投稿

ラベル(大気汚染)が付いた投稿を表示しています

■俺流とは関係しない■~マネジメントは、客観的に規定される。~

イメージ
おはようございます。 冬空の川崎の朝。 この空にも、中国からのPM2・5が流れ込んでいるのだろう。 中国国内では、この大気汚染は中国で活動する日本企業の責任とする話も流れている。 あほさかげんにあきれるのは今始まったことではないが、困ったものだ。 責任転嫁よりも、まずもって当面の問題解決に手を付けてくれ。 -------------------------- ドラッカーは、トップマネジメントの役割について述べた。 引き続き、その特徴について次のとおり指摘する。 ドラッカーはマネジメントの持つべき能力、性格について、次のとおり指摘する。 「考える人」「行動する人」「人間的な人」「表に立つ人」 組織の全体を見、明日のための意思決定を行い、 それを真摯さに裏打ちされたリーダシップで牽引し、 自ら先頭に立って戦い成果を出す人である。 しかし、これらすべてを併せ持つスーパーマンは現実的に存在しない。 しかしだからといって、”俺流”で良いかというとそうではない。 組織の中には、マネジメントしか果たすことができない役割が多数ある。 それらの役割は、企業や組織の必要性から生み出されるもの、 つまりこれらの役割は、組織の必要性から、客観的に規定されるもので、 個人的な流儀ではだめなのだ。 これら多面で複数の役割を果たすためには、様々な能力や性格が必要であるが、 物理的に、一人の人間として持てるものには限界がある。 なので、複数のマネジャーに、それぞれに適した役割を割り当て、 マネジメントチームとして実行することにより、 組織全体に必要なマネジメントの役割を果たすこととなるのだ。 「誰にも流儀はある。それはそれでよい。  しかし、トップマネジメントとは何であり、  何でなければならないかは客観的に規定される。  引力の法則が、その朝物理学者が食べたものと関係がないように、  トップマネジメントの役割はその座にある者の流儀とは関係ない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第8章 トップマネジメント 37 トップマネジメントの役割)     

■職能別組織の適用範囲■~イノベーションとは相容れない。~

イメージ
ドラッカーは、職能別組織の長所や欠点を指摘した。 では、この組織形態はどのような仕事に適用すべきなのか。 職能別組織の適用は、現業の仕事に限られる。 つまり、変化の少ない単純な仕事に適用すべきで、 複雑、多様、迅速で組織全体を俯瞰しながら意思決定を必要とするトップの仕事には適用すべきではない。 また、イノベーションの仕事についてもこの組織形態には適さない。 イノベーションとは、いまだかつて誰も行ったことのないこと、誰も知らないことをすることである。 このイノベーションの仕事も各種の専門能力を必要とするが、その専門能力をいつ、どこで、どれほど必要とするかは誰も知らない。 従ってあらかじめ、専門能力を職能別に組織することは不可能なのだ。 「イノベーションの仕事も各種の専門能力を必要とする。  だが、その専門能力をいつ、どこで必要とし、  それをいかなる程度にいかなる量を必要とするかは誰も知らない。  イノベーションのための仕事を職能別に組織することは不可能である。  イノベーションと職能別組織は相容れない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第7章 マネジメントの組織 34 五つの組織構造)