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■マネジメントの社会的責任■~事業に対する軽蔑感~

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明けましておめでとうございます。 2014年、本年もよろしくお願いします。 皆様にとって、今日の快晴の空のように、 明るく見通しの良い一年でありますように! ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 社会や社会に住む人々は、産業のあり方によりその成長の質量が左右される。 そして、産業は一つひとつの企業により成り立ち、 さらに企業はそこに働く人々、企業に働く労働者により成り立っている。 つまり、企業は社会的存在であり、そこにに働く人々は、 社会におけるリーダー的役割を持つということだ。 この役割を持つということは、企業はやそこに働く人々は、 自らの企業の持つ課題や領域を超えた責任を持つことを意味する。 事業活動というものは、組織としての仕組みや目的が明確でなければ、 部外者の目にはそれが、不純な動機による軽蔑すべきものに見える。 なので、企業が何を目的として何を行っているかを社会に理解させる責任を持つ。 さもなければ、社会の人々は、 ”人間的な心さえ捨てれば誰でも勝てるという博打的な事業に対する軽蔑感” を持つこととなる。 企業の役割には二つの側面がある。 一つは経営管理的な側面で、 もう一つは、経済的機能を扱う企業家的な側面である。 経営管理的側面は、人間組織を計画し、構築し、方向づけるという マネジメントの体系化により発展してきた。 しかし、ドラッカーは、一方の企業家的な側面は体系化が なされないままになっているとする。 「マネジメントの最大の社会的責任は、  一般人、すなわち企業の外にあって企業について  何も知らない教育ある人たちが、  企業は何を行い、何を行うことができ、  何を行うべきでめるかを理解できるようにすることである。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(終章 コミットメント)     

■体系的、目的的、組織的に遂行する■~経済的課題へのコミットメント~

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すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中 おはようございます。 2013年の大みそか、今日も快晴の川崎です。 最後まで様々なことが起こった、今年も今日限り。 新たな歳は今日の空のように、見渡しの良い年になればいいですね。 一年間のコミュニケーションありがとうございました。 2014年が皆様に良い年でありますように! ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 知識労働者に必要なコミットメント、三つ目。 働く人たちは、一人ひとりが経営幹部として行動する必要がある。 そのためには、自分自身の役割と仕事そして組織全体の経済的成果をあげるための行動を、 仕組みを作って、目標と基準を明確にし、組織として行うことが重要である。 「自らの職務と仕事、および企業全体としての経済的課題を、  体系的、目的的、組織的に遂行するコミットメント。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(終章 コミットメント)     

■成果へのコミットメント■~仕事や技能や技術ではない~

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すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中 おはようございます。 気持ちよく朝日が昇ってきました。 昨日の東京は、初氷、気温が初めて零下となった。 寒かった、今日も変わらず寒い模様、十分な防寒を。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、知識労働者には、三つのコミットメントが必要とした。 ●自らの知識と努力をして経済的な成果に貢献させるコミットメント。 知識労働者、つまり現在の働く人たちは、仕事を一生懸命やった、 沢山の時間働いた、新しい技術を習得した、色々なツールをうまく使える、 だけではいけない。 それが成果を生み出し、目的達成に貢献するものでなければならない。 「知識労働者たる者は、  仕事や技能や技術ではなく  貢献に焦点を合わせなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(終章 コミットメント)     

■社会における経済的機能■~知識が中心の資源となった。~

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すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中 おはようございます。 朝日がまぶしい快晴の川崎の朝です。 大掃除だ! ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 現代の社会においては、企業が行う経済上の意思決定が 全体経済の水準や方向性、道筋が決定される。 そしてそれは、大企業のみならず、中小企業においても同様に 経済的な課題と意思決定のための体系的な取り組みが 日常のものとして求められている。 このことは、そこに働く知識労働者のすべてが、 この取り組みを行わなければならないことを意味する。 ”知識が中心の資源となった今日においては、トップだけで成功をもたらすことはできない。” この知識労働者には、次の三つのコミットメントを果たさなければならない。 ●自らの知識と努力をして経済的な成果に貢献させるコミットメント。 ●集中するコミットメント。 ●自らの職務と仕事、および企業全体としての経済的課題を、体系的、目的的、組織的に遂行するコミットメント。 「そこに働く知識労働者は、  すべて企業家として行動しなければならない。  知識が中心の資源となった今日においては、  トップだけで成功をもたらすことはできない。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(終章 コミットメント)     

