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最善の活用方法は何か■~戦略がなければならない。~

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共通の技術を他の市場に多角化する際に守るべき、五つの原則 ◆戦略があること。 ドラッカーは、多角化する技術は、中核的でなければならないとした。 次に、その技術には戦略がなければならないとする。 新しく開発した技術の活用の方法はいくつもあり、 その戦略は複雑かつ難しい。   検討すべきことは、最善の活用方法は何かであり、 活用する上で必要となる付随的な技術は何かである。 印刷会社の3Dプリント技術による人工骨造形を、 医療分野に適用することに例えてみる。 高齢世代の増加により増える、老化による骨の障害に活用する。 そのために、より自然骨に近い材質を生み出す技術や、 体力に負担の少ない埋め込み技術などを付随的技術として 考える必要がある。 「『最善の活用方法は何か』を検討しなければならない。  次に『製品、サービス、市場に適用するうえで必要となる付随的な技術は何か』  を明らかにしなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第9章 マネジメントの戦略 41 多角化のマネジメント)     

■CSR3つの社会的責任■~組織とマネジメントの役割~

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本日から「第4章 社会的責任」に入る。 組織のマネジメントには次の3つの役割がある。 ●組織に特有の目的と使命を知る。 ●仕事の生産性を上げて働く人をの力を生かす。 ●社会的責任を果たす。 この章でドラッカーは、マネジメントにとっての第三の役割である、 組織の社会的責任について触れている。 組織のマネジメントには、自らが行う活動に関して、3つの責任がある。 ひとつは当然のこととして、活動自体の影響である。 そして2つ目は、その活動が生み出す副産物についてである。 例えば、自動車メーカは自動車を製造することにより、 企業活動や市民生活を大きく変え、大きな貢献を果たした。 しかし一方では、排気ガスによる環境問題や、交通事故による犠牲者の増大などの 悪影響をも副産物として発生させた。 このような影響についての責任である。 3つ目は、自らの活動に関わりのないことである。 われわれ所謂IT企業にとって、人口減少や自殺者増加、再生エネルギー、 少子化、高齢化、医療などは直接関与することが少ない問題である。 このような社会的な問題の発生を予期し解決すること。 これがあらゆる組織のマネジメントに期待される3つ目の責任である。 組織は社会の一部として存在している。それゆえに課される責任である。 いま我々の目前に、エネルギーや医療、食糧自足、人口減少などに関する問題が きわめて具体的に明らかになってきている。 このような社会的問題を、あらゆる組織のマネジメントが 自らの責任として捉える事が求められている。 「あらゆる組織のマネジメントが自らの生み出す副産物について、  すなわち、自らの活動が人、環境、社会に与える影響について責任を持つ。  さらにあらゆるマネジメントが、社会的な問題の発生を予期し解決する、  ことを期待される。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第4章 社会的責任 15 マネジメントと社会)