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■管理手段の三つの特性■~何を測定するかが根本問題~

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ドラッカーは、人間社会における、組織の管理手段には三つの特性があるとする。 ◆客観的でも中立的でもありえない。  一つ目は、管理において必要な行為である”現象に対する測定”は客観的でも 中立的でもありえないということ。   風速、雨量などの自然現象や企業の売上傾向などの測定は客観的、中立的に行えるが、 人間社会としての組織においては主観的で、偏りを持たざるをえない。 なぜなら、測定者は測定することによって、対象に対しての思い入れが経験として 加わることとなるからである。 また、測定するということは、測定者と測定対象の双方に変化をもたらす。 どういう意味か? 測定対象には、測定のために取り出され注目されるという事実のために、 新たな価値が加えられるという変化が加わる。 同時に、一方の測定者には特定の現象を抽出するという 行為そのものが、その対象を重視するということを表明したと同じ効果を 持つという変化である。 管理を行うための手段に関する根本的な問題は、どのように測定するかではなく、 何を測定するかにあるのだ。 「岩石の落下速度を測定するとき、われわれは現象の外にいる。  測定という行為によって現象が変化することもなければ、  測定者が変化することもない。  物理的な現象の測定は、純客観的かつ純中立的たりうる。」 (6章 マネジメントの技能  29 管理)     

■測定対象としての適合性■

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組織管理のために有効な手段には、満たすべき七つの要件がある。 【効率性】【意味があるもの】【測定対象としての適合性】 【精度の適合性】【時間間隔の適合性】【単純性】【行動可能性】 【測定対象としての適合性】----------------------- 組織管理は、組織の成果はおろか、その存続にまで関わる重要な活動であるが、 何を管理するか、何を測定するかは大変重要である。 社員から、苦情が、毎月1000人当たり5件という数字で報告されてくる。 大きな数字ではなく、放置してもいいかもしれない。 しかし問題は、この苦情がどんな部門、どんな事業活動から発生し、ているかにある。 仮に、一つの部門や活動に集中していると”蟻の穴”となり、企業そのものが、 つぶれることさえありうる。 全社的な苦情件数を測定するということではなく、どこで、どんな理由で、 どんな問題が潜んでいるかを測定する必要があるんですね。 「ごくわずかの小さな部門から集中的に苦情が出ている。  もしその部門が、工場の全製品が必ず通らなければならない最終組立部門であって、  しかもそれらの苦情を無視するならば、ストライキが起こりかねないとする。  そのようなときには、企業そのものがつぶれることさえありうる。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは?