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■どのような貢献ができるか■~間違った目標の設定~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝。 日中はいくらか日が差すんでしょうか。 日陰は涼しく、日向は暑い、 本格的な秋への移ろいか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 【ある出版部長の退職】 ある公立研究所の出版部長が退職した後、 主たる読者だった外部の科学者たちは読まなくなった。 あるときその一人の科学者が、研究所長に 前部長はわれわれのために書いてくれたが、 新部長はわれわれに向けて書いているといった。 前部長は、広報誌の価値は、 われわれが気に入ることではなく、 外の科学者が何人研究所に入ってくれるかであり、 彼らがいかに優秀であるかにあるとした。 「『どのような貢献ができるか』を自問しなければ、  目標を低く設定してしまうばかりでなく、  間違った目標を設定する。  何よりも、自ら行うべき貢献を狭く設定する。」 ~『プロフェッショナルの条件』(Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)

■成果が存在する唯一の場所■~仕事の仕方が大きく変わる~

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おはようございます。 真っ青な空、秋晴れの川崎の朝。 御嶽山の噴火での被害の実態が段々見えてきた。 現時点で、4人死亡27人心肺停止という惨事となっている。 休火山がいつ活動を始めるかは 現在の気象学では予測できない。 自分自身で気を付けるしかない。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 貢献を考えるということは、自分自身のことだけではなく 組織全体のことを考えるということを意味する。 そして、組織は外の世界にのみ成果を生み出すことができる。 なので、貢献に焦点を合わせることは、 市場や顧客などの外の世界に焦点を合わせることになる。 組織が行う事業の究極の目的である顧客や市場の観点から、 ものごとを考えざるをえなくなる。 ”その結果、仕事や仕事の仕方が大きく変わっていく。” 「貢献に焦点を合わせることによって、  専門分野や限定された技能や部門に対してではなく、  組織全体の成果に注意を向けるようになる。  成果が存在する唯一の場所である  外の世界に注意を向けるようになる。」 ~『プロフェッショナルの条件』(Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)

■貢献に焦点を合わせ、結果に責任をもつ者■~組織全体の業績~

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おはようございます。 快晴の川崎の朝。 秋晴れの行楽日和、そんな中御嶽山が噴火した。 未だ全容は不明だが、多くのが方が被害を受けた模様。 気象庁は、注意警告を出せる事前情報は把握していなかった。 自然現象は、人知を超えている。 その仕組みは、ほとんど解明されていないということを改めて示している。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、貢献に焦点を合わせることの重要性について続ける。 【あるコンサルタントの例】 新しい客と仕事をするときに、 「ところで、あなたは何をされていますか」 と必ず尋ねる。 その回答の多くは、 「経理部長です」「販売の責任者です」「部下が850人います」 などと答える。 ドラッカーは、貢献に焦点を合わせる者の回答は 次のとおりであるべきとする。  ●「他の経営管理者たちが正しい決定を下せるよう情報を提供しています」  ●「客が将来必要とする製品を考えています」  ●「社長が行うことになる意思決定について考え、準備しています」 しかし、このように応える者は、きわめて稀だという。 「肩書や地位がいかに高くとも、  権限に焦点を合わせる者は、  自らが単に誰かの部下であることを  告白しているにすぎない。  これに対し、いかに若い新人りであろうと、  貢献に焦点を合わせ、結果に責任をもつ者は、  もっとも厳格な意味においてトップマネジメントである。」 ~『プロフェッショナルの条件』(Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)

■権限に焦点を合わせてはならない■~目標に目を向ける~

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おはようございます。 雲の合間に青空が見える川崎の朝。 今日は秋晴れのさわやかな気候になりそうです。 運動会日和ですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 成果をあげるためには、 貢献に焦点を合わせなければならない。 今目の前にある仕事から顔をあげ、 本来あるべき目標に目を向けなければならない。 問うべきは 「組織の成果に影響を与える貢献は何か」 である。 そして、その貢献こそが自らの責任であり、 そこを中心に据えなければならない。 しかし、ほとんどの人は、 下のほうに焦点を合わせたがる。 成果ではなく、 組織や上司が自分にしてくれるべきことや、 自らが持つべき権限ばかりを気にする。 その結果、本当の成果をあげられない。 「貢献に焦点を合わせることこそ、  成果をあげる鍵である。  仕事の内容、水準、影響力において、  あるいは、上司、同僚、部下との関係において、  さらには会議や報告など日常の業務において、  成果をあげる鍵である。」 ~『プロフェッショナルの条件』(Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)

