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■キャプテンは、ボスではなくリーダーである。■~トップマネジメントはチーム活動~

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おはようございます。 薄暗い朝で、寒く感じるが昨日より暖かい。 グアムで殺人事件が起こった。 この事件で、幼い子供を守って、若い母親が犠牲になった。 残されたご家族の悲しみには、胸が詰まる思いがする。 数年前に秋葉原で起こった事件と似ている。 理由のない”無差別殺人”である。 現代病であろう、ここにも深い心の闇があるのだろう。 -------------------------- トップマネジメントがチームとして機能するための厳しい条件。 ◆全体の危機に際して、一貫して責任を持つキャプテンが不可欠である。 ドラッカーは、トップマネジメントは委員会ではなく、チームであるとし、そこにはキャプテンが必要であるとする。 委員会とは、参加メンバーが議題に対して意見を出し合い、多数決でより良き方向性を見出したりする機関である。 一方チームとは、メンバーの一人ひとりが固有のポジションに責任を持ち、組織の成果に向けて全員がベクトルを合わせて活動するものである。 したがって、チームにはメンバーを導くキャプテンが必要である。 ドラッカーはこのキャプテンとは、メンバーに対する指示管理を行うボスではなく、メンバーをけん引するリーダーであると定義する。 そのキャプテンの役割の重さは多様であるが、キャプテンは欠かすことのできない存在である。 "危機に陥ったときには、他のメンバーの責任を一手に引き受ける意欲、能力、権限を持たなければならない。 全体の危機に際しては、一貫した命令系統が不可欠である。" 「トップマネジメントは委員会ではない。  チームである。  チームにはキャプテンがいる。  キャプテンは、ボスではなくリーダーである。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第8章 トップマネジメント 38 トップマネジメントの構造)     

■マネジメントの成功物語とは■~「責任」の組織化が基礎~

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働くことのマネジメントには、一人ひとりの「責任」が重要である。 その事例として、IBMが行った二つのイノベーションを示す。 二つ目は1940年にIBMが最初のコンピュータを開発したときに 偶然に起こった。 このとき需要が多かったため、生産技術の整備が終わらないうちに 生産を開始しなければならなくなった。 この非常事態に当たって、生産は、生産現場において、技術者と技能者が 協力して対応に当たった。 その結果、きわめて優れた生産技術が生み出される結果となった。 安く、速く生産できるようになっただけでなく、技術者たちが生産性の 高い優れた仕事ぶりを示した。 これらは何を意味するのか。 ドラッカーは、マネジメントの基礎を「権限」を中心にしてきたものを、 働く人たちの「責任」をベースにしたことにあるとする。 「これらの例は、いわゆる民主的マネジメントではない。  参加型民主主義でもない。  日本企業ではボスが誰かははっきりしている。  アッベもワトソンも自らの決定を押しつけることを躊躇しなかった。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第3章 仕事と人間)