投稿

3月, 2016の投稿を表示しています

■教育成果への責任■~教師や教授の恥~

イメージ
おはようございます。 明るい空の広がる川崎の朝です。 この暖かさは、夜まで続きます。 夜桜に打って付けです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   ドラッカーは、 今日の教育における生産性の低さもまた、 責任を問われる問題であると続ける。 金を求め、すぐもらえないからといって 不満を言うだけでは責任は果たせない。 何よりも、知識に関わる者は、 教育の成果に責任をもつ。 「成績の悪い生徒や学生を  責めることは許されない。  できない生徒や学生は、  学校や大学の責任である。  意欲のない生徒や学生は、  学校や大学の恥であり、  教師、教授の罪である。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■その呪縛を解くこと■~自らの倫理に責任をもつ。~

イメージ
おはようございます。 明るい空が広がる 川崎の朝です。 日中は暖かくなり、 桜も随分と開くことでしょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   今日アメリカには、 2千を超える大学と 8万に及ぶ学校がある。 そこでは、能力のある教師ならば、 解雇させられても、 次のよい職場を見つけられる。 ドラッカーは、そんなアメリカでは、 心身ともに健康でありながら、 教授になったとたん 働かなくなる者があまりに多い、 と続ける。 知識に関わる者がまだ 力を手にしていなかったころには、 これらの問題も無視できた。 もちろん問題はあったが、 狭い世界の問題だった。 しかし、知識に関わる者が力の中枢に 位置するようになった今日にあっては、 もはや狭い世界の問題ではすまない。 力をもつ集団は、 自らの倫理に責任をもたなければならない。 さもなければ堕落する。 「知識ある者は、  教育の内容、水準、成果、  影響について責任を負う。  学位は満足気に眺めているべきものではない。  社会的に意味のあるものにできないならば、  少なくともその呪縛を解くことが、  知識に関わる者の責務である。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■教育者の倫理■~知識がもたらす力の倫理~

イメージ
おはようございます。 明るい空が広がる川崎の朝です。 昨晩の東京地方は、 帰宅時に雷雨がありましたが、 当分気持ちの良い天気が続きそうですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   ドラッカーは、 知識がもたらす 力の倫理に関わる問題について、 次のとおり問いかけを続ける。 知識ある者、特に教育者が、 自らの独占的な地位を守るための慣行は、 どう判断すべきか。 博士号を要件とすることは 正当化されるか。 博士号が優れた教育者や 優れた学者をつくる保証はあるか。 教授職の身分保証は 倫理的に正当化しうるのか。 「確かに政治的な圧力や管理的な専制から  教授たちを守ることは必要である。  しかし、彼らに対する身分保証は、  それらの圧力よりも  害をなしているのではないか。  それらの圧力から教授たちを守りつつ、  かつ教授たちの無能と怠慢から  社会、大学、学生を守るための方法はないのか。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■動機が何であれ、詐欺は詐欺■~倫理は免責とならない。~

イメージ
おはようございます。 曇り空の川崎の朝、 今日は、雷雨の可能性もあります。 お気を付け下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   1976年、ニューヨークの何人かの医師が、 末期ガンの患者の同意なしに注射し、 州法違反と医師としての倫理逸脱で訴追された。 この医師等は、いかなる個人的利益も得ておらず、 患者の苦しみをなくすために必要な知識を 得ようとしただけで、 彼らを批判することさえ間違いだと主張した。 確かにあらゆる職業において 倫理は自己規律によって 律すべきである。 しかし、本人たちが社会に存在する問題に 取り組まないならば、 社会が、問題に取り組むことになる。 なぜならば、力には倫理が つきまとうからである。 動機が何であれ、詐欺は詐欺である。 「多額の金が漂っているところでは、  策士に対し身を固めておかなければならない。  もし知識に関わる者たち自身が  これを行わないならば、社会がこれを行う。  個人的な利益を得ていないからといって、  倫理は免責とならない。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■知識ある者の倫理■~善たるべき者の鑑~