■成果をあげることは習慣■~七歳の子供でも理解できる。~

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おはようございます。 まだ雲の多い川崎の朝。 日中は秋晴れになりそうです。 日立が年功序列を廃止する。 日本の伝統的な雇用制度、終身雇用と年功序列。 グローバル化の中で社員と企業の競争力を高めようとする狙いだ。 日本人の持つ、社会観、組織への依存観は独特だ。 そんな中で、日立というマンモス企業で、 いわば制度におけるイノベーションを達成するには 困難も多いことだろう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、成果をあげることは 一つの習慣であるとした。 そしてそれは、七歳の子供でも理解できるほど 単純なことであるとする。 掛け算の九九は誰しも、「六、六、三六」と うわ言のように繰り返し口にすることにより憶えた。 そして、何も考えずに反射的に 口から出るように身につかなければならない。 ドラッカーは、小さいころ、 ピアノの先生に次の様に言われた。 「君はモーツァルトのように弾けるようにはならない。 でも音階はモーツァルトのように弾かなければならない」 モーツァルトでさえ、練習に練習を重ねなかったならば、 あのように弾けるようにはならなかった。 いかえれば、モーツアルトに成れないとしても、 上手なピアニストになるためには、 音階が弾ければよい。 ドラッカーは、この言葉は、ピアニストのみならず、 あらゆる仕事に当てはまるとする。 「どんな分野でも、  普通の人であれば並の能力は身につけられる。  卓越することはできないかもしれない。  卓越するには、  特別の才能が必要だからである。  だが、成果をあげるには、  成果をあげるための並の能力で十分である。」 ~『プロフェッショナルの条件』(Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■習慣的な能力は単純である。■~常に修得に努める~

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おはようございます。 雨が降り続き、まだ暗い川崎の朝です。 「チンする」という言葉を、 国民の9割が日常的に使っているという。 短縮する、面白くするなどへの対応がしやすいという 日本語のもつ多様性や造語力を示している。 中には10代以外ではほとんど理解できない 「ディスる」などもある。 見てみると、「る」「する」を付けて 動詞として使う言葉が多いことが分かる。 いずれにせよ、こまめな表現方法が 増えることは良いことでしょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、成果をあげる人は千差万別とした。 しかし、彼らに共通していることがある。 それは、自らの能力や存在を成果に結びつけるうえで 必要とされる習慣的な力をもっていることである。 たとえ知能や勤勉さ、想像力や知識がいかに優れようと、 この習慣的な力に欠ける人は成果をあげることができなかった。 つまり、成果をあげることは一つの習慣なのだ。 「習慣的な能力の集積である。  そして習慣的な能力は、  常に修得に努めることが必要である。  習慣的な能力は単純である。  あきれるほどに単純である。」 ~『プロフェッショナルの条件』(Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■成果をあげない人との区別■~タイプは千差万別~

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おはようございます。 秋晴れの川崎の朝。 しかし日本海には台風が接近中、 通過する地方の皆さんはお気を付けください。 今日は虎の門ヒルズで行われる、 「TOKYOイノベーションリーダーズサミット」 に我が社のビジネスを展示する。 目立つ演出を仕込んでいる、反応が楽しみだ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 成果をあげる人は、千差万別である。 さらにドラッカーは、出会った人たちの例を挙げる。 いかにもリーダーといわれる目立つ人、 存在自体が薄い人、特色のない人、 学者肌の人、ほとんど文字を読めない人、 幅広い関心をもつ人、狭い領域以外のことに関心をもたない人、 自己中心的な人、心の広い人、仕事に生きている人、 仕事以外のことに大きな関心をもつ人など。。。。。 そして、論理や分析力を使う人もいれば、 知覚や直感に頼る人もおり、 簡単に意思決定をする人もいれば、 何かをするたびに悩む人もいた。 成果をあげない人も同様に千差万別で、 ドラッカーは、成果をあげる人との 見極めができないとする。 「つまり、成果をあげる人もまた、  医者や高校の教師やバイオリニストと同じように千差万別である。  彼らは、成果をあげられない人と同じように千差万別である。  しかも成果をあげる人は、タイプや個性や才能の面では、  成果をあげない人とまったく区別がつかない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■習得できる能力■~成果をあげる人間のタイプ~