■真に力のある管理手段■~人によって実現される。~

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すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中 おはようございます。 まだ薄暗い川崎の朝。 いよいよ仕事納め、さぁー来年の準備!準備! ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 業績をあげるための三つの能力 その③一人ひとりの人間の職務と組織の精神の中心に、業績を据える。 ドラッカーは、職務の重点を貢献と業績に置かなければならないとした。 そして、組織において”真に力のある唯一の管理の手段”は、 人事の意思決定、特に昇進の決定であるとする。 重要なことは、組織の一人ひとりに経済的な業績への意欲を浸透させることで、 そのためには鼓舞が必要である。 なので、最も重要な地位への人事配置は、次の点を重視する必要がある。 ●企業の目標と成果に関する貢献実績 ●経済的な課題についての貢献実績 ●一つの技能や技術ではなく企業全体のために働く意欲 この章の最後にドラッカーは次の言葉を投げる。 ”計画を立て、詳細を定め、具体化を図り、成果をあげるのは、一人ひとりの経営幹部である。  経済的な成果は、景気のよしあしによってもたらされるのではない。人によって実現されるのである。” 「多様な人から成る組織の中に、  事業において業績をあげることを浸透させることは容易ではない。  だがそれは欠くべからざることである。  業績をあげるための万能の方策はない。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第14章 業績をあげる)     

■責任をもつべき仕事■~焦点のはっきりした行動計画~

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すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中 おはようございます。 ほのかに明るい川崎の朝。 クリスマスイブですね、ホワイトクリスマスならず、冷え込んだ一日になりそうです。 呑みすぎで、電車の寝過ごし注意! ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 業績をあげるための三つの能力 その①仕事を計画する 目標設定の次に行うこと。 ●必要な活動を検討し、評価する。 ●割り当てるべき資源を選択する。 ●活動を具体的な仕事として誰かに割り当てる。 ●仕事には成果あげるべき責任者を決める。 ●仕事に期限を定める。 「知識労働には、分析や方向づけ、  焦点のはっきりした行動計画が必要である。  通常、機械を使う者が何をすべきかは明確にして単純である。  しかし机で仕事をしている営業部長は、  何でもすることができる一方、何もしていないかもしれない。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第14章 業績をあげる)     

■仕事を計画する■~もてあそばれる仕事にすぎない。~

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すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中 おはようございます。 連休3日目の川崎の朝、曇り空が一層の寒さを感じさせます。 昨日は冬至、ってことは今日から日が伸び始めるんですね。 王将の社長が射殺された。 九州でも拳銃による殺人、茨城では女子高生によるナイフによる殺人未遂 香川でも殺傷事件。 一昔前は、年の瀬には、年越しの金ほしさによる泥棒が多いといわれたものだが、 なんとも殺伐としてそら恐ろしい。 王将の大東社長の殺人犯はプロの仕業との声も多いが、 起きてはならないこと、解明、逮捕が急がれる。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 業績をあげるための三つの能力 その①仕事を計画する  業績をあげるための計画の基礎となるものは、 事業の定義や目標、卓越性、優先順位、戦略についての意思決定である。 その意思決定から、まづ、次の目標を明確にしなければならない。 ●いかなる成果が必要か あげるべき成果、目標となる成果である。 ●どこで必要か 成果をあげる領域である。 ●いつまでに必要か 期限が必要である。 「あげるべき成果を誰かが責任をもつべき仕事としなければならない。  そしてこの仕事の割り当てが意味をもつためには期限を定めなければならない。  期限のない仕事は割り当てられた仕事ではなく、もてあそばれる仕事にすぎない。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第14章 業績をあげる)     

■業績をあげる■~三つのマネジメント能力~

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すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中 おはようございます。 今日も快晴、連休を楽しんでますか? ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは業績をあげるためには次の三つのマネジメント能力が必要とする。 ●計画を、特定の人間が責任をもつべき仕事に具体化する。  ⇒具体的な個々の仕事のための統合された全社的な計画が必要。     「いかなる成果が必要か。どこで必要か。いつまでに必要か」。 ●計画を、日常の仕事に具体化する。  ⇒いかなる資源、特にいかなる人材が必要であり、どこからそれらの資源を待ってくるかを明らかにしていなければならない。 ●一人ひとりの人間の職務と組織の精神の中心に、業績を据える。  ⇒職務の重点を貢献と業績に置き、それらの貢献を行った人たちに報いなければならない。 「一人ひとりの人間の職務と組織の精神の中心に、業績を据える。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第14章 業績をあげる)     