イメージ
おはようございます。 今日は、3.9人家族で、 箱根の朝を迎えました。 予報は天気が崩れるところ、 青空が覗く一日になりました。 桜はまだ蕾、今週末は最高潮でしょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   ドラッカーは、 知識に関わる者は 高度の倫理を求められる、 とする。 そして、これは、 知識ある者たちにとっては 意外なことである、 と続ける。 彼らは、自らの客観性と 科学性に誇りをもち、 善たるべき者の鑑と自負してきた。 しかし、知識に力が伴っていなかった 時代においては完全なものだった 私人としての善意も、 力をもつ集団の一員となれば、 その倫理性とは関わりがない。 「今日、知識ある者が置かれている位置は、   マネジメントに関わる倫理を   経営者個人の問題としてとらえていた   19世紀の経営者のそれと同じである。   力をもつ集団にとっては、   いかに純粋な信条、   いかに正しい動機といえども、   はなはだしい不道徳となりうる。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■参画するか受け入れるか■~知識だけに関わる問題ではない~

イメージ
おはようございます。 今朝の空も、雲の多い川崎です。 花曇り、花冷え。 花見は来週でしょうか。 今日は箱根に家族と出かけます。 来月出産予定の娘と3.9人連れです。 温泉には、丁度いい寒さですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、知識に関わる者は、 知識に関わる意思決定が、 政策上のリーダーシップに関わる問題であって、 知識だけに関わる問題ではなく、 本人の手中にはないことを納得しない、 とする。 意思決定の力を もたされていないにもかかわらず、 責任だけ負わされるなどということは、 さらに承服しがたい、 と続ける。 だが、この責任を負わないかぎり、 彼らにはいかなる発言権も与えられない。 「いずれにせよ意思決定は行われる。  与えられた道は、  責任をもって意思決定に参画するか、  誰かの意思決定を受け入れるかの  二つに一つしかない。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■権力と富には責任が伴う。■~英知を与えることはない。~

イメージ
おはようございます。 今朝も雲の多い川崎、 日中は晴れて寒い真冬の一日になりそうです。 三月最後の週末、 日曜は雨の予報、 花見は土曜がよさそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   ドラッカーは、 権力と富には責任が伴う、 とする。 そして、教育はより多くの知識を 与えるが、英知を与えることは ほとんどないと続ける。 したがって今日、知識ある者が 自らの責任を自覚していなくとも 驚くには当たらない。 彼らも、かつて権力を握った ほかの者たちと変わるところはない。 「彼らは、自らの地位は、  自らの価値に由来しており、  純粋でありさえすればよいとする。  意図を疑う者は、馬鹿か悪意ある者、  反知性の確信犯か、  マッカーシーの類であるとする。  だが、彼ら知識に関わる者もまた、  やがては、力を正当化するものは  責任であることを知るに至る。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■知識が権力を握った。■~従者の地位~

イメージ
おはようございます。 曇り空の川崎の朝、 花冷えが続きます。 花見には、防寒対策が必要です。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   ごく最近に至るまで、 知識によって得られる地位は、 従者の地位だった。 一九世紀半ばまで、 オックスフォードやケンブリッジが育てたものは、 聖職者や官僚であり、 アメリカのビジネススクールでは、 起業家ではなく管理者を育成した。 今日では、知識が権力を握り、 機会と栄進への道となった。 そして、科学者や学者は脇役ではなく、 主役となった。     「知識ある者は、貧しくさえなくなった。  生産資源の所有者となり、  給与も上がった。  教師の給与が安い社会は、  後進的な社会とされるようになった。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■知識ある者の責任■~知識は阿片にすぎなかった。~

イメージ
おはようございます。 曇り空の川崎の朝。 週末までは、花冷え。 お気を付け下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   ドラッカーは、 知識社会における最大の問題は、 知識ある者の責任である、 とする。 そして、歴史上、知識ある者が 権力をもったことはなかった。 飾りにすぎなかった、 と続ける。 権力の近くで演じることのできた役割も、 道化師のそれとあまり変わらなかった。   「ベンは剣よりも強しどころか、  せいぜい知識は阿片にすぎなかった。  知識に魅力はあった。  苦しむ者にとっての慰み、  金持ちにとっての楽しみだった。  だが、権力ではなかった。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■知識をめぐるイデオロギー■~思想と政治哲学の中心~