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おはようございます。 薄雲がところどころに浮かぶ明るい川崎の朝。 行楽日和の秋分の日になりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、成果をあげる能力は習得できるとし、 その際次のことを問わなければならないとする。 ●その能力は何から成り立つか ●具体的に何を修得すべきか ●修得の方法はいかなるものか ●その能力は知識か。知識として体系的に修得できるか ●徒弟的に、修業によってのみ修得できるのか。   基本の繰り返しによってのみ修得できるのか さらにドラッカーは、成果をあげる人間のタイプ というものは存在しないとし、 これまで様々なタイプを見てきたとする。 外向的、内向的、病的なほどに恥ずかしがり屋 過激な人、痛ましいほど順応的な人、 太った人、やせた人、心配性、気楽な人、 酒飲み、酒嫌い、魅力的な人、冷凍した鯖のように冷たい人 「私が知っている成果をあげる人たちは、  その気性や能力、仕事や仕事の方法、  性格や知識や関心において千差万別だった。  共通点は、なすべきことをなし遂げる能力を  もっていたことだけだった。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■成果能力は天賦の才ではない。■~組織に基盤をもつ文明~

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曇り空の川崎の朝。 日中は秋晴れになりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 成果をあげる能力に恵まれた若者を早く発見し、 育てなければならないとした。 だがそのような方法では、 社会に存在する組織が必要とする人材を確保することは困難である。 天才と呼ばれる人材だけが成果をあげられるとすると、 社会は、脆弱となる。 「成果をあげる能力が天賦の才であるならば、  今日の文明は、維持不能とまではいかなくとも、  きわめて脆弱となる。  なぜならば、今日のような組織に基盤をもつ文明は、  なにがしかの成果をあげる能力をもつ人を  大量に必要とするからである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■一つの専門分野に優れた人■~能力を発揮させる方法~

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秋空が明るい川崎の朝。 昨日は、会社で、経営についての自主勉強会、 今日は外歩きの一日にしよう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織は、あらゆる分野に優れた人たちを、 経営資源として雇い入れることを当てにできない。 そうであれば、その制約された資源で いかに成果を上げるかについての方法こそが重要となる。 成果をあげる能力は、当然のごとく組織にとって重要であるが、 個人にとっても、さらに重要である。 ”成果と貢献と自己実現を図る鍵”なのである。 したがって、成果をあげる能力が、 モーツアルトやピカソのように 持って生まれた才能であるならば、 組織や個人にとって絶望的な状況と言わざるを得ない。 そのような偉大な才能を持った人は まれにしか存在しないからだ。 なので、ドラッカーは、 成果をあげる能力に恵まれた若者を早く発見し、 育てなければならないとする。 「われわれに必要なものは、  専門分野の一つに優れた人を、  いかに活用するかを知ることである。  すなわち、彼らの能力を発揮させる方法を知ることである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■万能の専門家は不要■~あらゆる分野ついての理解~