■組織構造と戦略■~組織は戦略に従う~

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すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中 おはようございます。 空の隅に雲が少し残る川崎の朝、快晴です。 昨日ついに首都圏でも初雪が降りました。 とはいっても、みぞれなので、積雪はなかったようですね。 いずれにせよ10日位早い降雪だったようで、 このまま寒い年越しでしょうか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、組織の構造は、事業の定義、卓越性の定義、優先順位の決定に 焦点を合わせたものでなければならないとする。 そして、事業が変化した時には、それに応じての再検討が必要となる。 ドラッカーは第13章の最後に、戦略計画を策定する際には、 次の4つの領域に関してマネジメントが徹底的に検討しなければならないと総括する。 ●機会とリスク ●事業の範囲 ●財務的な戦略 ●組織構造 「正しい組織が成果を約束してくれるわけではない。  しかし、間違った構造は成果を生まず、最高の努力を無駄にする。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第13章 事業戦略と経営計画)     

■マネジメントなき財務的操作は不毛■~金を使っただけに終わる。~

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すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中 おはようございます。 未明の川崎の朝、荒れ気味の天気の金曜日です。 お気を付け下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬  買収、合併、売却等の財務的な手段の利用は、 容易ではなく成功も困難だ。 なぜならこれらは、何年も時間がかかる成長プロセスを、 一回の財務的取引で集約取得しようとすることであり、 時間を節約することとなる。 そして、合併には、自力での成長と同様の問題、 人に関わる問題と、人と人の関係に関わる問題をもたらす。 これらの問題も集約して発生する。 また買収には、最初から完金に適合したものはなく、 必ず何らかの調整が必要となる。 したがって、これら財務的な手段には、自力で成長してきた場合よりも、 優れたマネジメントと困難な意思決定への意欲を必要とする。 「財務的な手段は、それをマネジメントに従属させることによってのみ  成功させることができる。  さもなければ、結局は何も買えずに金を使っただけに終わる。  時間など買えるわけがない。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第13章 事業戦略と経営計画)     

■適正規模との格差解消■~互いに貢献し合う関係~

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すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中 おはようございます。 未明の川崎の朝、雨はあがったようですが、路面は濡れています。 別に待ちわびている訳ではありませんが、初雪ならず。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬  ドラッカーは、事業の成功にマネジメントが対応しきれない場合の唯一の救済策が 売却という外科措置であるとした。 一方、成長のための資源を持たない場合の戦略が、買収と合併である。 適正な資源を持たない企業が必要な規模を獲得するには、 ほかの企業を買収するか、ほかの企業によって買収されるか、 あるいは、同様の適正規模以下の企業と合併することが必要となる。 合弁は、それぞれのパートナーが持つ独自の強みで互いに貢献し合うことになる。 「直ちに必要な規模を獲得するには、ほかの企業を買収するか、  ほかの企業によって買収されるかしか方法がない。  あるいは、ほかの同じように適正規模以下の企業と  合併することによって、適正な規模に適するより方法がない。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第13章 事業戦略と経営計画)     

■自ら築くか、外から買うか■~売却という外科措置~

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すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中 おはようございます。 未明の川崎の朝、今日の東京地方は下り坂の天気模様。 果たして初雪となるのか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 事業の成長は内部の知識や技術、能力によってもたらされるので、時間がかかる。 場合によっては、その時間を待てない場合がある。 しかし、知識や技術や事業は金で買うことができる。 売却、買収、合併、合弁がその戦略である。 ●売却 【CASE】 それまでIBMの事業は機械装置全般であったが、 電子技術を中核に移行したため、 タイムレコーダーを単なる機械装置と位置付け事業を売却した。 【CASE】一人の有能な人間によって創立され、 かなりの規模に成長した事業は、 その創立者の意図と異なる段階まで成長してしまえば、 マネジメントが対応困難となる。  ドラッカーは、このような原因で成長が止まった企業にとって、 唯一の救済策が売却という外科措置であるとする。 「事業の成長は主として内部からもたらされる。  したがって時間がかかる。しかし時間はある程度まで金で買える。  すなわち事業は自前で築かずとも買うことができる。  時間ばかりでなく知識も、なければ金に頼るしかない。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第13章 事業戦略と経営計画)     