イメージ
おはようございます。 明るい陽射しの川崎の朝です。 やっと靖国の桜が開花、 しかし、しばらくは寒い。 花冷えが続きます。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   かくして、明日のイズムは、 知識をめぐるイデオロギーと なりうることになった。 明日の思想と政治哲学においては、 資本主義とマルクス主義において、 金すなわち物が中心的位置を占めていたように、 知識が中心的位置を占める。 もちろんこれは推測にすぎない。 しかし知識の応用が、知識の中心、 知識に関わる全活動の中心、 知識の体系的な探求全体の中心になった ということは確実である。   「さらに知識の応用が  経済と社会の基盤となり、  あらゆる社会的な行動の原理  そのものになったということもいえる。  この変化は、あまりに大きな断絶である。  知識自身のあり方に影響を与えるとともに、  知識そのものを、思想と政治哲学の中心に  位置づけることになる。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■応用こそ知識の目的■~それが英知となること~

イメージ
おはようございます。 今朝も曇り空の川崎の朝です。 今日は、春分の日の振替休日、 三連休最終です。 昨日は靖国の桜開花は、 5輪に至らず、開花宣言は お預けでした。 今日は大丈夫でしょうね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   ソクラテスは、 知識を行動に適用することは、 知識の誤用であると主張し、 知識を善として確立した。 知識の目的は知識そのものであり、 知識の価値はそれが 英知となることにあるとした。   「しかるに今日では、  口では何と言おうとも、  われわれ自身の行動が、  応用こそ知識の目的であり、  あるいは少なくとも、  知識の価値であることを示している。  ソクラテスの主張は、もはや通用しない。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■知識そのものへの疑問■~主たる経済資源~

イメージ
おはようございます。 今日は春分の日、 まだ雲が多い川崎の朝ですが、 段々と日が差し始め、 暖かな一日になりそうです。 これで、靖国神社の桜も 開花するんでしょうね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   ソクラテス以来、西洋では 知識の価値は当然のこととされ、 神学者たちは、 何が真の知識かをめぐって争った。 しかし、知識そのものを否定したり、 その価値と意義に疑いをはさむ者はいなかった。 そしてそのころ、 すべての知識は真理につながり、 あらゆる知識が神聖化されるとの 今日のわれわれの考え方が確立された。   「それでは今、  はたしてわれわれは、  西洋の基盤ともいうべき  この原理を捨てようとしているのだろうか。  われわれが知識の価値に疑問をもちうるのは、  まさに知識の成功のおかげである。  知識の価値が疑われるようになったのは、  それが行動の基盤となり、  主たる経済資源となったからである。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■政策上のリーダーシップ■~技能から知識への移行~

イメージ
おはようございます。 曇り空の川崎の朝、 午後には強い雨が 予想されますので、ご注意を。 東京は年間最高温度累積が600度を超える。 靖国神社の桜も間もなく開花でしょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   ドラッカーは、 政策的な決定は、 知識をもつ者と政策決定者との関係が 重要な意味をもつとする。 しかし、誰も この関係について考えていない、 と続ける 優先順位を決定し、 方向づけを行うということには、 リスクが伴う。 従って、リスクをおかすことが必要になった。 そのために、知識そのものと、 その方向性、目標、成果に関わる問題が、 政策上のリーダーシップを必要とする 問題になった。 もはや、汚れた政治と純粋な知識という 月並みな一線は引けない。   「仕事の基盤が技能から  知識へと移行したことは、  知識自体が公益を考えなければ  ならなくなったことを意味する。  実に知識社会においては、  もっとも重要な問題が  この知識に関わる意思決定である。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■研究者だけでは行えない。■~科学ではなく価値による選択~

