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■目的と使命を定義する■~顧客からスタートする。~

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ドラッカーは、企業が有効な事業活動を行うために、まづ必要なことは”自社をいかに定義するか”とした。 続いて自らの企業の目的と使命を定義する必要がある。 マクドナルドはハンバーガを売り、田中貴金属は金の売買を行い、東京電力は電力を作る。 わかりきった定義であるが、ドラッカーは、わかりきった答えが正しいことはほとんどないとする。 正しい答えは、顧客が企業をどう見ているか、”顧客が企業をどう定義するか”にある。 顧客はマクドナルドを、小腹を満たしたいという理由だけではなく、”安価で早くほっとできる空間”として選ぶ。 また、貯蓄用の現金を銀行や株式ではなく”有利な投資先”として田中貴金属での金の購入を選ぶ。 そして、電力は、東電が選択されているわけではなく、生活の必需品として、ガスや水道と同様に”公共サービス”として提供を受けてい るに過ぎない。 企業は、これらの顧客が持っている定義を理解し、満足させることこそ、企業の使命であり目的である。 ”事業の定義”は企業を顧客と市場の観点から見て、初めて答えることができるんですね。 「顧客にとっての関心は、彼らにとっての価値、欲求、現実である。 この事実からしても、「われわれの事業は何か」との問いに答えるには、 顧客からスタートしなければならない。 すなわち顧客の価値、欲求、期待、現実、状況、行動から スタートしなければならない。」  ~「マネジメント」 <A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&ServiceVersion=20070822&am

■自社をいかに定義するか■~何を続け、何を止めるか~

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企業の目的は、利潤追求や利益の拡大ではなく、 ”顧客の創造”である。 しかし企業は自らの組織と、社会のために利益を確保しなければ ならない。 それでは、その利益を確保するために行う企業が行う”事業”とは なにか。 ドラッカーは”自社をいかに定義するか”がまずもって重要である とする。 今日の企業は高度な知識や技術を持つ者によって活動が行われている。 いわゆるマネジャーではない、一般の社員の人々も同様に高度な知識や 技能を持ち、彼らはその知識や技能をベースにして、企業における 日常の仕事を直接行う立場にある。 その際彼らは自らの仕事に関して、つねに何らかの意思決定を行っている。 その結果、企業全体に直接影響を与える意思決定が、組織のあらゆる階層において 行われていることとなる。 この企業内のそれぞれの意思決定が相互に矛盾していると組織全体としての成果は 望めないこととなる。 ドラッカーは、企業全体としての意思決定の基準となるべきものを 少なくとも一つは出しておかなければ、ならないとする。 そうしないとお互いの違いに気づくことなく、まちがった定義に従って 意思決定を行い、反対方向に向かって努力を続け、行動することとなるんですね。 「あらゆる組織において、共通のものの見方、理解、 方向づけ、努力を実現するには、 『われわれの事業は何か。何であるべきか』 を定義することが不可欠である。」  ~「マネジメント」 <A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&ServiceVersion=2007082

■社会的サービスの満足■~社会の健全性は、企業存続の条件~

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利益の持つ4っつの経済的機能、その4っ目 ”社会貢献のための原資”。 利益は、医療、国防、教育、オペラなど社会的なサービスと満足をもたらす原資である。 利益の持つ他の3機能は企業内部の課題であったが、 最後のこのテーマは企業外部の課題である。 企業は社会に生かされている。 社会が健全に機能することが、企業存続の絶対条件である。 税金を納め、人を雇用し、商業圏を作り、NPOに出資し、文化施設を作り、、、、。 これらのためにも、企業は利益を生み出さなければならないんですね。 「企業は、教育や防衛などの社会的費用に貢献する必要がある。  税金を納められるだけの利益をあげる必要がある。」  ~「マネジメント」 <A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&ID=V20070822%</p&amp

■よりよい労働環境を生む原資■~労働者は企業の生存条件~

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福島事故調査委が事故原因の調査を進めている。 昨日は当時官房長官で国民へのスピーカであった 枝野経産大臣への聴取が行われた。 明らかになってくることは、事故発生時の 「情報の集約、その後の予想や想定」に関する手順が、 東電にも政府にも存在しなかったことである。 地震、津波による原発事故のリスクは、現存している。 事故調査委には、この事故対応時に行ったプロセスを記録し その教訓をナレッジデータとして残し、これから起こるであろう 災害時対応手順として生かせるようにする責任がある。 --------------------- 利益の持つ4っつの経済的機能、その3つ目 ”よりよい労働環境の原資”。 利益はよりよい労働環境を生むための原資である。 企業が成果を出すためには、そこに働く人々の強みと 能力を最大限発揮させる必要がある。 そのためには、働く人々一人ひとりが働き甲斐をもち、 自ら能力を伸ばす意欲を持ち、 家族の現在や将来に対して希望を持てる環境が重要となる。 「あらゆる種類の組織にとって、自らの生存は知識労働者の 生産性に左右されるようになるからである。 まさに、最高の知識労働者を惹きつけ、とどめる能力こそ、 最も基礎的な生存の条件となるからである。」 ~「明日を支配する者」 <A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&amp

■リスクに対する保険■~プレミアムの源泉としての利益~

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利益の持つ4っつの経済的機能、その二つ目”不確定性に対する保険”。 利益は不確定性というリスクに対する保険である。 企業には、目的があり、社会や働く人への責任があり、成果を出さなければ ならない義務がある。 そのために企業は存続しなければならない。 企業は業績のいい時もあれば逆に存亡の危機を迎えることもある。 そんな時にも、企業は堪え継続しなければならない。 利益はその危機に対する保険としての機能を持つものである。 企業は消滅を防ぐための保険としてこの利益をストックしておかなければ ならないんですね。 「企業経済学の指導原理は利益の最大化ではない。  損失の回避である。  したがって企業は、事業に伴うリスクに備えるために、    プレミアムを生み出さなければならない。  リスクに対するプレミアムの源泉は一つしかない。  利益である。」  ~「現代の経営」 <A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&ID=V20070822%</p><p><br></p><p>2FJP%2Fken3taka-22%2F8001%2F7c287fd5-2614-448d-be48-af0bc1729d05&Oper

■妥当性の尺度■~顧客が受け入れているか?~

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利益の持つ4っつの経済的機能、その一つ目”成果の判定基準”。 企業の活動結果としての製品やサービスは、顧客が手にとり、 購入されることにより、価格・金銭に交換される。 製品は顧客が満足しない限り”企業の一方的な成果物”でしかなく、 そこには企業内部のコストが存在するだけである。 成果物は顧客が満足して初めて”販売”することができ、その販売額の中から 利益を得られることとなる。 つまり、利益を得ているということは、顧客が製品に満足しているという ひとつの判定結果なんですね。 「利益は企業や事業の目的ではなく、条件である。  利益は、事業における意思決定の理由や原因や根拠ではなく、  妥当性の尺度である。」  ~「現代の経営」 <A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&ID=V20070822%</p><p><br></p><p>2FJP%2Fken3taka-22%2F8001%2F7c287fd5-2614-448d-be48-af0bc1729d05&Operation=NoScript">Amazon.co.jp ウィジェット&am

■利益の正当性■~社会及び経済に不可欠なもの~

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昨日まで、企業が成果を上げるために持つべき3っつの機能についての内容であった。 そして、その機能を有効に活用した結果得られるものが”利益”である。 ”利益は、目的ではない。” 利益とは、企業が行ったマーケティング、イノベーション、 生産性向上の結果手にするものである。 そしてさらにドラッカーは、利益は、企業にとって必要不可欠な 次の経済的機能を持つとする。 ▲成果の判定基準 ▲不確定性に対する保険 ▲よりよい労働環境を生むための原資 ▲社会貢献のための原資 「社会及び経済にとって必要不可欠なものとしての利益については、  弁解など無用である。  企業人が罪を感じ弁解の必要を感じるべきは、  経済活動や社会活動の遂行が困難になることである。  利益を生むことができなくなることである。」 ~「マネジメント」 <A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&ID=V20070822%</p><p><br></p><p>2FJP%2Fken3taka-22%2F8001%2F7c287fd5-2614-448d-be48-af0bc1729d05&Operation=NoScript"&am

■組織構造と活動間のバランス■~マネジメントの浪費~

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ドラッカーは、企業の持つ第三の機能”生産性の向上”には、 重大な影響を与える要因がいくつかあるとする。 その6個目【組織構造の適切さ、および活動間のバランス】 企業活動にとって重要な役割を担うマネジメントは、企業の持つ他の資源である、 人・モノ・かねと同様にその活動の量・範囲に限界がある。 そこで、企業の組織構造がポイントとなる。 マネジメントが行いずらい組織構造であると、そのマネジメントとい う企業にとってもっとも稀少な資源が浪費されることになる。 マネジメントが、企業と自らの強みを発揮できる組織構造のなかで、適切な活動が できることがマネジメントと企業全体の生産性を大きく左右する。 また、トップマネジメントがマーケティングという企業の基本的な活動に関心を持たずに、 技術や製造プロセスなど内部にのみ関心を示すことは、企業の基本的な活動が疎かになり、 企業全体の生産性が低下することとなる。 「組織構造が不適切なために、マネジメントが自らなすべきことを行わなければ、  マネジメントという企業にとってもっとも稀少な資源が浪費されることになる。  トップマネジメントが、マーケティングに関心をよせるべきであるにもかかわらず、  技術にしか関心を示さなければ、生産性は低下する。」 ~「マネジメント」 <A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&ID=V20070822%</p><p><br></p&

