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■自己管理と責任からなるリーダーシップ■~自由寛大な組織ではない。~

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おはようございます。 朝から小雨が降る川崎の朝。 雨なので、気温は左程下がってませんね。 今日は厳重警備の中での東京マラソン。 何事もなく終わって欲しいですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 情報型組織の利点は、 組織内に相互理解と共通の価値観や、 相互信頼があって、 初めて現実のものとなる。 そして、その上で、情報型組織は、 規律の厳しい組織であり、 その中で強力かつ決定的な リーダーシップを必要とする。 言いかえれば、情報型組織が もっとも必要とするものは、 現場からトップにいたるまで、 自己管理と責任のうえに立つ リーダーシップである。 「一流の指揮者は例外なく、厳しい完全主義者である。  一流の指揮者を一流たらしめるものは、  最後列のもっとも役割の小さな楽器をして、  オーケストラ全体のできを  素晴らしいものにするよう演奏させる能力にある。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  第3章 情報と組織)

■高度の自己管理を要求する。■~オーケストラに似ている。~

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おはようございます。 朝から青空の広がる川崎の朝。 その川崎の多摩川河川敷で 中学生の死体が発見された。 何者かの意図で、一人の若者の 将来が絶たれた。 ご両親の思いに馳せれば、 いたたまれない。 テレビの向こうでは、 自分に関わらない事件として、 多くの死が溢れている。 自分の身近に起これば、 重たさを実感するだろうが マヒもする。 しかし命は重たい、それを奪うものは さらなる重さを償わなければならない。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   ドラッカーは、情報型組織は、 多様性を許容するとした。 そしてまた、情報型組織は、オーケストラに似ているとする。 オーケストラにおいては、 すべての楽器が同じ楽譜を演奏する。 しかし、受けもつパートは異なる。 また、バイオリンの数が多いからといって、 第一バイオリンがホルンのボスであるわけではなく、 第一バイオリンは、第二バイオリンのボスでもない。 そして、オーケストラは、一晩に、 演奏様式も楽譜もソロの楽器も異なる曲を 何曲も演奏することができる。 楽譜はあらかじめ指揮者と演奏者に渡されている。 しかし、企業にとっての楽譜は、 演奏中に書かれていく。 なので、情報型組織の中の人間は、 あらかじめ明確にされ、 合意された目標をもって、 楽譜を知る手がかりとしなければならない。 したがって、目標管理が、 情報型組織に必須の原動力となる。 情報型組織は、 高度の自己管理を要求するがゆえに、 迅速な意思決定と対応を可能にする。 「オーケストラにあっては、  楽譜はあらかじめ指揮者と演奏者に渡されている。  企業にあっては、楽譜は演奏中に書かれていく。  情報型組織の中の人間はみな、  あらかじめ明確にされ、合意された目標をもって、  楽譜を知る手がかりとしなければならない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  第3章 情報と組織)

■意思疎通の範囲についての原則■~管理とは、報告を入手する地位にすぎない。~

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おはようございます。 未明の川崎、東京地方はこのところ 雨模様が続きましたが、 今日は晴天の模様。 雨具はいらないかな。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、未来の組織は、 マネジメントの階層が 従来の組織に比べ圧倒的に少ないとした。 しかし情報型組織においては、 必要とされる階層の仕事は、 従来に比べはるかに多く、厳しく、 責任もはるかに重いものとなっていく。 そして、ひとりの上司に報告する部下の人数は、 五、六名に抑えるべきであるとする これまでの管理範囲の原則が無効になる。 新しい原則となるべきことは、 部下が上下、左右との関係や 意思疎通に責任を負う意欲によってのみ 管理範囲の上限が定められるということとなる。 情報そのものは、人からの報告よりも 情報システムのほうが、より詳細に、 より早く、より正確に伝達することができる。 しかし、組織に必要なのは、情報の質である。 「情報型組織は、  必ずしも先端的な情報技術を必要としない。  必要なのは、  『誰が、どのような情報を、いつ、どこで必要としているか』  を問う意思である。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  第3章 情報と組織)

