■~”変動費”から”固定費”への変化~

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おはようございます。 この時間で、夜明けの兆しが見える 川崎の朝です。 夜明けが日一日と早まってますね。 三連休は好天が続きませんでしたが、 今日は概ね晴れそうです。 路面凍結、足元に気を付けてお出かけ下さい。 今日もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 雇用の継続と安定に対する三つの大きな重圧。 その二番目は、 製造と流通双方の分野で活用されている 現代の生産技術。 この生産技術に関する工場や店舗への、 大規模な投資が行われることにより、 企業は短期的な需要の変動に 柔軟な対応が難しくなる。 ドラッカーは、 一方企業に働く者は、 生産の規模に関係なく、 生産設備そのものが現実に稼働している限り、 雇用維持の必要な労働者の数は 増加していくのだとする。 「言い換えれば、人件費は今、  急速に”変動費”から”固定費”へと変わっているのです。  最後にそしておそらく長期的に見て、  この状況のもとでは最も重要な要素でしょう。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1950年代)