■生産性の向上【自らの強み】■~特有の限界をわきまえる~

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ドラッカーは、企業の持つ第三の機能”生産性の向上”には、 重大な影響を与える要因がいくつかあるとする。 その5つ目【自らの強み】 企業とそのマネジメントは、特有の強みを持ち、その強みを 生かして成果を上げる。 しかし、その強みにも限界がある。できる範囲がある。 例え成功しそうな事業であっても、その限界を超えて、 多くの事業にチャレンジしようとすると、 他の事業に対しても影響を与えることとなり、 トータルな生産性が下がることとなる。 企業とマネジメントは、自らの強みを理解すると共に合せて、 特有の限界についても把握する必要があるんですね。 「いかなるマネジメントといえども万能ではない。  収益が見込める事業すべてに進出すべきであるとはかぎらない。  いかなるマネジメントにも能力と限界がある。  したがって、それぞれの企業とそのマネジメントに特有の能力を活用し、  特有の限界をわきまえることも、生産性を左右する。」 ~「マネジメント」 <A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&ID=V20070822%</p><p>&lt

■プロセスの組み合わせ(プロセス・ミックス)■~外製で生産性を高める。~

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ドラッカーは、企業の持つ第三の機能”生産性の向上”には、 重大な影響を与える要因がいくつかあるとする。 その4つ目【プロセスの組み合わせ(プロセス・ミックス)】 昨日は、”プロダクト・ミックス”つまり製品の組み合わせについてであった。 今日は、”プロセス・ミックス”製造などの工程の組み合わせについてである。 企業の行う生産活動には、部品購入、製造・組立、輸送、販売等があるが、 これらの各プロセスで、自社で行うものと、他社に依頼するものとを 組み合わせて商品を生み出し生産性を高めようとするものである。 例えば町の食堂で食べるラーメン。 まづ、自家製麺のノウハウがあれば独自な味や食感を作り出し、 いい商品作りができるかもしれない。 しかし、ノウハウがなければ、冷凍麺などの市販品を使用するしかない。 麺の製造プロセスを他社に任せることとなる。 また、焼豚は養豚場を持つことはコスト上困難でしょうから、お肉屋さんから 豚肉を購入するほうが生産的でしょう。材料の外部購入である。 また近所の企業の社員食堂に出店して安定的な販売を目指すということは、 販売チャネルの多角化である。 このようにして、ラーメンという商品を、自社の資源と、強み・弱みを見極めて、 無駄や無理なく、市場に流通させるためには、自社で行う部分と他社に依存する部分を 工夫することが必要なんですね。 「部品を買うのと自分でつくるのといずれが生産的か。 組み立てを内製するのと外製するのといずれが生産的か。 販売を流通業に任せ彼らのブランドを使わせるのと、 自らの販売網を使い自らのブランドを使うのといずれが生産的か。」 ~「マネジメント」 <A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&ServiceVersion=20070822&

■製品の組み合わせ(プロダクト・ミックス)■~資源の組み合わせ~

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ドラッカーは、企業の第三の機能として”生産性の向上”があるとした。 そして、その生産性には、労働という目に見えるもの以外に 重大な影響を与える要因がいくつかあるとする。 その三っつ目【製品の組み合わせ(プロダクト・ミックス)】 プロダクト・ミックス、例えばマックではハンバーガー、コーラ、ポテトフライを 組み合わせてセット価格でお得感を出している。 また、IT機器メーカーは、パソコンやスマートフォンなどのハードとOSや アプリケーション等のソフトの組み合わせなどで操作性や品質の優位性を 出している。 組み合わせることにより、個々の商品価値の合計以上の魅力を作り出すことは、 顧客には魅力的である。 また、企業にとっても、一つの商品が売れることにより複数の商品が売れることになり、 生産性が高まることとなる。 しかし、企業がハンバーガーは上手に作れるが、ポテトフライを作るノウハウはあまりない といった場合には、質の低下や、コスト増加を招くことになる。 魅力あるプロダクト・ミックスだが、個々の商品を作るための技術や材料や設備などの 企業資源が確保されていることが大事なんですね。 「製品の組み合わせとは資源の組み合わせでもある。」 ~「マネジメント」 <A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&

■時間はもっとも消えやすい資源■~生産性の制約条件~

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ドラッカーは、企業の基本機能としてマーケティングと イノベーションがあるとし、さらに管理的な機能、 第三の機能として”生産性の向上”があるとした。 そして、生産性には、労働という目に見えるもの以外に 重大な影響を与える要因がいくつかあるとする。 その二つ目【時間】 「時間」とは、借りたり、買ったりして増加させることはできない。 一方的に過ぎ行き、蓄積もできず、もとに戻らない。 そして、常に不足している。 人もモノもその能力や機能を有効に使ってこそ意味を持ち成果に結びつく。 そのためには、使うための時間がなければならないんですね。 「時間はもっとも消えやすい資源である。  人や機械をフルに使ったときと、  半分しか使わなかったときでは  生産性に大きな差が生ずる。」 ~「マネジメント」 <A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&ID=V20070822%</p><p><br></p><p>2FJP%2Fken3taka-22%2F8001%2F7c287fd5-2614-448d-be48-af0bc1729d05&Operation=NoScript"&g