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おはようございます。 すっきりしない曇り空の川崎の朝です。 スコットランド独立のための国民投票で、 現状継続が決まった。 ユニオンジャックから青地が 消えるイメージが持てなかったが、 ひとまずスッキリ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 経営管理者育成プログラムは、 会計、人事、マーケティング、経営分析、心理学、 自然科学等に関する高度の知識、 さらには最新技術の動向、グローバル経済、 政治の動き等あらゆる分野ついての理解を要求する。 だが専門学者でさえ、 それらの分野の一部に特化した知識しか持たず、 全体については素人並みの知識しかもたない。 税理士は、心理学について詳しく知る必要はなく、 エンジニアは、新製品の販売促進について 詳しく知る必要はない。 しかしそれらの分野が、 ”いかなる分野であり、なぜ必要であり、 何をしようとするものなのか” については知らなければならない。 万能の専門家を求めようとしても、 そのようなスーパーマンは存在しない。 「泌尿器科の一流の専門家であるためには、  精神医学に精通する必要はない。  しかし、精神医学がいかなるものであるかは  知っておいたほうがよい。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■強みをもとに仕事を行う■~能力の飛躍的な増大ではない。~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝。 あっという間に金曜日、早い一週間。 秋の気配も深まってきたが、 台風が近づいている。 進路の方々は注意して下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ われわれにできることは、 一つの分野に優れた能力をもっているが、 他の分野については並みの能力しかもたない人を 組織に入れられるだけである。 したがってわれわれは、 その人たちが、強みをもとに仕事を行えるように、 組織をつくらなければならない。 「仕事ぶりの向上は、  人間の能力の飛躍的な増大ではなく、  仕事の方法の改善によって図らなければならない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■成果を大幅に改善する方法■~豊富にいるのは無能な人~

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おはようございます。 曇り空の暗い、川崎の朝。 日中は晴れ間が広がり、 秋らしくなりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、仕事や成果を大幅に改善するための方法は、 成果をあげるための能力を向上させることであるとする。 しかし、優れた能力や、知識を持った人を雇ったとしても、 大幅な期待をすることはできない。 経営管理者に関する本は、万能の人間を描く。 分析においても、意思決定においても、非凡な才能を持ち、 同時に、人との協働に長け、組織や力関係を熟知し、 計数に明るく、芸術的な洞察力や創造的な想像力を 備えていなければならないとする。 しかし、あらゆる分野において天才的な才能を発揮できる人は、 めったにいるわけではない。 ”人類の歴史は、いかなる分野においても、 豊富にいるのは無能な人のほうであることを示している。” 「新種のスーパーマンを育てることはできない。  現在の人間をもって、  組織をマネジメントしなければならない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■外の世界との隔絶■~マネジメントの用具たるべきコンピュータ~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝。 昨日は日中に発生した地震に 久々に驚かされた。 幸い大きな被害はなかたっが、 しばらくの間は、余震が予想される。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、外の世界に存在する重要な出来事は、 論理性だけでは把握できないとし、 その論理性ではコンピュータが優るが、 人間はそれを知覚的に処理するという 強みを持っているとした。 さらにドラッカーは続ける。。。。 問題になることは、コンピュータで 表現できない情報や剌激を、 軽視するようになることである。 知覚的な現実の出来事が見えなくなり、 過去の事象や情報にのみ 関心をもつようになることである。 ”こうして膨大な量のコンピュータ情報が、 外の現実からの隔絶を招く。” 組織に働く者は、組織の中で仕事をするので、 意識的に外の世界を知覚すべく努力しなければ、 外の世界が見えなくなる。 「マネジメントの用具たるべきコンピュータは、  やがては外の世界との隔絶を認識させ、  外の事象により多くの時間を割くことができるよう、  人間を解放しなければならない。 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■コンピュータは論理の機械■~強みであって、弱みである。~

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おはようございます。 連休明け、曇り空の川崎の朝。 プロ野球セリーグ、今年は何といっても 広島カープが強い。 その昔、赤ヘル軍団と呼ばれる時期があった。 その時代を彷彿とさせる、強さがある。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、外の世界に存在する重要な出来事は、 知覚するものであり、定量化できるものではないとした。 コンピュータによる定量化や、分類によって、 数字は得られる。 しかし、そのような数字は現実の状況を反映していない。 ドラッカーは、コンピュータは論理の機械であり、 このことがその強みであって、弱みであるとする。 一方、人間は論理的には、 コンピュータ以上の処理を行えないが、 知覚という強みを持っている。 「外の重要なことは、  コンピュータをはじめとするなんらかのシステムが  処理できるような形では把握できない。  これに対し、人間は論理的には優れていないが、  知覚的な存在である。  まさにそれが強みである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■定量化には、概念がなければならない。■~趨勢ではなく変化~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝、 3連休最終日、今日は休息日。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、根本的な問題は定性的であり、 定量化できないとした。 定量化するためには、その問題についての概念が必要である。 無限ともいえる様々なできごとの集まりの中から、 特定のできごとを抽出し、名称を与え、数えなければならない。 概念を定義しなければならない。 「外の世界における真に重要なことは、趨勢ではない。  変化である。  この外の変化が、組織とその努力の成功と失敗を決定する。  しかもそのような変化は、知覚するものであって、  定量化したり、定義したり、分類したりするものではない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■根本的な問題は、定量化できない。■~レッテルを貼ったできごと~

