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■受け手に要求する。■

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コミュニケーションの4原則。【知覚である】【期待である】【要求である】【情報ではない】 ”要求である”とは。 ”コミュニケーションは受け手に何かを要求する。 受け手が何かになること、何かをすること、何かを信じることを要求する。” 話しかけようとする人は、その相手に何かをして欲しいと思っている。 数年の付き合いのあるカップル、そろそろプロポーズの時期ではないかと女性は内心思っている。 ある日男性から折り入って話があると連絡があった。それは期待どおりプロポーズで、彼女は即座にOKした。 男性は、女性が自分自身の気持ちを受け入れることを確信していた、そして要求した。 女性の気持ちも同じで、男性の要求が自分の”価値と合致”したのだ。 ”受け手が何かになること、何かをすること、何かを信じることを要求する。 それは常に、何かをしたいという受け手の気持ちに訴えようとする。” 逆に日頃から、男性の発言や振る舞いが気になる、価値観が違うということであれば、受けつけない。 ”コミュニケーションは、それが受け手の価値観、欲求、目的に合致するとき強力となる。 逆に、それらのものに合致しないとき、まったく受けつけられないか抵抗される。” さて、拒否された男性はどうすればいいか。 ”もちろんそれらのものに合致しないときでも、コミュニケーションが力を発揮したときには受け手の心を転向させることができる。 受け手の信念、価値観、性格、欲求までも変える。” 道はある、だが困難な道である。 ”だがそのようなケースは、人の存在に関わる問題であり、しかるがゆえにまれである。 人の心は、そのような変化に対し激しく抵抗する。” 「キリストさえ、迫害者サウロを使徒パウロとするには、サウロをひとたび盲目にする必要があった。 受け手の心を転向させることを目的とするコミュニケーションは、受け手に全面降伏を要求する。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ h

■コミュニケーションは期待である。■

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ドラッカーは、コミュニケーションの持つ4っつの原則を理解すべきとした。 【知覚である】【期待である】【要求である】【情報ではない】 コミュニケーションは”知覚である”とした。 次に、”期待である”。 人の知覚はそれぞれ異なる。そして人は期待しているものだけを知覚するとする。 数年の付き合いのあるカップル、そろそろプロポーズの時期ではないかと女性は内心思っている。 ある日男性から折り入って話があると連絡があった。 “期待しているもの”はプロポーズであるが、期待に反し、借金の申し込みであった。 ”期待していないもの”であった。 女性にとって男性の話は”期待していないもの”であり、受けつけられず、見えもしなければ、聞こえもしない。 そして女性は無視する。コミュニケーションの失敗である。 借金がテーマであるにも拘らず、女性はまちがって期待することとなった。 男性はそのことを理解しており、プロポーズではないこと警告しておくことができた。 期待に反しているかもしれないことをまちがいなく伝えること、つまり連続した心理状態を断ち切るショックが必要であった。 「受け手が期待しているものを知ることなく、コミュニケーションを行うことはできない。 期待するものを知って、初めてその期待を利用することができる。 あるいはまた、受け手の期待を破壊し、予期せぬことが起こりつつあることを 強引に認めさせるためのショックの必要を知ることができる。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.l

■大工の言葉を使え■~知覚しなければ音はしない~

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ドラッカーは、コミュニケーションの持つ4っつの原則を理解すべきとした。 【知覚である】【期待である】【要求である】【情報ではない】 まず、コミュニケーションは”知覚である”。 知覚は、人それぞれ異なる。 例えば10階建てマンションの最上階の住人は、真上からしか見ないので電信柱は”円”と知覚し、 2階に住む人はそれを長方形と知覚する。 また、ペットを飼っている家庭の子供にとって、ペットは可愛いもの、そして飼っていない家庭の 子供にとってみると、恐怖の対象となる。 このようにあらゆる事物には複数の側面があり、相手がどの側面を見ているか、そしてその側面を 見る理由を知らなければコミュニケーションは成立しない。 コミュニケーションは相手が知覚しているものをベースにして成立する、つまり受け手が コミュニケーションを成立させる。 無人の山中で木が倒れたとき、音はしない。 音波は発生する。だが音を感じる者がいなければ、音はしない。そこには意味のない音波しかない。 音波は知覚されることによって音となる。 ドラッカーは、ここにいう音こそ、コミュニケーションであるとする。 『ソクラテスは「大工と話すときは、大工の言葉を使え」と説いた。  コミュニケーションは受け手の言葉を使わなければ成立しない。 受け手の経験に基づいた言葉を使わなければならない。 言葉で説明しても通じない。 経験にない言葉で話しかけても理解されない。』 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-i