■未来の組織とは?■~情報型組織社会の到来~

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おはようございます。 雲の多い川崎の朝、 まだ降ってません。 昨日の朝も、出勤途上で雪になりました。 今日も、雨から雪の予想です。 お気を付けください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、未来の組織は、 情報を中心とする組織、 つまり情報型組織であるとする。 それは、従来の組織図と同じに見えるが、 組織の中の人間は、 従来の組織とは異なる行動が必要となる。 この情報型組織は平らであり、 マネジメントの階層が従来の組織に比べ圧倒的に少ない。 ある大手メーカーでは、 情報中心の組織に再設計したところ、 12の階層のうち七つを廃止することができた。 それら廃止された階層は、 情報の中継器にすぎなかった。 権限の階層でも、意思決定の階層でも、 さらには、管理の階層でもなかった。 電話の増幅器のように、情報を集結し、 増幅し、組み替え、発信するだけであれば、 調整を主たる仕事とする階層の人々より、 情報システムのほうが優れている。 「情報型組織といえども、  組織図は従来の組織と同じに見えるかもしれない。  だがそれは、従来の組織とは完全に異なる動きをする。  組織の中の人間に対し、  従来の組織とは異なる行動を要求する。  情報型組織は平らである。  マネジメントの階層が従来の組織に比べ圧倒的に少ない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  第3章 情報と組織)

■経験の共有が不可欠■~われわれの中のもうひとりへ~

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おはようございます。 雲が多く、暗い川崎の朝、 やがて寒々しい雨になる模様。 雨具をお忘れなく。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 目標管理において、上司と部下は、 同じ事実を違ったように見ていることをたがいに知る。 このこと自体が、価値あるコミュニケーションである。 コミュニケーションの受け手たる部下は、 意思決定の実体、優先順位の問題、 なしたいこととなすべきこととの選択、 そして意思決定の責任など、 上司の抱える問題を理解することができる。 この事実の持つ意味は、 コミュニケーションを成立させるには 経験の共有が不可欠だということである。 ドラッカーは、これこそが、 コミュニケーションを考えていくうえで 基本となるべきもっとも重要な結論であるとする。 「コミュニケーションは、  私からあなたへ伝達されるものではなく、  われわれの中のひとりから、  われわれの中のもうひとりへ伝達されるものである。  組織において、コミュニケーションは手段ではない。  それは組織のあり方の問題である。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  第2章 優れたコミュニケーションとは何か)

■目標と自己管理によるマネジメント■~コミュニケーションの前提~

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おはようございます。 青空の広がる川崎の朝。 風の強い一日でしたが、 今日は収まる模様です。 風が収まれば、 ほっとする暖かい一日になりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、組織のコミュニケーションにおいて、 そこに存在するギャップの解消が重要課題であるとした。 続いて、目標と自己管理によるマネジメンこそが 有効なコミュニケーションの 前提となるものとする。 目標と自己管理、つまり”目標管理”はMBOと呼ばれ 上司からの一方的な目標設定という誤解が多い。 この目標管理では、部下は上司に対して、 自らの部門に対して 自ら果たすべき貢献について 明らかにしなければならない。 しかし部下が明らかにした考えと、 上司の期待は多くの場合異なる。 上司と部下の知覚が違っているよいうことが、 現実である。 この上司と部下の知覚の仕方の違いを 明らかにすることが目標管理の最大の目的である。 目標管理という経験を通して、 上司と部下は相互に知覚の違いを理解することができる。 「目標と自己管理によるマネジメントこそ、  コミュニケーションの前提である。  目標と自己管理によるマネジメントにおいては、   『自分はいかなる貢献を行うべきであると考えているか』  が明らかにされる。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  第2章 優れたコミュニケーションとは何か)