■川下や川上への統合■~硬直性という代償が伴う。~

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すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中 おはようございます。 未明の川崎の朝、5度を上回る気温で、寒さはそこそこですが、 暗さが寒さを誘います。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 多角化と集中化のバランスは、知識や企業の持つ卓越性に 変化があった際にも再検討しなければならない。 この際、その手段として統合が行われる。 統合には大きく分けて2種類ある。 川下統合と川上統合で、原材料、製品、流通、市場、顧客等の バリューチェーンを川に例え、上流から下流に向くことを川下統合、 逆を川上統合と呼ぶ。 ●川下統合 事業の範囲を市場に向けて伸ばすことで、多角化を意味する。  【CASE】自動車会社が販売店を吸収することや、      食品メーカーがレストランや小売業を展開することなど。 ●川上統合 市場から生産、あるいは生産から原材料への統合で、専門化を意味する。  【CASE】自動車会社が製造部品メーカーを吸収することや、      食品メーカーが自家農園を運営することなど。 ドラッカーは、これらの統合のリスクも大きいので、 大きな成果をもたらすものでなければならないとする。 「二足す二は、少なくとも五にならなければならない。  そして、市場や知識、製品やプロセスにおける変化によってもたらされるリスクは、  事業にとって負えるリスクでなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第13章 事業戦略と経営計画)     

■資源間のアンバランス■~専門化・多角化・統合~

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すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中 おはようございます。 やっと明るくなった、川崎の朝です。 昨日の東京の初霜は例年より5日早く、今週半ばには初雪も予想される。 早く寒い冬になりそうですね。 マスク姿も増えてます、気をつけましょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 企業は、多角化と集中化のバランスをとらなければならない。 多角化と集中化のアンバランスは資源間のアンバランスを招く。 ドラッカーは、その解決策は、いっそうの多角化を図るか、 専門化の重点を変えることであるとする。 経済発展の初期の段階では、事業の育成とマネジメント という知識において専門化する。 しかし成熟期に達すると、技術やマーケティングに関わる 専門知識が決定的に重要となる。 「企業は、製品や市場や最終用途において多角化し、  基礎的な知識において高度に集中化しなければならない。  あるいは、知識において多角化し、  製品や市場や最終用途において高度に集中化しなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第13章 事業戦略と経営計画)     

■企業には核が必要である。■~専門化と多角化のバランス~

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すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中 おはようございます。 今日も快晴、東京では初霜が降りました。 今年も残すところ半月、そろそろ一年の整理を始めますか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 企業には中核となるべき事業があり、 そこには専門的知識が必要である。 つまり専門化の必要性である。 そして、成果がその専門化から得られるものであれば、 専門化可能なものを推進しなければならない。 この専門化と多角化のバランスが、事業の範囲を規定する。 【多様化】 例えば、印刷会社が、3D印刷技術を、 医療分野や建設設計分野などに展開すること。 【専門化】 例えば、板金会社が、アルミ、チタンなどの板金技術により、 宇宙産業に特化すること。 「企業は、意味ある意思決定を行うための核となるべき  一つの領域をもたなければならない。  核となるものが存在しなければ、  企業の中に共通語がなくなる。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第13章 事業戦略と経営計画)     

■リスクを負わないことによるリスク■~大きな利益を得るもの~

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おはようございます。 快晴、今期一番の冷え込みです。 体を動かすのに、絶好の天候です。 週末をお楽しみ下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ■リスクを負わないことによるリスク■~大きな利益を得るもの~ リスクは、大きさと性格によって四つに分類できる。 その④リスクを負わないことによるリスク リスクを負ってもやらなければならないことを やらないことによって発生するリスク。 ふられることを怖がっていては、恋愛はできない。 ふられるというリスクを負ってこそ、彼女を射止めることができる。 【CASE】 富士フィルムは、アナログカメラからデジタルカメラへのシフトという流れの中で、 自らデジタルカメラの販売に踏み切った。 このことは、それまでのメイン製品であったアナログフィルムの消滅を意味する。 しかし、デジタル化の流れは止められないため、アナログフィルムにこだわっていては 企業としての存続が危うくなることは火を見るより明らかであった。 リスクを負った大胆な事業転換である。 選択しようとする機会が、リスクを取るに値する正しい機会であるかどうかは明確には分らない。 しかし、ドラッカーは次のとおり必要条件は分るとする。 ・リスクを小さくすることではなく、機会を大きくすることに焦点を合わせる。 ・大きな機会は、一括して体系的にそれぞれの特性を中心に検討する。 ・事業に合致する機会とリスクを選択する。 ・改善のための易しい機会と、事業の性格を変えるような長期的で難しい機会とのバランスをとる。 「リスクを小さくすることではなく、  機会を大きくすることに焦点を合わせる。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第13章 事業戦略と経営計画) すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中      Amazon.co.jp ウィジェット