■生産性の向上【知識】■~使われない知識は、資源の浪費~

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ドラッカーは、企業の持つ第三の機能として”生産性の向上”が あるとした。 そして、生産性には、労働という目に見えるもの以外に 重大な影響を与える要因がいくつかあるとする。 そのひとつ【知識】 企業活動は、一人ひとりの知識によって成り立つ。 一人ひとりの知識が、組織全体としての成果となる。 そのためにだれが、いつ、どんな知識を持つべきなのかを 知る必要がある。 これは個人の課題である自己開発のテーマであると共に、 マネジメントが行うべき、人財育成、適正配置という 重要なテーマでもある。 使われない知識はなにも生産しないだけでなく、資源の浪費でしかない。 「知識とは正しく適用したとき、もっとも生産的な資源となる。  逆にまちがって適用したとき、もっとも高価でありながら、  まったく生産的でない資源となる。」 ~「マネジメント」 <A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&ID=V20070822%</p><p><br></p><p>2FJP%2Fken3taka-22%2F8001%2F7c287fd5-2614-448d-be48-af0bc1729d05&Operation=NoScript"&

■企業の持つ第三の機能■~資源の生産的活用~

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ドラッカーは、企業が、顧客の創造という目的を達するために持つ機能は、 マーケティングとイノベーションとした。 そして、さらに企業はその目的を達成するために、富を生むべき資源を 生産的に使用する必要があるとする。 企業が持つべき第三の機能、資源の有効活用すなわち”生産性の向上”である。 この”生産性の向上”には、直接的なコスト以外に重大な影響を受けるいくつかの要因がある。 ◆知識 ◆時間 ◆製品の組み合わせ(プロダクト・ミックス) ◆プロセスの組み合わせ(プロセス・ミックス) ◆自らの強み ◆組織構造の適切さ、および活動間のバランス 明日以降順次解説していきます。 「必要とされているものは、労働だけが唯一の生産要素であるとする 生産性のコンセプトではない。 成果に結びつくあらゆる活動を含む生産性のコンセプトである。 さらにいうならば、そのようなコンセプトさえ、 目に見える直接的なコストとして測定できるものに限定していたのでは 正しいとはいえない。」 ~「マネジメント」 <A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&ID=V20070822%</p><p><br&am

■社会的なイノベーション■~より大きな富を生み出す新しい能力~

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ドラッカーは、既存製品の用途を変えるという発想転換も イノベーションであるとした。 さらに、イノベーションとは、発明のことではなく、 技術のみに関するコンセプトでもないとする。 そして、経済的イノベーション、社会的なイノベーションは、 技術のイノベーション以上に重要であるとしている。 なので、企業はイノベーション発想をあらゆる部門、職能、活動に 適用しなければならない。 「イノベーションとは、人的資源や物的資源に対し、  より大きな富を生み出す新しい能力をもたらすことである。  当然マネジメントは、社会のニーズを事業の機会として  捉えなければならない。  このことは、社会、学校、医療、都市、環境などのニーズが  強く意識されている今日、特に強調されるべきである。」 ~「マネジメント」 <A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&ID=V20070822%</p><p><br></p><p>2FJP%2Fken3taka-22%2F8001%2F7c287fd5-2614-448d-be48-af0bc1729d05&Operation=NoScript"&gt

■エスキモーに冷蔵庫を売る。■~新しい用途の発見~

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ドラッカーは企業活動には、マーケティングと共に、変化、成長という 動的な経済を生み出すイノベーションが必要であるとした。 自転車は、いかにスローであっても、ペダルを漕ぎ続けなければ 倒れてしまう。 企業活動はよりよく、より経済的な財とサービスを供給するものであり、 イノベーションの結果もたらされるものは、よりよい製品、 より多くの便利さ、より大きな欲求の満足でなければならない。 イノベーションの機会の一つとして、既存の製品の新しい用途を見つける ことがある。 氷結地帯に生活するエスキモーは、家の中でもそのままでは食料品が 凍結してしまう。 その人々に凍結防止のためとして冷蔵庫を売ることは、 ”凍らない食品”や””家庭用温蔵庫”を作ることと同等の価値を生み出す。 また、ポストイットは強力な接着力としては不完全であった接着剤を、 容易にはがせる接着剤に用途転換して成功した。 一つの用途では失敗や業績頭打ちでも、用途を変えるという発想転換で 成功するという事例だが、顧客は何に困っているか、新しい解決策はないか、 新しい満足はないか等”顧客の興味”を知ることが大事なんですね。 「それは新しい市場を開拓することである。  凍結防止用という新しい製品を創造することである。  技術的には既存の製品があるだけである。  だが経済的には、イノベーションが行われている。」 ~「マネジメント」 <A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&ID=V20070822%</p><p><br&

■新しい満足を生み出す。■~何の価値も生まない投機家~

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ドラッカーは、企業が成果を上げるために持つ基本的な機能は、 マーケティングとイノベーションだけとした。 マーケティングは潜在的または顕在的に存在する人の欲求を 満たすものである。 しかし、これには限界がある。 この経済活動は限定された範囲での静的な経済と言える。 これだけでは、企業は沈滞する。 なので、企業は第二の機能として、イノベーション すなわち新しい満足を生みだすことが必要となる。 企業活動には、変化、成長という動的な経済が必要となる。 その動的な経済を生み出す源泉が“イノベーション”なんですね。 「静的な経済には、企業は存在しえない。  そこに存在しうるものは、手数料をもらうだけのブローカーか、  何の価値も生まない投機家である。  企業が存在しうるのは、成長する経済のみである。」 ~「マネジメント」 <A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&ID=V20070822%</p><p><br></p><p>2FJP%2Fken3taka-22%2F8001%2F7c287fd5-2614-448d-be48-af0bc1729d05&Operation=NoScript"&am

■販売とマーケティングは逆■~おのずから売れるようにする~

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ドラッカーは、企業が成果を上げるために持つ基本的な機能は、 マーケティングとイノベーションだけとした。 もちろん、マーケティングとは上手い営業活動や、効率的な販売のことを 指すものではない。 ではマーケティングとはなにか。 ドラッカーは、消費者運動が企業に要求しているものこそ、 まさにマーケティングであるとする。 安全なもの、安心なもの、便利なもの、使いやすいもの、適正価格、エコなもの、 環境にやさしいもの、、、、等。 消費者がこういった声を上げて、企業や商品に異議を唱えるということは、 結局のところ、企業がマーケティングを実践してこなかったということである。 企業が自社の都合で製品を造り、その市場を探そうとしてきた結果である。 これに対し真のマーケティングは顧客からスタートする。 ●”我々が何を売りたいか”ではなく、”顧客が何を買いたいか” ●”我々ができることはこれ”ではなく、”顧客が求めるものがこれ” 「実のところ、販売とマーケティングは逆である。  同じ意味でないことはもちろん、補い合う部分さえない。  もちろんなんらかの販売は必要である。  だがマーケティングの理想は、販売を不要にすることである。  マーケティングが目指すものは、顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、    おのずから売れるようにすることである。」 ~「マネジメント」 <A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&ID=V20070822%</p><p><br&amp

■スマホによる効能を買う。■~マーケティングとイノベーションだけ~

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スマートフォンがもたらす満足は、ITやネットワークのテクノロジーによって そのサービスが開発されるまでその欲求は存在しなかった。 潜在需要を顕在需要とした好例だろう。 顧客が、SOFTBANKやDOCOMO、AUをスマホ企業として受け入れ、 そして支払いの意志を持ち、財布からお金を出して購入する。 顧客が自ら経済資源を富に、モノを財貨に変えているのだ。 しかし、顧客が価値を認め購入しているものは、iPhoneやアンドロイドや 電話機・端末機器そのものではない。 顧客は、スマホがもたらす手軽さ便利さなど、まさしくその賢さ(スマート) を購入しているのである。 スマホは、ITやネットワークテクノロジーによるイノベーションと、 リサーチ、プロモーションなどのマーケティングによって可能となった。 イノベーションとマーケティングによって顧客を創造した。 「企業の目的は、顧客の創造である。  したがって、企業は二つの、そして二つだけの基本的な機能を持つ。  それがマーケティングとイノベーションである。  マーケティングとイノベーションだけが成果をもたらす。」 ~「マネジメント」 /> &amp;amp;amp;amp;lt;A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?</p><p><br></p><p>rt=ss_mfw&amp;amp;amp;amp;amp;amp;ServiceVersion=20070822&amp;amp;amp;amp;amp;amp;MarketPlace=JP&amp;amp;amp;amp;amp;amp;ID=V</p><p><br></p><p>20070822%</p><p><br></p><p>&amp;amp;amp;amp;lt;/p&amp;amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;amp;lt;p&amp;amp;a

■スマホが生み出したもの■~潜在的欲求を有効需要に変える。~

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ドラッカーは企業にとって利益は目的ではなく条件であるとした。 では企業の目的とは何か? これこそがドラッカーの企業論の真髄”顧客の創造”である。 社会が求めているもの、その欲求を満足させる手段を企業は提供する。 米しか食べない町でパン屋は流行らない。 米を食べていれば空腹は満たされ、パンを食べる必要はない。 しかし調理せずに手軽に美味しく食べられるという、 パン食文化が根付けば、米と共に有効需要が生まれる。 スマートフォンは様々な機能を持っており、そのおかげで 様々な欲求が満たされることになった。 しかしそもそもこの欲求は存在しなかったものだ。 顧客がスマートフォンを手にして初めて満足が生まれ、 欲求がうまれたのだ。 それまで潜在していた欲求を、有効需要に変えて、 顧客と市場を誕生させたこととなるんですね。 「企業の目的の定義は1つしかない。  それは、顧客を創造することである。  市場をつくるのは、神や自然や経済的な力ではなく企業である。」 ~「マネジメント」 &amp;amp;amp;amp;lt;A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&amp;amp;amp;amp;amp;amp;ServiceVersion=20070822&amp;amp;amp;amp;amp;amp;MarketPlace=JP&amp;amp;amp;amp;amp;amp;ID=V20070822%&amp;amp;amp;amp;lt;/p&amp;amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;amp;lt;p&amp;amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;amp;lt;br&amp;amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;amp;lt;/p&amp;amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;amp;lt;p&amp;amp;amp;amp;gt;2FJP%2Fken3taka-22%2F8001%2F7c287fd5-2614-448d-b

