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■仕事とは総合的なもの■~”遊びになどなってはならない。”~

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働く者とその集団には、仕事の仕方を検討し、成果の量や質に対する責任がある。 ドラッカーは、それは厳しい要求だが、満たすことのできる要求であるとする。 実際に働く者が、高い目標を設定し、目標以上の成果をあげていくのは、 仕事が遊びになるからではない。 つまり、独創性や心理的な要因に基づく動機づけだけが原因ではない。 ”遊びになどなってはならない。” 自らや作業者集団の職務の設計に責任を持たせることが成功するのは、 彼らが唯一の専門家である分野において、彼らの知識と経験が生かされるからである。 「仕事を生産的なものにするうえで独創性に期待することは夢想である。  必要なものは、実際に働く者の知識と技術である。  彼らこそ唯一の専門家である。  仕事とは総合的なものである。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第3章 仕事と人間 13 責任と保障)