イメージ
おはようございます。 今日も暖かな川崎の朝です。 しかし西から段々雨、 東京地方も、今夜から明日にかけ雨の予報です。 はなきん、遅くなる方は雨具の準備を。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   ドラッカーは、 研究者は目標を与えられ、 方向づけすることによって、 もっともよく働くとした。 そして、この方向づけの重要性は、 全体計画は知らされていなかったものの 研究者個々の目標は与えられていたために 成果を上げた原爆の開発でも実証された、 と続ける。 このことは、ソ連でも、 何度も実証された。 ということは、場合によっては、 間違った意思決定を行う危険はあるものの、 研究者の参画がなくとも、 意思決定は行えるということである。   「しかも、この種の意思決定は  研究者だけでは行えない。  優先順位の決定は政策上の判断であって、  科学ではなく価値による選択である。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■研究者の特性と能力■~もっともよく働くとき~

イメージ
おはようございます。 明るい陽射しの川崎の朝です。 週末の東京地方は、雨の様です。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   優先順位に関わる問題は、 国際的あるいは国家的なレベルで 起こるだけではない。 一つの大学、学部、学科、研究室で起こる。 にもかかわらず、知識に関わりをもつ者、 特に今日の大学の学者は、 そのような問題の存在に気づいてもいない。 彼らのほとんどが、 立派な学者の研究計画はすべて支援すべきであるという。 資金上の問題の前に、 人材上の問題があることを知らない。 しかも、優先順位の決定に当たっては、 個々の研究者の特性と能力を 重視しなければならない。 研究者は、命じられたことをするよりも、 したいことをしたほうが優れた仕事をする。 同時に、実績のある者の直感が大きな役割を果たす。   「とはいえ、研究者は目標を与えられ  体系的に仕事をしたとき、  もっともよく働く。  方向づけなしに  よい仕事ができる者は稀である。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■価値観にもとづく意思決定■~いずれがより重要か。~

イメージ
おはようございます。 昨日は久しぶりの快晴の一日でした。 今朝は雲が多く、気温も低下しています。 コートはまだ必要ですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   ドラッカーは、 活動と成果の関係を特定できたとしても、 異なる種類の成果について、 合理的な選択を行うことは 容易ではないとした。 そして、いずれを優先すべきかの決定は、 科学や事実によって行うことはできない、 と続ける。 その決定は、価値観にもとづく 意思決定である以上、 著しく主観的な評価によって 行わざるをえない。 言いかえると、 科学的な判断ということはありえず、 政策上の価値による選択に ならざるをえない。   「いずれを優先すべきか。  幼児の奇病を治療するための研究か、  高年者の健康のための研究か。  いずれがより重要か。  外国語を学習するための方法か、  経済と社会の発展のための方法か。  防衛力の増大と、  交通問題の解決のいずれか。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■価値による選択■~異なる種類の成果~

イメージ
おはようございます。 昨日は寒い雨の一日でした。 今日は快晴の朝。 東京地方は、しばらく晴天が続き、 週末には25日は桜の開花が予想されます。 民主党と維新の会の合併後の名称が民進党となった。 党名はイメージ作りには大切だが、問題は中身。 多くの市民が安倍政権の対立勢力、 受け皿を待ち望んでいる。 こけている場合ではない。 この期待に答えるためのビジョンは、 ミッションは? 古い船頭では、新しい船のかじ取りは難しい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   ドラッカーは、人間環境としての社会、 コミュニティ、政府は、 われわれが理解するよりも はるかに速く変化するとした。 そして、優先順位の決定が 及ぼす影響は重大であるとする。 経済的資源の配分を はるかに超えるリスクを伴う。 しかしそのための簡単な方法はない。 異なる分野を比較して 決定を行うための方法はない。 活動と成果の関係を特定できたとしても、 異なる種類の成果について、 合理的な選択を行うことは容易ではない。   「知識の探求に当たっての優先順位は、  どうあるべきか。  訓練と経験と実績をもつ貴重な人材は、  いかなる仕事に向けるべきか。  それは誰が決めるか。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■はるかに速い変化■~思考、知識、創意が必要~

イメージ
おはようございます。 曇り空の川崎の朝です。 冷え込んでいます。 ところにより、雨が雪に変わりそうです。 雨具は必携です。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   ドラッカーは、 自然科学のいくつかの分野では、 応用しきれないほどの知識が得られているが、 政府や社会に関しては、 いまだに膨大な量の 思考、知識、創意が必要とされている、 と続ける。   「なぜなら、  自然は変わらなくとも、  人間環境としての社会、  コミュニティ、政府は、  われわれが理解するよりも  はるかに速く変化するからである。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■一流ならざる人材■~成果を上げる人材は育ちにくい。~

