■戦略的に意思決定すべき四つの領域■~正しい機会と正しいリスク~

おはようございます。

昨日はフェースブック高橋の会東京チームの忘年会でした。
高橋という名のもとに生まれたというだけで集まった人たち。

気軽に、楽しく交流できました。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


ドラッカーは、経営計画においては、
次の四つのことを戦略的に意思決定しなければならないとする。

①追求する機会、進んで受け入れるリスク、
受け入れることのできるリスク。
②事業の範囲と構造
(特に専門化、多角化、統合のバランス)。
③目標を達成に必要な時間と資金、新事業あり方
(設立、買収、合併、合弁とのバランス)。
④経済情勢、機会、成果達成のための計画に適合した組織構造。

そして、事業においては、リスクを最小にすべきだが、
リスク回避ばかりを考えていると、
最大にして最も不合理なリスクである、
無為のリスクを負うことになる。
なにごとも行わないというリスクである。

不確定な事業に取り組むことには、
当然のごとくリスクは付きまとうので、
リスクは行動に対する制約であるとの
認識を持つ必要があるのだ。


「リスクの有無を行動の基盤としてはならない。

 リスクは行動に対する制約にすぎない。」

~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第13章 事業戦略と経営計画)

   

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