■企業=営利組織ではない■~利潤動機は、害を与える。~

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ドラッカー「マネジメント【エッセンシャル版】」の第1章から順次、 気になったキーワードをチョイスして紹介したい。 まず、企業とは何かを問う。 ドラッカーは、企業が営利組織と考えることについて、 まちがっているだけでなく的はずれであると言明する。 なにが、誤りか? 企業活動は、自らの使命を果たすこと以外に目的はない。 企業は目的達成に向けて活動しているのであり、 利益を目的とするということは、単に利潤を得ようとする、 「安く買って高く売る」ことにすぎない。 そして、この利潤への不純動機が、利益の必要性そのものを 損なうことになるのだ。 利益は、企業にとっても、社会にとっても必要であり、 金銭に対する興味をまったく持たない”天使であっても、 利益のことを考慮せざるを得ない”。 利益は必要なのだ、 しかしそれは企業や企業活動にとって、目的ではなく条件であり、 原因や理由や根拠ではなく、その妥当性の判定基準となるものである。 「利潤動機なるものは、的はずれであるだけでなく害を与えている。 この観念のゆえに、利益の本質に対する誤解と、 利益に対する根深い敵意が生じている。 この誤解と敵意こそ、現代社会におけるもっとも危険な病原菌である。」 ~「マネジメント」 &amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q? rt=ss_mfw&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;ServiceVersion=20070822&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;MarketPlace=JP&amp;amp;amp; amp;amp;amp;amp;amp;amp;ID=V20070822% &amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;/p&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;p&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;gt;&

■社会の関心はマネジメントの結果■~何をするかではない。~

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title="画像を等倍で表示します" width="320" /> ドラッカーは、マネジメントの役割について、さらに続ける。 企業は社会に認められ存続している、そしてその社会が、 企業とそのマネジメントに求めるものは、 次の課題を解決することだとする。 ●企業の持つ目的を果し成果をあげる ●人を生かすこと ●社会に及ぼす影響を処理すること ●社会に貢献すること しかし社会の関心は、この課題に向けてマネジメントが何をするかについてではなく、 その結果である。 企業が成果を上げること、社会の期待を実現することは、 マネジメントが果たすべき重要な役割なんですね。 「成果をあげること、人を生かすこと、社会に及ぼす影響を処理するとともに 社会に貢献すること、これらの課題すべてを今日と明日のバランスのもとに 果たすことが社会の関心事である。 しかしそのためにマネジメントが何をするかは、社会の関心事ではない。 社会が関心を持つのは結果である。」 ~「マネジメント」 /> &amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?&amp;amp;amp;lt;/p&amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;lt;p&amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;lt;br&amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;lt;/p&amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;lt;p&amp;amp;amp;gt;rt=ss_mfw&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;ServiceVersion=20070822&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;MarketPlace=JP&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;ID=V&am

■昨日を捨て明日を創る■~知られているものを陳腐化する。~

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ドラッカーは、マネジメントの役割として3点を指摘した。 そしてさらに、マネジメントの役割はもう一つあるとする。 ”管理”することである。 なにを管理するのか? 今行っている事業や資源などが対象となる。 それらのうち成果が減少しているものを見極め そこから撤退することである。 そして”管理”と同時に”起業家的”でなければならない。 撤退した資源を成果の大きいものに振り替えること。 ”昨日を捨て明日を創る”ことである。 「成果の小さな分野、縮小しつつある分野から、成果の大きな分野、 しかも増大する分野へと資源を向けなければならない。 そのために昨日を捨て、すでに存在しているもの、 知られているものを陳腐化しなければならない。 明日を創造しなければならない。」 ~「マネジメント」 &amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;ServiceVersion=20070822&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;MarketPlace=JP&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;ID=V20070822%&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;/p&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;p&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;br&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;/p&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;gt;&