イメージ
おはようございます。 今朝も曇り。 気が付けば、3月15日まで二日。 がんばろう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   ドラッカーは、 新しい知識を生み出せる人たちの 供給が不足しているとした。 そして、今日では、 自然科学、医学、社会科学、 人文科学などあらゆる分野において、 一流ならざる人材まで 動員しなければならなくなった結果、 研究の成果が上がらなくなっている、 と続ける。   「優先順位をつけることは、  人間行動や政治に関わる科学、  すなわち経済学、政治学、心理学、  社会学において特に必要となる。  それらの分野で成果を上げる人材は、  自然科学の分野よりも少なく、  しかも育ちにくい。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■研究は人が行う■~心を支配するための知識~

イメージ
おはようございます。 曇り空の川崎の朝。 こんな土曜には仕事に行こう。。。。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   ドラッカーは、 行動科学の多くの部分を占める、 人の心を支配するための 知識の探求は進めるべきかと問う。 悪魔しか出てくるはずのない パンドラの箱かもしれない。 はたまた細菌兵器はどうなのか。 他のだれかがやっているから やるという弁解は通用するのか。 「優先順位の決定は容易ではない。   しかし知識の探求には限界がある。   使える資源に限りがある。   もっとも不足しているのは資金ではない。   そもそも研究を行うのは金ではない。   人である。   新しい知識を生み出せる人たちの供給が不足している。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■知識探求の優先順位■~多様性、柔軟性、競争の確保~

イメージ
おはようございます。 今朝も曇り空の川崎の朝。 あの震災から5年、 様々な報道機関が改めて 被災者の現状を伝える。 避難先や仮設住宅での生活、 復興しない町、先の見えない原発。 そして、それ以上に心に残した 傷あとの問題は大きい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   ドラッカーは、 知識そのものに関しても、 その適用方法と同様に 多様性、柔軟性、競争の確保が 必要であるとする。 そして、知識の探求において 優先順位を決め、 知識の方向づけと そのもたらすものについての 意思決定が必要であると続ける。 これは知識に関わりをもつ者 だけの問題ではない。 これまで、 知識とその探求において、 優先順位や限界、方向づけについて 考えなければならなくなるとは 誰も考えてこなかった。 「もはや知識も、  他のあらゆるものと同じように、  絶対的な善ではありえないことが  明らかである。  知識そのものは中立的であるとしても、  知識をもってなすことは  中立的ではありえない。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■傑出した仕事をする者■~学校の成績は頼りにならない~

イメージ
おはようございます。 雲の多い川崎の朝です。 昨日は一日雨、 雪の心配もするほど冷えましたが、 今日はいくらか暖かくなりそうです。 5年前の津波映像の雪が 目に焼き付いている。 あの震災から5年が経つが、 被災地の傷は未だ癒えない。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   ドラッカーは、 傑出した仕事をする者を 事前に知る方法はなく、 実際に仕事をさせなければ わからないとする。 そして、もっとも当てにならないものが 学校の成績であると続ける。 歴史の本には、チャーチル、ゲーテのように 学校の成績は悪かったが、 知的な偉業を成し遂げた 偉大な人たちが大勢いるが、 学校の成績は優秀だったが、 人生では何もできなかった人たちのことは 出てこない。 質の高い人材を大勢手にするには、 大勢の人間に最高の教育を与えることが 不可欠である。 「知的な能力も、  他の能力と同じように分布する。  それは確率的である。  したがって、より多くの人間に  知識を習得する機会を与えるならば、  それだけ多くの知的なリーダーを得る。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■大勢の人たちに最高の教育を■~知識ある人間は大量に必要~