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おはようございます。 今朝は快晴の川崎、 3連休中日、お楽しみください。 昨晩は久しぶりに、カラオケで、 BEATLESを十数曲歌った。 普段と違う筋肉や神経を使う、 心地よい疲労感、たまにはいいです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、組織は成長するほど、 中の世界に向かうとした。 さらに、組織の外に存在する重要なことは、 根本的な問題は、手の施しようがない時期にならないと、 定量的な形では人手できないからであるとする。 何を意味するのか? それら問題についての情報収集能力が、 コンピュータ処理能力よりも遅いからではない。 それらの根本的な問題は、定性的であり、 まだ事実となっていないために定量化できないのである。 「根本的な問題は、組織にとってもっとも重要な意味をもつ外のできごとが、  多くの場合、定性的であり、定量化できないところにある。  それらはまだ事実となっていない。  事実とはつまるところ、誰かが分類し、  レッテルを貼ったできごとのことである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■成長に伴い関心は中に向かう■~愚鈍なコンピュータ処理~

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おはようございます。 3連休初日、曇り空の川崎の朝。 日中は晴れるのでしょうか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、組織は社会の機関であり、 外に対する貢献が目的であるとした。 しかし、組織は成長するほど、 働く者の関心、努力、能力は、 組織の中に向かい、 外の世界に向くべき本来の任務と成果が 忘れられていく。 この傾向は、ICTの発達によってさらに増大する。 ICTは、定量的なデータを高速に、 正確かつ精密に処理し、 それまで不可能だった大量のデータを アウトプットする。 しかし、それらのデータの多くは、 組織内部についてのデータである。 コストや生産量、活動結果等の報告でしかない。 「愚鈍な機械コンピュータは、  定量的なデータを処理するだけである。  データを非常な速さと正確さと精密さをもって処理する。  これまで不可能だった大量のデータを提供する。  しかしだいたいにおいて、速く定量化できるデータというものは、  組織の中についてのデータである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■外に対する貢献が目的■~組織は社会の機関である。~

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おはようございます。 中国ではこの時期、月餅を贈る習わしがあったが、 このところ、それが薄れてきたとのこと。 原因は、最近強化された政府の賄賂追放の流れにある。 餡の中に現金を入れたり、菓子箱の底に札束を入れたり、 月餅が賄賂の道具として使われてきた。 それを嫌っての事象だが、効果のほどはどうだろう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織の存在理由は、組織の外にある。 つまり、市場にある顧客に奉仕することによってのみ、 利益を上げ組織は存在できる。 ”組織は社会の機関である。” ドラッカーは、この原則から見て組織の内部は、 人は少なく、組織は小さく、活動は少ないほど、 より完全に近づくとする。 「組織は、存在することが目的ではない。  種の永続が成功ではない。  その点が動物とは違う。  組織は社会の機関である。  外の環境に対する貢献が目的である。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■内なる世界にいるという現実■~成果は外の世界にある。~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝。 北海道石狩地方に大雨特別警報が出された。 お気を付けください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織に働く者を取り巻く4つの現実。 その4 組織の内なる世界にいるという現実 誰もが自分の属する組織の内部を、 直接的な現実として見る。 外の世界で何が起こっているかは、 直接には知りえない。 しかも外の世界の現実は、 組織の中の基準によって咀嚼され、 抽象化されたフィルターを通して知らされる。 組織の中に成果は存在しない。 すべての成果は外の世界にある。 組織の中に生ずるものは、努力とコストだけであり、 顧客が自社の製品を購入してくれて初めて、 組織としての成果があがる。 ”内部には、コストセンターがあるだけである。” 「一定の業績を得るために投入した努力が少ないほど、  よい仕事をしたことになる。  市場が求める自動車や鉄鋼を生産するために、  10万人が必要だということは、  実のところ、エンジニアリング上の未熟を示すにすぎない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■組織で働いているという現実■~たがいに利用する能力~