■負えないリスク■~成功を利用できないリスク~

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おはようございます。 今日も晴天。 あわただしい年の瀬、頑張って乗り切りましょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ リスクは、大きさと性格によって四つに分類できる。 その③負えないリスク  負えないリスクには二つの種類がある。 ひとつは、発生したら回復不能になるようなリスク。 博打である。 もう一つは、見事に事業が立ち上がったのは良いが、 運用するための資金やノウハウがないために事業継続ができなくなるというリスク。 例えば、クイズに応募して、見事スーパーカー、フェラーリが当たったのは良いが 燃費が悪いためガソリン代が払えないので、喜べない。。。 「新事業への着手にあたっては、  成功を利用できるか、  小さな成功を大事業に発展させるための資金を調達できるか、  必要となる技術やマーケティングの能力はあるか、  それとも誰かのために機会をつくるだけか、  を問わなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第13章 事業戦略と経営計画)     

■三つの機会■~付加的・補完的・革新的機会~

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おはようございます。 薄明かりの川崎の朝、さほどの寒さは感じません。 週末、そろそろ大掃除の準備でしょうか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 機会には、以下の三つがある。 ▲付加的機会 既存の資源をさらに活用するための機会 ▲補完的機会 事業の定義を変える機会 ▲革新的機会 事業の基本的な性格と能力を変える機会 「いかなる機会を追求できるかは、  事業の経済的な分析から出てくる。  それらの機会を全体として検討し分類しなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第13章 事業戦略と経営計画)     

■戦略的に意思決定すべき四つの領域■~正しい機会と正しいリスク~

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おはようございます。 昨日はフェースブック高橋の会東京チームの忘年会でした。 高橋という名のもとに生まれたというだけで集まった人たち。 気軽に、楽しく交流できました。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、経営計画においては、 次の四つのことを戦略的に意思決定しなければならないとする。 ①追求する機会、進んで受け入れるリスク、 受け入れることのできるリスク。 ②事業の範囲と構造 (特に専門化、多角化、統合のバランス)。 ③目標を達成に必要な時間と資金、新事業あり方 (設立、買収、合併、合弁とのバランス)。 ④経済情勢、機会、成果達成のための計画に適合した組織構造。 そして、事業においては、リスクを最小にすべきだが、 リスク回避ばかりを考えていると、 最大にして最も不合理なリスクである、 無為のリスクを負うことになる。 なにごとも行わないというリスクである。 不確定な事業に取り組むことには、 当然のごとくリスクは付きまとうので、 リスクは行動に対する制約であるとの 認識を持つ必要があるのだ。 「リスクの有無を行動の基盤としてはならない。  リスクは行動に対する制約にすぎない。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第13章 事業戦略と経営計画)     

■優先順位と劣後順位■~機会は手段よりも多い。~

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おはようございます。 特定秘密保護法案の政府の取り扱いの酷さが顕著になっている。 国民の声を聞いたという事実作りのための公聴会を今日にも開催するという。 政府としては、採決を決めた上での公聴会である。 国民をばかにしているとしか言えない。 野党も抗議行動などを行っているものの有効性がなく、 野党責任を問われなければならないだろうし、 この状況を選んだ有権者の結果責任も認識しなければならない。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 事業機会を発見したとしても、自社の持つ資源には限界があるため、 そのすべてを実行することはできない。 なので、優先順位付けが重要となる。 優先順位の決定で重要なことは、目前の確実な小さな機会は犠牲にしても、 未来の大きな機会に第一級の人材を配置すること。 そして、さらに重要なことは、決定したことは断固行わなければならないこと。 重い意思決定は誰も進んで行いたくはない。 しかしそれを回避するということは、 成長はおろか事業継続自体を危うくする。 間違いであっても、リスクに向き合い意思決定を行う方が害は少ない。 「優先順位の決定が、よき意図を成果をあげるコミットメントヘと、  洞察を行動へと具体化する。  優先順位の決定がマネジメントの視点と真摯さを語る。  そして優先順位の決定が、基本的な行動と戦略を規定する。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第12章 意思決定)