■「上から下へ」と「下から上へ」■~何を話すかという問題~

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おはようございます。 青空の広がる川崎の朝、 寒さは、一息の感じですが、 日中は寒が戻りそうです。 防寒の用意をお忘れなく。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 コミュニケーションにおける四つの原理を示した。 それでは、これら四つの原理は、 組織内のコミュニケーションについて 何を教えるのだろうか。 これまでの数百年、 コミュニケーションは上から下へ向かうものとされてきた。 つまり、発信者側の、 「何を伝えたいか」に重点を置き、 コミュニケーションを成立させる者は、 発信者であると前提していた。 発信者はもちろん、 はっきりと表現する努力をしなければならない。 しかし、問題は表現の仕方ではなく、 何を話すかという問題である。 「どのように話すかという問題が意味をもつのは、  何を話すかという問題が解決されてからである。  しかも、どのように上手に話したとしても、  一方的に話したのでは話は通じない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  第2章 優れたコミュニケーションとは何か)

■コミュニケーションと情報は別物■~重要なものは、情報ではない。~

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おはようございます。 快晴の川崎の朝、 今日は3月上旬の暖かさになるとのこと、 ほっとしますね。 2月も下旬近く、一日一日冬が緩むんでしょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ コミュニケーションの四つの原理 その四:コミュニケーションと情報は別物である。 コミュニケーションと情報は、 依存関係にあるが、別物である。 コミュニケーションは人の知覚に関するものであり、 一方の情報は論理に関するものであり、 ”形式”の問題である。 そのため、情報は感情、価値、期待、知覚といった人間的な要素を 除去すればするほど、有効性が高まり、信頼性が増す。 そして、情報は単なる記号であるため、 その記号の意味を互いに認識していなければ、 受け手に理解されることはない。 つまり、情報は、 コミュニケーションがなければ伝えることができない。 なので、情報の送り手と受け手の間に、 あらかじめ、記号に関する了解、 つまりコミュニケーションが存在する必要がある。 しかし一方のコミュニケーションは、 必ずしも情報を必要としない。 ドラッカーは、 いかなる論理の裏づけもなしに経験を共有するときこそ、 完全なコミュニケーションがもたらされるとし、 さらに、コミュニケーションにとって重要なものは、 知覚であって情報ではないとする。 「コミュニケーションは知覚の対象であり、  情報は論理の対象である。  情報は形式であって、  それ自体に意味はない。  それは人間の関係ではない。  そこに人間的な要素はない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  第2章 優れたコミュニケーションとは何か)

■コミュニケーションの障害■~期待しているものだけを知覚する。~

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おはようございます。 立春過ぎて、本格的な寒さが続いてますね。 名のみの春。 イスラム国をみると、 恐ろしいことにかつてのアルカイダが緩く見える。 そのインパクトの差は、残忍な手口はさることながら、 英語とICTを駆使した巧みなコミュニケーションにあるとされる。 ICTとグローバル化は、ビジネスや個人生活に 大きな影響を与えながら確実に進化拡大を続ける。 そのメリットの裏にあるデメリットの深刻さを見なければならない。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ コミュニケーションの四つの原理 その二:受け手は、期待しているものだけを知覚する。 受け手となる者は、知りたいと思っていることだけに興味がある。 見たいと思っていること、聞きたいと思っていることだけを期待し、見聞きする。 受け手は、自らの期待に反した場合には反発し、 そのコミュニケーションの障害になる。 しかしドラッカーはこの反発は重要ではなく、 期待していないものは受けつけられもしないことにあるとする。 「本当に重要なことは、  期待していないものは受けつけられもしないことにある。  見えもしなければ聞こえもしない。  無視される。  あるいは間違って見られ、間違って聞かれる。  期待していたものと同じであると思われる。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  第2章 優れたコミュニケーションとは何か)