イメージ
おはようございます。 暖かな雨の川崎、 今日と明日はこの調子の様ですね。 一雨ごとに春は近づいてきます。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、一人ひとりの人間には、 能力や関心の違いがあるように、 大学にも質の違いがあるとする。 しかし、特定の大学を出ていない者に 一流たる道を閉ざすことは、 知識の本質と相容れず、 現代社会のニーズと相容れないと続ける。 いかなる大学で習得した知識であっても、 卒業の5年後には陳腐化する。 特定の大学に特権的な地位を与えることは、 知識の本質はもとより、 現代社会のニーズとも相容れない。 「要するに、誰に対してであれ、  成果を上げ、可能性を追求し、  上りつめていく道を制約することは許されない。  そのような贅沢など許されないほどに、  知識ある人間は大量に必要とされている。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■さらに必要とされる者■~高度のマネジメント能力~

イメージ
おはようございます。 段々と空が明るくなってきた川崎の朝です。 昨日は一日雨模様で、 今朝はその湿気が靄となって残ってますが、 日中は回復気温も急上昇しそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 もっとも必要とされているのは、 自らの専門分野の情報を 成果に結びつけることのできる者であり、 それを教えることのできる者であるとした。 そしてさらに必要とされる者が、 マネジメントであると続ける。 多様な教授陣を一つの組織に まとめて、 大学が多様な機能を果たせるように しなければならない。 教授陣の一人ひとりが、 それぞれの目的を達成し、 自らの仕事に満足できるようにし、 学生のニーズや希望を 満たさなければならない。 「これらのことのためには、  高度のマネジメント能力が必要である。  まさに今日の大学の抱える  マネジメント上の問題ほど、  挑戦に満ち、かつ緊急に  解決を迫られているものはない。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■大学が必要とする人間■~知識をないがしろにするもの~

イメージ
おはようございます。 雲の多い川崎の朝です。 雨模様の一日、 雨具の携帯をお忘れなく。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 大学は同じ種類の人間ではなく、 多様な人間が必要だとする。 そして、今日のように博士号を重視し、 狭い専門分野の研究だけを重視することは、 知識をないがしろにするものであると続ける。 そのような人間も必要だが、 それぞれの分野に少しいればよい。 「もっとも必要とされているのは、  自らの専門分野の情報を  成果に結びつけることのできる者であり、  それを教えることのできる者である。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■研究がもたらすもの■~情報にすぎないことを知る~

イメージ
おはようございます。 仄明るい川崎の朝です。 昨日は、銀座でアンテナショップでの お酒祭りのお手伝い。 500人を超えるお客さんが 土佐酒を楽しんでいました。 でもやっぱり自分で楽しむほうがいいですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、専門知識とともに、 自らの知識を成果に結びつけることを 知らなければならないとした。 そして、それを、具体的に どのように行うかは 明らかでないと続ける。 同時に、研究がもたらすものは、 知識そのものではなく、 情報にすぎないことを知る必要がある。 「情報を成果に結びつけることを  知らなければならない。  情報は成果に結びついたとき、  初めて知識となる。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■自らの知識を成果に結びつける■~単純なものなど、ありえない。~

イメージ
おはようございます。 肌寒い川崎の朝です。 今日は銀座高知県アンテナショップまるごと高知で、 「ぶらり銀座 春の酒まつり」のお手伝い。 土佐酒飲めますよ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、道具を使うには 道具を知らなければならないとする 教師側の言い分に、疑問を呈した。 そもそも道具の使い方を学ぶ 唯一の方法は、 何らかの成果をもたらす 意味のある仕事に それを使うことではないか。 際立って優れた専門家も 必要である。 大学院生を相手に 専門分野を教える学者が 間違ったことをしているわけではない。 したがって前者においては、 専門家の仕事に敬意をもつべきことを 知らなければならない。 後者においては、 一つの専門分野だけでは 何も実現できないことを 知らなければならない。 他の専門知識とともに、 自らの知識を成果に結びつけることを 知らなければならない。 「知識の体系はいっそう複雑化し、  多様な問題をもたらす。  単純なものなど、もはやありえない。  学際的な応用分野とともに、  狭い範囲の専門分野が必要である。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■意味ある成果を中心に学ぶこと■~応用分野のニーズ~

