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■ 5つの次元のマネジメント ■~手だけを雇うことはできない。~

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仕事と労働(働くこと)とは根本的に異なり、 その労働は、生理的、心理的、社会的、経済的、政治的の 5つの次元から見なければならない。 この労働について、マルクスは、経済的次元を重視し、疎外も解決するとし、 エルンスト・メイヨーは、「手だけを雇うことはできない。人がついてくる。」 とし、心理的次元が重要とした。 しかし、ドラッカーはこれらの5つの次元はまったく別種のもので、 ひとつの次元のみでなく、全てを考慮しなければならないとする。 しかし、これらの5つの次元の取り扱いは難しく、 不可能とさえ思われるかもしれないとしたうえで、 次のとおり指摘する。 「不可能とさえ思われるかもしれない。  だがわれわれは、今日マネジメントしなければならない。  仕事の生産性をあげ、働く者に成果をあげさせるために、  何らかの解決策を、あるいは少なくとも調整策を  見出さなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第3章 仕事と人間)

■政治的な次元■~誰かが権力を行使する。~

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仕事と労働(働くこと)とは根本的に違う。 ドラッカーはその労働には次の五つの次元があるとする。 五つ目の次元●政治的な次元 人が働くということは、誰かが設計し指示した仕事を遂行するということである。 そして、その仕事は様々な職務で構成されており、人はその組織の枠組みの中で働く。 その中で、人は様々な立場を割り当てられる。 昇進とか降格などの人事的処遇もその一環として行われる。 割り当てる立場と、割り当てられる立場が存在する。 ここに、”権力”が発生し、その権力は働く一人ひとりに 様々な影響を与えることになる。 「集団内、特に組織内で働くことには、権力関係が伴う。 組織では、誰かが職務を設計し、組み立て、割り当てる。 労働は、順序に従って遂行される。 組織のなかで、人は昇進したりしなかったりする。 こうして誰かが権力を行使する。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第3章 仕事と人間)

■経済的な次元■~労働は生計の資であり、経済活動のための資本~

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仕事と労働(働くこと)とは根本的に違う。 ドラッカーはその労働には次の五つの次元があるとする。 ●経済的な次元 労働を経済面から見る。 労働は働く人の生活の拠り所であり、経済的な基盤である。 同時にそれは、組織の経済活動の基盤でもある。 組織が将来にわたって活動できるための資本である。 そしてその活動に必要な、働く人たちの労働の場を継続して作り出すことである。 つまり、組織の行う活動は、組織の将来を生み出す基盤であると共に、 働く人の明日の労働に必要な生活費を生み出すものである。 「労働は、経済活動が永続するための基盤をもたらし、  リスクに対して備え、明日の職場をつくりだし、  明日の労働に必要な生計の資を生み出す。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第3章 仕事と人間)

■労働は組織社会との絆■~人は社会的動物~

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仕事と労働(働くこと)とは根本的に違う。 ドラッカーはその労働には次の五つの次元があるとする。 No3●社会的な次元 組織は、社会にある不満や障害をその機能として解決し、満足を創造する。 組織は、その活動により何らかの形で社会に貢献している。 そして、人はその組織に働く。 組織社会である。 人は、家族や、町内会などの地域コミュニティを持っているが、 職場は社会との結びつきを可能とする。 組織がその活動により社会とつながっていることにより、 そこに働く人も社会とつながる。 人は職場を通じて社会に関わり、社会における自らの立ち位置を 決めていくことになるんですね。 「アリストテレスが、人は社会的動物であると言ったのは、 人は社会との絆のために働くことを必要とすると言ったのである。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第3章 仕事と人間)

■労働における生理的な次元■~働くことには多様性が必要~

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仕事と労働(働くこと)とは根本的に違う。 ドラッカーはその労働には次の五つの次元があるとする。 ●生理的な次元 人は言うまでもなく、機械のように働くことはできない。 機械のように一つの動作しかさせられないと、 心理的に退屈するだけでなく、肉体的に疲労する。 筋肉が疲労し、視力が落ち、反応が遅くなり動きにムラができる。 人は、その生理として、同じスピードとリズムで働くことに 適していない。 スピードとリズムが変化すると人はよく働ける。 しかし、そのスピード、リズム、持続力は、指紋のように人によって違う。 仕事は効果的であるように均一に設計しなければならないが、 労働には、このような人の生理を考慮して、 多様性を持たせなければならない。 労働の設計には、スピード、リズム、持続時間を変える余地を 残しておかなければならないのだ。 ドラッカーは、このような人の生理を考慮せずに、効率にのみ主眼をおいて 仕事の仕組みを作ってしまうと、働きずらい仕組みとなってしまうとする。 「仕事にとって優れたインダストリアル・エンジニアリングであっても、  人にとっては最悪のヒューマン・エンジニアリングとなる。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第3章 仕事と人間)

■労働における五つの次元■~働くことは人間の本性である。~

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仕事と労働(働くこと)とは根本的に違う。 ドラッカーは、仕事とは、テレビや豆腐などと具体的なモノと同様に、 客観的に存在し、具体的に分析、総合、管理が可能であるとした。 では”労働(働くこと)”とは何か。 まづ、それは、テレビや豆腐などのモノとは異なることである。 人間は誰しも、肉体と感情を持ち、その人間の活動が ”働くこと”である。 そして、これは人間の本性であり、人としての動きつまり ”論理ではなく力学”である。 ドラッカーはその労働には次の五つの次元があるとする。 ●生理的な次元 ●心理的な次元 ●社会的な次元 ●経済的な次元 ●政治的な次元 各次元について、明日以降紹介します。 「これに対して、働くことすなわち労働は人の活動である。  人間の本性でもある。論理ではない。力学である。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第3章 仕事と人間)