■大工と話すときは、、、、■~受け手の言葉を使う~

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おはようございます。 雲の多い川崎の朝、 やがて寒々しい雨が降って来る模様。 イスラム国による斬殺事件のショックが冷めやらぬ中、 日本国内でも小学児童や高齢者などが犠牲になる 悲惨な殺人事件が続発している。 狂気は遠い国だけに存在するんじゃない。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ コミュニケーションの四つの原理 その一:コミュニケーションは知覚である。 ソクラテスは「大工と話すときは、大工の言葉を使わなければならない」と説いた。 コミュニケーションは、 受け手が知覚しなければ成立しない。 したがって、 「このコミュニケーションは、受け手の知覚能力の範囲内か、受け手は受けとめられるか」 を考える必要がある。 事物には複数の側面があることまた、 自分とはまったく違う理解をせざるをえないことがあることを認識することは難しい。 しかし、コミュニケーションを成立させるためには、 受け手が何を見ているか、そして、その理由はなにかを知らなければならない。 「コミュニケーションは、  受け手の言葉を使わなければ成立しない。  受け手の経験にある言葉を使わなければならない。  説明しても通じない。  経験にない言葉で話しても、  理解されない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  第2章 優れたコミュニケーションとは何か)

■コミュニケーションは知覚である。■~無人の山中で木が倒れた音~

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おはようございます。 快晴の川崎、冷え込んでます。 明日はまた天気が崩れそう、 お出かけは今日ですよ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ コミュニケーションの四つの原理 その一:コミュニケーションは知覚である。 無人の山中で木が倒れたとき、音はしない。 聞く者がいて、その音を認識して初めて音となる。 何を意味するのか? コミュニケーションを成立させるものは、 コミュニケーションの受け手であるということである。 コミュニケーションの内容を発する者は、 発するだけである。 聞く者がいなければ、意味のない音波があるだけで コミュニケーションは成立しない。 「『無人の山中で木が倒れたとき、音はするか』  との問いがある。  たしかに、音波は発生する。  だが、誰かが音を耳にしないかぎり、  音はしない。  音は知覚されることによって、  音となる。  ここにいう音こそ、コミュニケーションである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  第2章 優れたコミュニケーションとは何か)

■コミュニケーションの四つの原理■~得体の知れないもの~

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おはようございます。 雲の合間に青空が覗く快晴の川崎。 今朝も、冷え込んでます。 昨日の雨で、足元が凍結してます。 気を付けましょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ コミュニケーションの重要性は理解され、 改善の試みや議論も多く行われている。 またツールも様々存在する。 にもかかわらず、 実際のコミュニケーションは不足したままである。 ドラッカーは次のとおり、 コミュニケーションについての四つの原理を示す。 コミュニケーションとは、 ・知覚である。 ・期待である。 ・要求である。 ・情報とは別物である。 「にもかかわらず、明らかになったことといえば、  コミュニケーションは得体の知れないものである  ということだけである。  コミュニケーションについての議論は多い。  しかるに、実際のコミュニケーションは不足したままである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  第2章 優れたコミュニケーションとは何か)

■意思決定プロセスにおける積極的役割■~成果をあげる能力そのもの~

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おはようございます。 未明の川崎、冷え込んでます。 今日は、低気圧が雪を降らせる模様、 防寒と雨具をお忘れなく。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 心配や不安や気がかりがあるならば、 しばらく決定を待つべきであるとした。 ドラッカーは、 ”とはいっても”と続ける。 とはいっても、決定を延ばしすぎてはならない。 それは、せいぜい数週間までである。 それまでに、確信を揺るがすことがなければ、 好き嫌いにかかわらず、 精力的かつ迅速に決定をしなければならない。 ”人は、好きなことをするために報酬を手にしているのではない。 なすべきことをなすために、成果をあげる意思決定をするために報酬を手にしている。” かつては、意思決定はトップマネジメントに特有の機能だったが、 今日では、意思決定をする能力は、 一般の知識労働者にとって、 まさに成果をあげる能力そのものである。 「今日意思決定は、  少数のトップだけが行うべきものではない。  組織に働くほとんどあらゆる知識労働者が、  なんらかの方法で、自ら決定をし、あるいは少なくとも、  意思決定のプロセスにおいて  積極的な役割を果たさなければならなくなっている。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  第2章 優れたコミュニケーションとは何か)