イメージ
おはようございます。 今朝も快晴の川崎です。 今日明日は晴れて、暖かなようです。 今日は一日、コート無しでも大丈夫みたいですよ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 コンサルティングを 引き受けるということは、 専門分野を超え、 チームの一員として、 クライアントの成果に 関心をもつということである、 とする。 大学が知識の適用に力を入れ、 社会に成果をもたらすことを 期待されるにつれ、 これまでのような 専門分野の論理ではなく、 応用分野のニーズを中心として、 学部の再編成を行うことが求められる。 実はこれこそ、 怒れる学生たちが 要求していることである。 バークリー、ベルリン、東京で 耳にする学生の要求は、 意味ある成果を中心に学ぶことである。 学生は教授たちが、都市問題、 経済発展、環境問題のために 知識を生かしているのを目にしている。 「学生は、なぜわれわれは、  われわれや社会のニーズに関係なく、  役にも立たない授業に  うんざりさせられなければならないのかと問う。  教師の側にも言い分はある。  道具を使うには道具を  知らなければならない。  もっともらしい。  だが、本当に意味のある答えか。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■知識の社会的意味■~自らの専門分野で貢献する。~

イメージ
おはようございます。 今朝も快晴の川崎。 寒い朝ですが、 日中は4月並の暖かさになりそうです。 花粉が勢いよく舞うんでしょうね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 これまで知識とされていたものは、 単なる情報にすぎないとした。   今日、大学は 研究に力を入れるべきであるとの議論がある。 しかも、研究は教育や学生の ニーズと両立しないとされる。 これは誤解である。 問題は、社会への貢献が 重要になったことから生じた。 優秀な教師ほど、 学際研究に引っぱり出される。 政府機関、学校、企業、病院、 軍からコンサルティングを頼まれる。 学内でも、他の学部や学科から お呼びがかかる。 彼らは、自らの専門分野で貢献する。 だがその最大の関心事とすべきものは、 依頼主にとっての成果である。 「知識が現代社会の  中心的な資源となったために、  大学に第三の機能が加わった。  教育と研究に加えて、社会への貢献、  すなわち知識を行動に移し、  成果をもたらすという機能である。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■成果をもたらすための手段■~仕事に使われて意味をもつ。~

イメージ
おはようございます。 快晴の川崎の朝です。 痴呆症鉄道事故事件で、 最高裁は無罪判決を出した。 介護家族や別居家族の 責任は問わないとの判決。 当然のことと思う。 個人の問題ではなく、 社会の課題と とらえなければならないいんでしょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、19世紀までは、 知識と行為は無関係のものであったとした。 ところが今日では、 知識とその探求は、 専門分野別ではなく 応用分野別に組織されるようになった。 学際研究が急速に進展し、 研究組織も、アフリカ問題、 ソ連問題、都市問題など 応用分野別となった。 それらの組織には、経済学、 精神病理学、農学、美術史に至る 多様な専門分野から人が集めら、 学際研究が大学に活力を与え、 その方向を決めている。 これは、知識が自らを 最終目的とするものから、 何らかの成果をもたらすための 手段に移行したことの 必然の結果である。 これまで知識とされていたものは、 単なる情報にすぎないことになった。 「今や、かつて技術とされていたものこそが知識である。  現代社会の動力源としての知識は、  適用され仕事に使われて初めて意味をもつ。  仕事は、専門分野によって  定義することはできない。  目的は、常に学際的たらざるをえない。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)

■市場志向ではなく製品志向■~知識と行為は無関係だった。~

イメージ
おはようございます。 青空の広がる川崎の朝。 冷え込みました。 北日本では記録的な寒波とのことです。 お気を付け下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 これからの学問は、 学部、学科、科目のいずれもが陳腐化し、 理解と学習の障害になると考えるべきである、 とした。 したがって有機化学と無機化学の区別が なくなりつつあることに驚いてはならない、 と続ける。 19世紀までは、知識と行為は無関係であり、 知識は精神のためのもので、 行為は、知識ではなく 経験と技能を基盤としていた。 そして技術は、科学と切り離され、 徒弟によって習得されていた。 「知識の探求とその成果は、  応用から切り離されていた。  研究対象ごとに  知識の論理に従って組織されていた。  学部、学科、科目、さらには学位、高等教育の全体系が、  専門別に組織されていた。  市場志向ではなく製品志向だった。」 ~『イノベーターの条件』 (Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)