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おはようございます。 今にも雨が降りそうな、曇り空の川崎の朝。 全米テニスで錦織は準優勝、 これまで勝ってきた相手だけに惜しい。 格上に勝ち、格下に負ける。 勝負は時の運ともいわれるが、 体力、メンタル様々な要素が影響する。 何事にもターニングポイントはある、 このようにしてテニスも世代交代するんでしょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織に働く者を取り巻く4つの現実。 その3 組織で働いているという現実がある。 何を意味するのか。 組織は一人ひとりの人間の強みを 発揮させるための仕組みであり、 一人の知識を、ほかの人間の資源や動機や ビジョンとして使う仕組みでもある。 つまり、一人の人間の貢献を 他の者が利用してくれるときにのみ、 成果をあげることができるということである。 知識労働者は、知識労働者であるがゆえに、 それぞれの技能や、関心が違う。 財務会計、リスク管理、ネットワーク技術、 組織マネジメント、経営戦略など それぞれが様々な関心をもつ。 したがって、いずれもが、 たがいににそれぞれが生み出すものを 利用する能力がなければならない。 「通常、成果をあげるうえでもっとも重要な人間は、  直接の部下ではない。  他の分野の人、組織図の上では横の関係にある人である。  あるいは上司である。  それらの人と関わりをもち、  自らの貢献を利用してもらい、  成果に結びつくようにしなければ、  いかなる成果もあげられない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■自らの知識と能力の浪費■~複雑な世界に対峙している。~

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おはようございます。 昨日は今年最大と言われるスーパームーンが 空に浮かんでいるはずでしたが、生憎の雨空でした。 今朝も小雨が煙る川崎の朝、 しかしこの雨も午前中とのこと、 日中はさわやかな青空が期待できそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織に働く者を取り巻く4つの現実。 その2 自ら現実の状況を変えるための行動をとらないかぎり、 日常業務に追われ続ける。 ドラッカーは、日常の仕事は、 本当の問題点どころか何も教えてくれないとする。 患者の訴えは、医者に対して治療上有効な手がかりを教える。 しかし、組織に働く者は、本質の問題か、例外の問題かを、 個々の事象からははかり知ることができないほど、 複雑な世界に対峙している。 なので、日常の仕事の流れの中で、 取り組むべきことや行うべきことを決定していては、 日常の仕事に自らを埋没させることになる。 自らの知識と能力を浪費し、達成できたはずの 成果を捨てることになる。 「彼らに必要なのは、本当に重要なもの、  つまり貢献と成果に向けて働くことを  可能にしてくれるものを知るための基準である。  だがそのような基準は、  日常の仕事の中からは見出せない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■時間はすべて他人にとられる。■~もはや貴重な30分は過ぎた。~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝。 涼しい朝です、秋になったんでしょうかね。 中秋の名月か。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織に働く者を取り巻く4つの現実。 その1  時間はすべて他人にとられる。  活動自体への制約であり、 ドラッカーは”組織の囚人”と定義する。  他人が時間を奪う。  そして、これを回避することは難しいことである。   「彼は、医者のように、ドアから顔を出して、  「30分誰も入れないで」とはいえない。  言ったとしても、その瞬間に電話が鳴り、  最上の客、市役所の幹部、あるいは直接の上司と話さなければならなくなる。  もはや貴重な30分は過ぎた。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  2章 なぜ成果があがらないのか)

