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■新しい知識や技能■~学校で勉強し直す必要~

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おはようございます。 一週間ぶりの日本、あっという間でした。 さぁ明日からは仕事、頑張ろう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 従業員は理論的にはその対象を理解していても、 実践したわけではないので、 必要なのは学校に戻ることではなく、 もっと実践を積むことだ、 とした。 この講義の最後に、従業員が新しい知識や 技能を身につけなければならない領域が 存在することについての話を続ける。 それらは学校で勉強し直す必要があるが、 この場合、誰の費用負担になるのかは 簡単に決まるとする。 もしそれが仕事に関連しているなら、 経営者が立て替えなければならないが、 非営利組織の最大の弱みは、 組織がこの種の費用を立て替えないことだとする。 「彼らは、職員が新たに知識や技能を  身につけることに対して、  大きな抵抗感があるのです。  これはバカげた話です。  非常に近視眼的な姿勢で、  何の節約にもなりません。  それどころか、立て替えなければ先々、  結局は高くつくのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1980年代 ■知識の講義皿)

■必要なのは実践を積むこと■~従業員は衰えていく一方~

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おはようございます。 スペイン7日目、今日スペインを経ちます。 バルセロナ発、 マドリッドを経由し、 明朝成田着。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 従業員に向かって、 どんなことを勉強し、 何を向上させ、 何を変える必要があると思うか、 とたずねるのも効果がある、 とした。 そして、従業員にとっては 実践が必要なことも いろいろあると続ける。 つまり、彼らは理論的には その対象を理解していても、 それを実践したわけではないので、 必要なのは学校に戻ることではなく、 もっと実践を積むことだとする。 しかし、従業員が何かを徹底的に 勉強しなければならないようなケースもあるとする。 「また、彼らがあるテーマを勉強してから  長い時間がたってしまっている場合が  あるかもしれません。  もう一度、昔の原価計算の  教科書を引っ張り出すのが  よい場合もあるでしょう。  従業員は衰えていく一方なのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1980年代 ■知識の講義皿)

■モチベーションを喪失させる方法■~実力のない人を許容すること~

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おはようございます。 マドリッド2日目。 今日のテーマはプラド美術館のゴヤと トレド。 トレドは「もしスペインに1日しか滞在しないなら、迷わずトレドへ行け」 という格言があるとのこと。 いかほどか。。 -------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 その気になれば、 この教室をモチベーション関連の書物で 一杯にできるし、 それでもまだ教室に入りきらない書物の数は、 おそらく五万冊にものぼるだろうとする。 そして、問題なのは、 私たちが従業員のモチベーションを 高める方法を理解していないことだ、 と続ける。 これが、モチベーション関連の書物が 次々に出版される理由にもなっているのだが、 その反面、私たちはモチベーションを 喪失させる方法ならいくらでも知っているとする。 「モチベーションを喪失させるには、  従業員の報酬の対象になっている仕事への取り組みを  難しくすればよいのです。  別の方法もあります。  それは、実力のない人を許容することです。  実力のない人は堕落していくものです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1980年代 ■知識の講義皿)