■バスカヴィル家の犬■~内なる声に、耳を傾ける。~

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おはようございます。 雲の多い川崎の朝、 冷え込んでます。 東京地方は、今夜から明日にかけて、 雨から雪の予報。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、意思決定の最終段階で、 もう一度調べようという誘惑に負けてはならないとした。 ”とはいえ、”とドラッカーは続ける。 決定の意味についての理解が完全であるという確信がなければ、 決定を急いではならない。 意思決定の正しさを確信するかぎりは、 困難や不快や恐怖があっても、 勇気を持って決定はしなければならない。 しかし一瞬であっても、理由は不明であっても、 心配や不安や気がかりがあるならば、 しばらく決定を待つべきである。 ほとんどは、思い過ごしだが、 10回に1回は、重要な事実を見落としたり、 初歩的な間違いをしたり、 まったくの判断ミスに気づくこともあある。 「10回のうち9回は、  不安に感じていたことが杞憂であることが明らかになる。  10回に1回は、突然夜中に目が覚め、  シャーロック・ホームズのように、重要なことは、  『バスカヴィル家の犬が吠えなかった』ことだと気づく。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  1章 意思決定の秘訣)

■勇気をもつ■~成果をあげる決定は苦い。~

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おはようございます。 高知の朝、冷え込んでます。 今日は東京に出発します。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ これまでのプロセスで、 意思決定を行う準備は整った。 ・決定が満たすべき必要条件は十分に検討した。 ・選択肢はすべて検討した。 ・得るべきものと付随する犠牲とリスクは、すべて天秤にかけた。 ・何を行うべきかは明らかになった。 しかし、ここで決定したことの多くが実行されなくなる。 なぜなら、決定というものが、皆にとって、愉快なことではなく、 受けもよくなく、従って実行が容易でないことが急に明らかになる。 従ってここで必要になるものが、”勇気”である。 「薬は苦くなければならないという必然性はない。  しかし一般的に、良薬は苦い。  決定が苦くなければならないという必然性はない。  しかし一般的に、成果をあげる決定は苦い。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  1章 意思決定の秘訣)

■決定は、行うか行わないかである。■~半分の行動は誤り。~

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おはようございます。 未明の高知、冷え込んでます。 イスラム国による後藤さん拘束事件、 今しがた、殺害を示す動画がアップされた。 一筋の希望も、やはり無駄だった、という思い。 彼らとは、人間としての価値基準、 信頼感であったり、情愛であったり、 尊厳であったりといったものを 共有することができないということだろう。 憎悪のスパイラルが回り始めるのだろうか。 合掌 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、状況が大きく改善される場合には、 行動結果の生み出す、犠牲とリスクを 比較しなければならないとした。 しかし、そのための原則はないが、 指針とすべき考え方は明確である。 第一に、得るものが犠牲やリスクを大幅に上回るならば 行動しなければならない。 第二に、”行動するかしないか”のいずれかであり、 いくつかの案を実行したり、 折衷案をとったりしてはならない。 「扁桃腺や盲腸を半分切除しても、  完全に切除した場合と同じように、感染などのリスクがある。  手術は、するかしないかである。  同じように決定も、行うか行わないかである。  半分の行動はない。  半分の行動こそ、常に誤りであり、  必要最低限の条件、  すなわち必要条件を満足させえない行動である。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  1章 意思決定の秘訣)