■働く者をとりまく組織の現実■~コントロールできない四つの現実~

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おはようございます。 小雨の朝、ずいぶんと気温は低く感じます。 全米テニス、錦織が準決勝で世界ランク一位を破った。 9日の決勝、大いに期待したい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織に働く者は、成果をあげることが困難になっているので、 成果をあげられるよう意識して努力しないかぎり、 まわりをとりまく現実が彼らを無価値にする。 回りを取り巻く現実とは? その現実は、自分ではコントロールできないもので、 いずれも組織に組み込まれ、日常の仕事に組み込まれているので、 それらのものと共生するしか選択の余地はない。 そして、それら四つの現実のいずれもが、 仕事の成果をあげ、業績をあげることを妨げようと圧力を加えてくる。 1 時間はすべて他人にとられる。 2 変えるための行動をとらないかぎり、  日常業務に追われ続ける。 3 組織で働いているという現実がある。 4 組織の内なる世界にいるという現実がある。 「組織に働く者の置かれている状況は、  成果をあげることを要求されながら、  成果をあげることがきわめて困難になっている。  まさに、自らが成果をあげられるよう意識して努力しないかぎり、  まわりをとりまく現実が彼らを無価値にする。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  2章 なぜ成果があがらないのか)

■重要かつ決定的な意思決定■~正統かつ必然のもの~

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おはようございます。 雲が多い川崎、いつ雨が降っても おかしくないような湿気が多い朝です。 改造内閣。 記念撮影で女性5人囲まれた安倍さんが、 記者会見で、”先ず隗より始めよ”と語った。 女性活用社会のために、 政府は率先してやってるということか。 国民は、行政に”女性”を求めていない。 男でも女でもどちらでもいい、 問題は、我々のために何をしてくれるかである。 安倍さんのソフトイメージ戦略のために、 稚拙な行政が行われてしまえば、 国民が犠牲者になってしまう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 知識労働者は、社長とまったく同じ種類の仕事、 つまり、企画、組織、統合、調整、動機づけ、 成果の測定などを行っている。 意思決定の範囲は狭く、組織図や電話帳に地位や名前は 記載されることはないが、 その範囲内においてはエグゼクティブである。 そして、管理職であろうと、新卒、一般社員であろうと、 エグゼクティブであるかぎり、 成果をあげなければならない。 「知識による権威は、  地位による権威と同じように、  正統かつ必然のものである。  彼らの意思決定は、  本質的にトップの意思決定と変わらない。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  2章 なぜ成果があがらないのか)

■知識労働は、成果により規定される■~企業の発展と成功の可能性~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝。 このまま雨模様の週末に向かう東京地方です。 全米テニス、錦織選手が世界4位の選手に勝ちベスト4に入った。 勝つイメージを持って戦ったとのこと。 もちろん技術はあるが、すざましい精神力の勝利。 プレッシャーに打ち勝って、勝ち上がって欲しい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 知識労働の内容は、 部下の数や仕事の大きさでは図れない。 例えば、市場調査に200人を従事させることによって、 仕事の質が向上し、企業の発展と 成功の可能性をもたらす成果を得られるならば、 200人の人件費は安いものである。 逆に、その市場調査部門の責任者にとって、 200人が産み出す摩擦によって生ずる問題に 圧倒される危険も出てくる。 あるいは、数字をチェックすることに忙しく、 「われわれの市場は何か」という 基本的な問いかけを忘れるかもしれない。 もちろん、スタッフをもたない 市場調査の責任者であっても、 非生産的でありうる。 「知識労働は、量によって規定されるものではない。  コストによって規定されるものでもない。  成果によって規定されるものである。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  2章 なぜ成果があがらないのか)

■すべての者がエグゼクティブ■~貢献は自らの手の中~

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おはようございます。 西の空が暗い川崎の朝。 雨が降ってくるのでしょうか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬  今日、組織の活動や業績に、 実質的に貢献する知識労働者は、 すべてエグゼクティブである。 企業の活動は、業績、新製品を出すことであり、 市場で大きなシェアを獲得することである。 病院の場合は、患者に優れた医療サービスを 提供することである。 組織のそのような活動に実質的な影響を及ぼすために、 知識労働者は意思決定をしなければならない。 命令に従って行動すればよいというわけではなく、 自らの貢献について責任を負わなければならない。 自らが責任を負うものについては、 自らが適切に意思決定をしなければならない。 「やがて左遷されたり、  解雇されたりするかもしれない。  だがその仕事をしているかぎり、  仕事の目標や基準や貢献は自らの手の中にある。  したがって、ものごとをなすべき者は  みなエグゼクティブである。  現代社会では、すべての者がエグゼクティブである。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  2章 なぜ成果があがらないのか)