■コミュニケーションは一角獣■~情報とは相反する。~

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マネジメントの持つべき大事な技能、一点目は”意思決定”であった。 次に”コミュニケーション”の重要性を説く。 ドラッカーは、コミュニケーションが重要であることは理解されているが、 実際のコミュニケーションはまだまだ不足しているとする。 まずは、そのコミュニケーションの持つ4っつの原則を理解すべきとする。 【知覚である】【期待である】【要求である】【情報ではない】 「今日あらゆる組織において最大の関心事となっている。 それにもかかわらず、明らかになったことといえば、 コミュニケーションは一角獣のように 未知のものであるということだけである。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット

■意思決定とは知的な遊戯ではない。■~大事なのは、問題についての理解~

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意思決定についてさらに続ける。 意思決定は、何らかの成果を求めて行われる。 そして、決定したことが期待した成果をあげるためには、 決定の際に前提としたことを今の現実とマッチしているかどうかを 検証しなければならないとする。 つまり実行結果からの”フィードバック”だ。 そのために行うべきことは次のとおり。 1 フィードバックの仕組みは、文書で明確にする。 2 フィードバックは、組織全体や、プロセス全体を   考慮して体系的に行う。 3 この仕組みは、意思決定を行う段階、   つまり決定事項を実行する前に作っておくこと。 「意思決定は機械的な仕事ではない。 リスクを伴う仕事である。判断力に対する挑戦である。 大事なのは、問題への答えではなく、問題についての理解である。 意思決定とは知的な遊戯ではない。 効果間な行動をもたらすために、ビジョン、エネルギー、資源を 総動員することである。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット

■手順を仕事と責任として割り当てる■~よき意図が存在するにすぎない~

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意思決定にあたっては、なんらかの行動を起こすべき者の、 行動と成果についてのコミットが必要とした。 そして、さらに意思決定のなかに具体的な実行の手順が仕事として割り当てられ、 責任として割り当てられないことには、決定はないに等しい。 ”よき意図が存在するにすぎない”とする。 そのために確認すべきことは次のとおりとする。 『「この決定を知らなければならないのは誰か」 「とるべき行動は何か」 「それはなぜか」 「行動をとるべき者が行動できるためには、 その行動はいかなるものでなければならないか」』 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット

■行動と成果についてのコミット■~民主主義ではなくセールスマンシップ~

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意思決定にあたっては、”何もしない”ことも選択肢として 考慮しなければならないとした。 効果的な意思決定についてドラッカーは、さらに重要なことが あるとする。 それは、意思決定を行う前に、決定を実行するうえで なんらかの行動を起こすべき者に対して、 ”行動を行うこと”と”成果を出すこと”についてのコミットを 得ることとする。 意思決定を行った後に、彼らに行動を促しても期待できない。 せいぜいうまくいったとしても、実行に手間どり、 せっかくの決定も陳腐化するとする。 さらに、これは、全員参加といういわゆる民主主義ではなく、 目的達成のための”手段”であるとする。 「したがって、意思決定の実行を効果的なものにするには、 決定を実行するうえでなんらかの行動を起こすべき者、 逆に言えば決定の実行を妨げることのできる者全員を、 決定前の論議のなかに責任を持たせて参画させておかなければならない。 これは民主主義ではない。セールスマンシップである。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット

■何もしないという意思決定■~危機でも変革機会でもない~

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意見の対立について、その対立は”間違い”ではなく“相違” と考えなければならないとした。 次には、その意思決定を行動に移す際の課題について述べている。 まずは、”何も意思決定しないこと”も一つの決定として選択肢から 外してはいけないとする。 何もしないことにより事態が悪化したりチャンスを逃したりするのであれば、 意思決定を行わなければならない。 逆に、多少頭痛の種ではあるが、たいした問題ではないときや、 自然のままで「うまくいく」との答えが出るときには手をつけてはならない。 しかし、問題はその中間にあって、明確に判断しずらい”大きな危険とも、 変革の機会とも言えない”ことが多い。 その場合の指針として、次の二つを示す。  ①行動によって得られるものが、コストやリスクよりも大きいときには行動する。  ②行動するかしないかいずれかにする。二股をかけたり妥協したりしてはならない。 ドラッカーは、次のとおり外科医に例えて説明している。 「扁桃腺や盲腸を半分切除しても、 全部切除したときと同じ化膿やショックの危険を冒す。 多くの場合それは治療というよりは悪化である。 外科医は手術するかしないかいずれかである。 意思決定も、行動するかしないかいずれかである。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは?

■”間違い”ではなく“相違”■~対立理由を明らかにする~

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意思決定に際しては、意見の対立が必須条件である。 そしてドラッカーは、一つの意見だけが正しく、その他の意見はすべて まちがっているとしてはならないとする。 対立する意見には自分とは異なる根拠があり、それは”間違い”ではなく“相違”だと考えること。 大切なのは、その”相違”がどうして起こるのかにあるんですね。 「明らかにまちがった結論に達している者がいても、 それは、何か自分と違う現実を見、 自分と違う問題に関心を持っているからに違いない と考えなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット

枝野経産大臣が仕分け会議で原発180度見直しを発言。

枝野経産大臣が仕分け会議で原発180度見直しを発言。 しかし、法的拘束力なしで、パフォーマンスで終わる危惧あり。 企業、労組、研究機関等”原発村”の圧力は強いが、世論の後押し​が必要、国民は監視を止めてはならない。

■意見の対立が必要■~全員一致の意見は否決~

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ドラッカーは、意思決定について、まず何についての意思決定か についての認識を確認する必要があるとした。 そして、次に意思決定には意見の対立が必須条件であり、 対立意見のないときには決定を行ってはいけないとする。 その対立意見が必要な理由を次のとおり説明する。  ①不完全であったり、まちがったりしている意見が独り歩きしないよう牽制ができる。  ②採用した決定が間違っていた時の代案となる。  ③より良い意見の為の想像力を引き出せる。 実例として、GMのアルフレッド・P・スローン・ジュニアの会議での発言を取り上げている。 『「それでは、この決定については全員の意見が一致していると考えてよいか」 と聞き、全員がうなずくと、 「では、意見の対立を生み出し、問題の意味について理解を深めるための時間が 必要と思われるので、次回また検討することにしたい」と言ったという。』 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット

■まちがった問題に対する正しい答え■~ブータンに習え~

ブータン国王が国会演説で、震災時の行動について、日本人を賞賛した。 そして、自国ブータンについて、 「今日のめまぐるしく変化する世界において、国民が何よりも調和を重んじる社会、 若者が優れた才能、勇気や品位を持ち先祖の価値観によって導かれる社会。 そうした思いやりのある社会で生きている我々のあり方を、私は最も誇りに思います。」 と語った。 ここには賞賛されたはずの日本人が失ったものがある。 ブータンに習え。 ---------------------------------- 意思決定の力点をどこに置くか。 ドラッカーは、そのエッセンスを五つ示した。 まづ、一点目に、何についての意思決定かを明らかにすることが大事だとする。 そのためには、問題に対する見解からスタートしなければならない。 問題に対して、人はそれぞれ異なる答えを持つ。 しかしその違いの多くは、何についての意思決定かについての認識の違いから生ずるとする。 貯金を増やす対策は収入の増加ではなく、支出の改善かもしれない。 収入をテーマにすると貯金は永遠に増えないかもしれないですね。 「どのような認識の仕方があるかを明らかにすることが、 効果的な意思決定の第一歩となる。 まちがった問題に対する正しい答えほど、 実りがないだけでなく害を与えるものはない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-i