■些事に執着するべからず。■~犠牲とリスクの比較~

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おはようございます。 昨日の高知は、雨ときどき快晴、 寒かったり暖かだったりの一日でした。 今朝は曇りですが、 だんだん回復するとの予報です。 北日本は荒れ模様ですね、 お気を付けください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 何も行わないという意思決定を、 常に選択肢に入れておかなければならない とした。 ほとんどの問題は、 何を行わないと致命的な状況を生み出すものではない。 多くの機会も、その多くは、 改善のための機会でしかない。 200年も前に、ローマ法は、 為政者は些事に執着するべからずといっている。 しかし、行動すれば、 状況は大きく改善される場合には、 行動した場合としなかった場合の 犠牲とリスクの大きさを 比較し判断しなければならない。 「大部分の問題は、  何もしなくてもうまくいくわけではないが、  かといって、  何もしないと取り返しがつかなくなるわけではない、  といったものである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  1章 意思決定の秘訣)

■決定は本当に必要か■~意思決定は外科手術である。~

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おはようございます。 東京は雪のようですね。 高知は雨、昼間は12度まで温かくなりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、最後に、 意思決定は本当に必要かどうかを 問わなければならないとする。 何かをするということは、 現状にメスを入れることであり、 それは病気の人間に対する外科手術と 同じ行為である。 現在のシステムに対して、干渉し、 ショックを与えるリスクが存在する。 ”よい外科医が不要な手術を行わないように、 不要な決定を行ってはならない。” ほおっておけば、病状が進行する場合には、 手術が必要なように、 意思決定を行うべきことも、 自体が悪化するのであれば 決定を行わなければならない。 「何もしないと何か起こるか」 という問いに対して、 「何も起こらない」が答えであるならば、 手をつけてはならない。 「何も決定を行わないという代替案は、  常に存在する。  意思決定は外科手術である。  システムに対する干渉であり、  ショックを与えるリスクを伴う。  よい外科医が不要な手術を行わないように、  不要な決定を行ってはならない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  1章 意思決定の秘訣)

■問題の理解に関心をもつ。■~間違っている人、正しい人~

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おはようございます。 高知の朝も冷え込んでます。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、自分とは異なる現実を見、 異なる問題意識を持っている人がいることも 承知する必要があるとした。 そして、成果をあげる人は、何よりもまず、 問題の理解に関心をもつとする。 法律事務所では、新人弁護士の最初の仕事として、 相手側に立って論理を組み立てることを指示する。 目的は、依頼人のための論拠を強めるだけでなく、 相手側の弁護士が論拠を強靭化したケースを 考えられるからである。 こちらだけが正しいという前提ではなく、 相手側が何を知り、何を捉え、 何をもってして勝てると信じているかを 考え抜くことからスタートすべきことを学ぶ。 敵味方それぞれの主張を二つの代替案として見ることから、 こちら側の主張の意味をより深く理解でき、 そして、相手側よりも、こちら側のほうがより正しいことを、 確信をもって主張できる。 「成果をあげる人は、何よりもまず、  問題の理解に関心をもつ。  誰が正しく、誰が間違っているかなどは  問題ではない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  1章 意思決定の秘訣)

■違う現実を見、違う問題に気づく。■~馬鹿か悪者と思ってはならない。~

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おはようございます。 昨晩からの冷え込みで、 道路の日陰には白いものが 薄っすらと残る川崎の朝です。 冷え込みはしばらく続きそうです。 寒暖の差が急激に変化します、 体調管理を万全に。 今日から1週間ほど帰郷します。 旨い酒を飲むぞ! ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、成果をあげる者は、 意図的に意見の不一致をつくりあげるとした。 そして、意見の不一致の原因は 必ず突き止めなければならないとする。 その際、”馬鹿な人もいれば、 無用の対立をあおるだけの人もいること”は、 承知しておく必要がある。 しかし、明らかに間違いと思われても、 馬鹿か悪意の意見だと決めつけてはならない。 この意見も、明確な反対証拠がないかぎり、 知的で公正であると仮定しなければならない。 彼らが、自分とは違う現実を見て、 違う問題意識を持っていると考える必要がある。 「明らかに間違った結論に達している人は、  自分とは違う現実を見、  違う問題に気づいているに違いないと  考える必要がある。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  1章 意思決定の秘訣)