■現在と未来、短期と長期■~目先の利益に価値はない。~

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ドラッカーは、マネジメントの役割として3点を指摘した。 そしてさらに、時間という要素が、マネジメントの役割として扱うべき 大事なものであるとする。 マネジメントは、常に現在と未来、短期と長期を見ていかなければならない。 企業が健全に持続するという長期的な意義を犠牲にして、 短期的な目先の利益を手にすることに価値はない。 また逆に、長期的な未来の大きな利益を手にしようとして、 今危機を招くことは無責任である。 どういう明日がくるのかは分らない。 なので、今日の活動が、何らかの形で明日に影響を与えるということを 考慮しておく必要がある。 しかし大事なことは、今日の続きにしか明日は来ない。 今日の活動をしっかり行うことが、将来のしっかりした活動に結びつくんですね。 「はっきりしていることは、未来は現在とは違うということだけである。 未来は断絶の向こう側にある。 だが未来は、それが現在といかに違ったものになるとしても、 現在からしか到達できない。 未知への跳躍を大きくしようとするほど、 基礎をしっかりさせなければならない。」 ~「マネジメント」 &amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;ServiceVersion=20070822&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;MarketPlace=JP&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;ID=V20070822%&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;/p&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;p&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;amp;amp;amp;am

■マネジメントの三つの役割■~組織の中核機関~

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ドラッカーは、マネジメントの対象としての組織について、 まづ問うべきは、「その組織は何か」ではなく、 「その組織は何をなすべきか。機能は何か」であるとした。 次に明らかにしなければならないことが、 「マネジメントの役割は何か」である。 まづ、マネジメントには、自らの組織の活動が、 社会への貢献となるようにするという目的がある。 そのうえでマネジメントには、三つの役割があるとする。 ▲自らの組織に特有の使命を果たす。 ━組織は、強み、弱み、現実的な経営資源(人モノかね) そして目的などそれぞれ異なるものを持つ。 マネジメントは、それらを明らかにし、目的を果たすために 働かなければならない。 ▲仕事を通じて働く人たちを生かす。 ━組織は、そこに働く一人ひとりにとって、絶対的で様々な 意味をもつ。 ひとつは経済的な生計基盤としてであり、社会的な地位と つながりであり、さらに自己実現を図る手段でもある。 マネジメントは、組織の中で働く人を生かさなければならない。 ▲自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題に ついて貢献する。 ━活動結果が社会に与える悪影響を防ぐとともに、 活動結果に直接関わりのない社会問題についても なんらかの貢献を果たさなければならない。 「組織の中核の機関がマネジメントである。 したがって次の問題は、「マネジメントの役割は何か」である。 われわれは、マネジメントをその役割によって定義しなければならない。」 ~「マネジメント」 &amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q? rt=ss_mfw&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;ServiceVersion=20070822&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;MarketPlace=JP&amp;amp;amp; amp;amp;amp;amp;amp;amp;ID=V20070822% &amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;/p&am

■組織は、目的ではなく手段■~社会に許されて初めて存在できる。~

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ドラッカーは、マネジメント【エッセンシャル版】の冒頭で、 マネジメントの役割について述べる。 まづ組織についての定義。 組織は、資金を準備し、人を雇い、材料を購入して自ら活動を行う。 ということは、社会から資源を得てその活動は成り立っていることとなる。 そして、その活動結果としての成果物は、社会に何らかの役に立って 初めて顧客に購入される。 つまり、組織は、社会に許されて初めて存在できていることとなる。 そして、組織はその活動を通じて、そこに働く人々の現在の生活と将来の 期待を実現できることとなる。 社会と個人が生存し機能する手段として、組織は存在しているのだ。 「企業をはじめとするあらゆる組織が社会の機関である。  組織が存在するのは組織自体のためではない。  自らの機能を果たすことによって、社会、コミュニティ、  個人のニーズを満たすためである。  組織は、目的ではなく手段である。」 ~「マネジメント」 &amp;amp;amp;amp;lt;A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&amp;amp;amp;amp;amp;amp;ServiceVersion=20070822&amp;amp;amp;amp;amp;amp;MarketPlace=JP&amp;amp;amp;amp;amp;amp;ID=V20070822%&amp;amp;amp;amp;lt;/p&amp;amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;amp;lt;p&amp;amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;amp;lt;br&amp;amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;amp;lt;/p&amp;amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;amp;lt;p&amp;amp;amp;amp;gt;2FJP%2Fken3taka-22%2F8001%2F7c287fd5-2614-448d-be48-af0bc1729d05&amp;amp;a

■マネジメントに特有の機能■~外部において成果をあげる。~

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マネジメントの疑うべきパラダイム最後のキーワード。 ▲マネジメントの世界は組織の内部にあるか▲ ドラッカーは、マネジメントが組織の内部に焦点を合わせることは、 そもそも組織の本質と機能に反するとする。 企業、社会、大学、病院、ボランティア、自衛隊のいずれであれ、 その目的は組織の外部にある。 その目的を果たすためにマネジメントが取り組むべき仕事は次のとおり。 ●組織が上げるための成果を明確にする。 ●それを実現するための資源(人・モノ・かね)を組織する。 ドラッカーは、マネジメントの役割は成果をあげることだが、 これはもっとも難しく、もっとも重要な仕事で、マネジメントに 特有の機能であるとする。 そして、マネジメントとは、”組織の外部において成果をあげるための機関である。”と結ぶ。 「マネジメントとは組織の外部において成果をあげるためのものであり、  したがってまず、それらの成果を明らかにし、  次にそれを実現するために手にする資源を  組織しなければならないということである。」 ~「マネジメント」 <A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&amp;ServiceVersion=20070822&amp;MarketPlace=JP&amp;ID=V20070822%</p><p><br></p><p>2FJP%2Fken3taka-22%2F8001%2F7c287fd5-2614-448d-be48-af0bc1729d05&amp;Operation=NoScript">Amazon.co.jp ウィジェット</A>