■では仕事とは何か。■~それは課題であり、存在するものである。~

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ドラッカーは、仕事と労働(働くこと)とは根本的に違うとする。 では仕事とは何か。 仕事とは、テレビや豆腐などと具体的なモノと同様に、 客観的に存在するものである。 なので、そこにはロジックがあり、具体的に”分析”と”総合”と”管理”が可能である。 では”仕事の分析”とは。 まづ、仕事のプロセスである基本的な作業を洗い出す。 そして、その作業を組み立てて仕事として成立するように論理的に順序立てする。 次に必要なことは、”総合”つまり他の要素と統合すること。 個人の作業を一人の仕事に組み立て、そして一人ひとりの仕事を組織の仕事のプロセスに組み立てること。 そして”管理”。 仕事に管理のための手段を組み込むこと。 仕事とは、作業を組み立てた一連のプロセスである。 目標との差異を感知し、プロセス変更を検討し、フィードバックの仕組みを組み込むことである。 「仕事とは、一般的かつ客観的な存在である。それは課題である。  存在するものである。  したがって仕事には、ものに対するアプローチをそのまま適用できる。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」(第3章 仕事と人間)

■人が生き生きと働けなければ失敗■~仕事と労働とは違う。~

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ドラッカーは、知識労働者を定義すことの困難さを指摘する。 しかし、マネジメントはその責任として、生産的な仕事を通じて、 働く人たちに成果をあげさせなければならない。 そもそも、仕事と労働(働くこと)とは根本的に違う。 仕事は人が行い、仕事は人が働くことによって行われることは まちがいない。 しかし、仕事の生産性をあげるうえで必要なものと、 人が生き生きと働くうえで必要になるものとは違う。 なので、仕事と労働の理論の両方をベースにしてマネジメント しなければならないとする。 「働く者が満足しても、仕事が生産的に行われなければ失敗である。 逆に仕事が生産的に行われても、人が生き生きと働けなければ失敗である。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」(第3章 仕事と人間 10 仕事と労働 57P)

■ 労働は生活の拠り所 ■~働く人と企業双方の基盤~

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政府がベトナムへの原発輸出を明確にした。また、九州電力は玄海原発の再稼働を申請した。 我々の眼前では、福島原発事故が現在進行形で被害を広めている。 人が作り、人が操作するものは、人がミスを犯すことを前提とし、 人がそのミスをコントロールできなければならない。 今回の福島事故は、原発が人によるコントロールが不可能であることを示した。 にも関わらづ原発推進を止めない。 自分で責任をとれないことはしてはならないことは、小学生の孫でさえ知っている。 マスコミのトーンダウンは承知のことだが、一人ひとりの問題意識を風化させてはいけない。 --------------------------------- 「労働(働くこと)」は、生理的、心理的、社会的、経済的、政治的の 5つの次元から見なければならない。 社会的側面からドラッカーは「働くことが人と社会をつなぐ主たる絆となる。」とした。 続いて、、、 ●経済的側面 ドラッカーは、労働は働く人の生活の拠り所であり、経済的な基盤であるとする。 そして、同時にそれは、企業の経済活動のための資本を生み出す。 「経済活動が永続するための基盤をもたらし、リスクに対して備え、 明日の職場をつくりだし、明日の労働に必要な生活の資を生み出す。 すなわち、いかなる経済においても、賃金部分と資本部分はともに必要である。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 働くことは、その人の生活の基盤であるとともに、それを生み出す組織の基盤でもあるんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫

■ ”働くこと”の意味 ■~労働には多様性が必要~

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ドラッカーは、「仕事」と「労働(働くこと)」とは根本的に違うとした。 「仕事」とは、何らかの目的に対しての課題で、実際に存在する”もの”に対するときと同様の論理的アプローチが可能だとする。 一方「労働(働くこと)」とは、人間の本性としての活動であり、論理ではなく力学であるとする。 そして、その「労働(働くこと)」については、次の5つの側面から見なければならないとする。 「生理的側面」、「心理的側面」、「社会的側面」、「経済的側面」、「政治的側面」 ●生理的側面 「人は機械ではないので動作に制限がありまた、単一のスピードとリズムでの作業は向いていない。 しかもそのスピードとリズムや持続力等は、人によって異なる。 仕事は均一に設計しなければならないが、労働には多様性を持たさなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 以降続く 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット

■ 仕事と”働くこと”は違う ■~働く者の満足と仕事の生産性~

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ドラッカーは、働く人の生産性を向上させるためには、 六つの条件があるとした。 その上で、ドラッカーは、仕事と労働(働くこと)とは根本的に違うとする。 「仕事をするのは人であり、仕事は人が働くことによって行われる。 しかし、仕事の生産性をあげる上で必要とされるものと、 人が生き生きと働く上で必要とされるものは違う。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 働く者が満足しても、仕事が生産的に行われなければ失敗であり、 逆に仕事が生産的に行われても、人が生き生きと働けなければ失敗となる。 そこで、仕事と”働くこと”双方のバランスを考慮したマネジメントが必要となるんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット