■雇用面での変動を均す試み■~安定した循環を見越す~

おはようございます。

未明の川崎の朝、
漆黒の空はどうやら厚い雲に
覆われているようです。

今日から明日にかけて雨模様、
乾燥した空気には、嬉しいお湿りになりますね。

今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、
会社の安定的なオペレーションを
強化するもうひとつの方法は、
設備の維持管理などの内部業務を、
っマーケティング業務との
バランとるための手段として
利用することによって、
雇用面での変動を均すよう試みること、
だとする。


たとえば、食肉加工工場における
設備維持管理の仕事を
工場自体の業務上の雇用に余剰が出るときまで
先延ばしにすること、
と続ける。


次に実行すべき路線は、
予測可能な短期の変動に直接立ち向かって、
そうした変動に左右されることなく、
安定した循環を見越しながら
生産を維持する試みとなる。




「これはおそらく、

 個々の企業の視点からすれば、

 生産現場の労働者を

 設備の維持管理の仕事にあたらせたり、

 また元に戻したりするよりも、

 ずっと確実な路線ではないでしょうか。」

~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1950年代)




















































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