■組織の外に焦点を合わせる。■~マネジメントと起業家精神はコインの裏表~

マネジメントの疑うべきパラダイム最後のキーワード。 ▲マネジメントの世界は組織の内部にあるか▲ 大組織が登場した際に、マネジメントが、組織の内部に焦点を合わせたことに意味はあった。 しかし企業の成果は、組織の外にある顧客に依存する。 なので、企業は、組織の外に焦点を合わせなければ収益を上げられない。 企業は、イノペーションを行わず、起業家精神を発揮することなく、永続することはありえない。 「マネジメントを知らない起業家が成功し続けることはありえない。  イノベーションを知らない経営陣が永続することもありえない。  企業にせよ他のいかなる組織にせよ、変化を当然とし、  自ら変化を生み出さなければならない。」 ~「マネジメント」 <p><br></p><p>marginwidth="0" style="border:none;" frameborder="0"> <A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?</p><p><br></p><p>rt=ss_mfw&amp;ServiceVersion=20070822&amp;MarketPlace=JP&amp;ID=V20070822%</p><p><br></p><p>2FJP%2Fken3taka-22%2F8001%2F7c287fd5-2614-448d-be48-af0bc1729d05&amp;Operation=NoScript">Amazon.co.jp&nbsp;</p><p><br></p><p>ウィジェット</A>

■企業の意図した価値とは異なる価値■~凍結防止のための冷蔵庫~

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マネジメントの疑うべきパラダイム。 ▲技術と市場とニーズはワンセットである。▲ ドラッカーは、問題はノンカスタマーについての情報を持たないこととした。 スマホはすでに、電話機として購入されてはいない。 寒冷地で冷蔵庫は、食べ物の凍結防止のために使用される。 企業の考える顧客ではない人たちが購入している。 企業の意図した価値とは異なる価値を求めて顧客は購入しているのだ。 つまり、企業が持つ技術や製造プロセスは絶対的なものではなく、 制約条件にすぎない。 問題は、顧客が、どんな満足を、どんな手段で、どの程度の価格で 購入するのか。 家計の中でのトレードオフにあるのだ。 ドラッカーは、基盤とすべきは顧客にとっての価値であり、 支出配分における顧客の意思決定であるとし、企業の経営戦略は、 そこからスタートしなければならないとする。 「顧客は供給者が提供していると思っているものを買っているのではない。  顧客にとっての価値は、供給者にとっての価値や質と異なる。」 ~「マネジメント」 <p><br></p><p>height="60" scrolling="no" border="0" marginwidth="0" style="border:none;" frameborder="0"> <A HREF="http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?rt=ss_mfw&amp;ServiceVersion=20070822&amp;MarketPlace=JP&amp;ID=V20070822%</p><p><br></p><p>2FJP%2Fken3taka-22%2F8001%2F7c287fd5-2614-448d-be48-af0bc1729d05&amp;Operation=NoScript">Amazon.co.jp ウィジェット</A>

■基本的な資源は情報である。■~使い道は一つではない。~

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マネジメントの疑うべきパラダイム。 ▲技術と市場とニーズはワンセットである。▲ そして、ニーズを充足させるための手段は、何でもありうる。 ニュースといえば新聞に始まり、ラジオ、テレビと広がり、いまでは、インター・ネットがある。 ドラッカーは”基本的な資源は情報である。”とする。 情報は稀少性の原理ではなく潤沢性の原理に従う。 つまり、発行部数の少ない本や、レコードなどは希少価値がでるが、 情報は、なくなることはなく、むしろ大勢が持つほど価値が上がるということ。 このことの意味は、経済理論そのものの再構築を必要とするほどに大きい。 情報の使い道は一つではなく、使い道のほうも、特定の情報にこだわらない。 情報に関する目的と手段も相互に依存しきることはないのだ。 ドラッカーは、特定の産業だけのための知識はなく、あらゆる知識が、あらゆる産業にとって重要だとした上で 次のとおり指摘する。 「またいかなる財やサービスといえども使い道は一つではなく、 逆にいかなる使い道も、いかなる財やサービスに 縛られるものではないことを前提としなければならない。」 ~「マネジメント」 &lt;p&gt;&amp;amp;amp;amp;lt;p&amp;amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;p&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;br&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;/p&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;gt;&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;p&amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;gt;height="60" scrolling="no" border="0" marginwidth="0&quo