■コンセンサスによる意思決定■~明らかにすべきは答えではなく問題~

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昨日まで「マネジメント【エッセンシャル版】」の「第3章 仕事と人間」について連載した。 本日から、マネジメントに特有な技能に触れた「第6章 マネジメントの技能」を取り上げる。 この章はまず、「意思決定」から始まる。 意思決定の力点をどこに置くか。 この中で、ドラッカーは、日本流の意思決定について、 ”合意(コンセンサス)によって意思決定を行う”という日本独特のものだが、 効果的な意思決定の基本であるとする。 そしてそのエッセンスは五つあるとしている。 「①何についての意思決定かを決めることに重点を置く。   答えではなく問題を明らかにすることに重点を置く。  ②反対意見を出やすくする。   コンセンサスを得るまでの間、答えについての論議は行わない。   あらゆる見方とアプローチを検討の対象にする。  ③当然の解決策よりも複数の解決案を問題にする。  ④いかなる地位の誰が決定すべきかを問題にする。  ⑤決定後の関係者への売り込みを不要にする。   意思決定のプロセスのなかに実施の方策を祖み込む。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット

■ 信頼と成果をもたらすもの ■~”言葉の遊び”ではない。 ~

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企業の持つ資源は、人・物・金・情報だが、これらの資源のうち 人がもっとも活用されず、その潜在能力も開発されていない。 しかし、マネジメントは人を生かし、適材適所を図り、 成果をあげさせなければならない。 そのためにドラッカーは、次のことを実行すべきだと示す。 ①仕事と職場に対して、成果と責任を組み込む。 ②共に働く人たちを生かすべきものとして捉える。 ③強みが成果に結びつくよう人を配置する。 これらのことは”言葉の遊び”ではない。 厳しく難しいが実際に行わなければならないとする。 「ユートピアをつくりはしない。 だが、それは組織を業績に向かわせる。 退屈な仕事や人を面白く楽しいものにはしないが、 楽しいはずの仕事や人を退屈なものにするのを防ぐうえで 大きな働きをする。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット

■ 人は悲しいほどに弱い。 ■~人は最大の資産である ~

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働く人は仕事に責任を持つことにより、働きがいを得ることができ、 一方マネジメントは、働く者に成果をあげさせることが責任である。 しかし、マネジメントは、働く人たちからの責任を持ちたいとの この要求に対して、それが自らの権限放棄の要求であり、ひいては 自らの権限を危うくするものと誤解し抵抗感を持つ。 ドラッカーは、権限と権力は異なるとする。 マネジメントは、もともと権力を持たず、責任を持つだけであり、 権限はその責任を果たすためにのみ必要となるものである。 その上で、権限を分化することにより、働く人に主体的に成果を あげさせることによって、トップマネジメントが本来の仕事に専念でき、 自らの成果をより多くあげることができるようになるとする。 「人のマネジメントとは、人の強みを発揮させることである。 人は弱い。悲しいほどに弱い。問題を起こす。 手続きや雑事を必要とする。人とは、費用であり、脅威である。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 しかし人が雇われるのは、お金がほしいとか何かに頼りたい等からではなく 強みを持ち能力を持つからである。 その人の強みを生産に結びつけ、人の弱みを中和することに 組織とマネジメントの目的があると続けている。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット

■ 責任を負うには、身分の保証が必要 ■~TPPは黒船か? ~

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昨日は龍馬の日であった。龍馬は黒船を見て、開国を志した。 果たして、TPPは現代の黒船なのか? TPP問題、一般国民には理解できない人たちが多い、 にも関わらづ、反対意見が目立つ。 分かりづらくしているのは、既得権益を守りたい大組織や 支持団体からの圧力を受ける政治家等の反対活動を マスコミがこぞって報道することが原因しているのではなかろうか。 しがらみに囚われず、一般国民にとっての将来と今の利害を、 是々非々で考えている識者はどこにいるのだろうか? ---------------------------- ドラッカーは、仕事の仕方や成果の量や質は、 働く者とその集団の責任であるとした。 その上で、働く人が、仕事に対する重たい責任を負うためには、 仕事と収入の保証がなければならないとする。 働くべき仕事を持ち、その対価としての収入を得ることにより、 仕事や集団、成果に責任を持つことができ、社会機関の一部を担う ことができるんですね。 「責任を待たせるために必要な保証とは、約束ではなく実行である。 給与を払い続けても、現実に仕事を与えなくては失業と同じ不安を与える。 必要なのは収入の保証だけではない。 積極的かつ体系的に仕事を与える仕組み、すなわち働く者を 社会の生産的な一員にする仕組みである。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ htt

■ 日本を今一度せんたく致し申し候 ■~龍馬の11月15日 ~

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11月15日は、坂本龍馬がこの世に生を受けた日であり、同時に33歳で その命を絶たれた日でもある。 明治維新に繋がる大政奉還成立の1ヶ月後に近江屋事件で暗殺されたことは ご承知のとおり。 明治維新は、それまでに持っていた日本の文化に、異質で未知の新しい文化、 言葉、技術を積極的に取り入れ、新たな国作りを目指すという大事業であった。 ドラッカーはこの明治維新を、日本の歴史上類を見ない最大の転換期と評している。 龍馬は既成の価値観、枠組み、コミュニティを新しい価値観、枠組み、 コミュニティに変えるという社会的イノベーションに命を賭して チャレンジしたわけですね。 没後1世紀半の日本の今を見て、龍馬は”日本を今一度せんたく致し申し候”と 吠えるに違いない。 ------------------------------------ ドラッカーは、組織に働く人たちに責任を持たせるべき仕事には、 三つの条件があるとした。 そして、これら三つの条件は、働く者が自らの仕事、集団、成果について 責任を持つための基盤であるため、それはマネジメントの責任であり、課題である。 しかし、働く者の知識、経験、欲求を、仕事のあらゆる段階での 責重な資源としなければならないため、これらはマネジメントだけが 一方的に取り組むべき課題ではないとする。 「仕事をいかに行うべきかを検討することは、働く者とその集団の責任である。 仕事の仕方や成果の量や質は、彼らの責任である。 したがって、仕事、職務、道具、プロセス、技能の向上は、彼らの責任である。 これは厳しい要求である。しかし、満たすことのできる要求である。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケー

■ 成果に必要な専門化 ■~作業者集団は、学習集団~

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組織に働く人たちに責任を持たせるべき仕事には、次の3っつの条件が 不可欠である。 ①生産的な仕事、②フィードバック情報、③継続学習 第三の条件、「継続学習」、何を学習するのか。。。 今、労働は、組織集団で行われると同時に知識労働として行われる。 その知識労働が成果をあげるためには、一人ひとりが知識と情報を ある分野に特定した専門家とならなければならない。 つまり、組織は様々な分野の専門家の集団となる。 組織と各個人が成果をあげるためには、一人ひとりが専門家として 成り立つとともに、組織内の他の分野の専門家と連携しなければならない。 そのために、一人ひとりが自らの分野と他の分野との連携に関する学習を 継続することにより、仕事は成果を生み出すこととなる。 ドラッカーはこの継続学習が、働く者が自らの仕事や集団などについての 責任を持つための基盤であるとする。 「知識労働が成果をあげるためには専門化しなければならない。 したがって、他の専門分野の経験、問題、ニーズに接し、 かつ自らの知識と情報を他の分野に適用できるようにしなければならない。 経理、市場調査、企画、ケミカル・エンジニアリングのいずれにせよ、 知識労働に携わる作業者集団は、学習集団とならなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp

■ 自己管理を可能にする。 ■~成果についてのフィードバック情報~

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組織に働く人たちに責任を持たせるべき仕事には、次の3っつの条件が不可欠である。 ①生産的な仕事、②フィードバック情報、③継続学習 2つ目の条件「②フィードバック情報」とはなにか。 ドラッカーは、働く人が責任を持つためには、行った活動と生み出した成果 そして目標の達成度合いなどをを自らが知らなければならない。 そのために、マネジメントはその情報を本人にフィードバックし、 本人自身の自己管理を可能にしなければならないとする。 「成果についてのフィードバック情報を与えることである。 自己管理が可能でなければならない。 自らの成果についての情報が不可欠である。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット