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■支配権を手放さないルース■~誰が何を担当しているかを知らない~

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 おはようございます。 城山の向こうには、 青空が広がっています。 昨日の豪雨が嘘のように穏やかな須崎の朝です。 このまま高知はしばらく晴天が続きそうです。 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 ルースは、 とてもその下では 働きたくない種類の人間でもあった、 とした。 そしてドラッカーは、 「フォーチュン」の編集長ラッセル・ダベンポートは、 10周年記念号の編集権を 事実上取り上げられていたことを 知らなかったのではないかと思う、 と続ける。 ルースはダベンポートをはずすことはなく、 ダベンポートは何も疑っていなかった。 ルースは自分が編集会議に 出ることもしなかったが、 編集会議の前に、 編集者を個別に、 別の階にある自分の部屋に呼び入れ、 記事ごとに指示をしていた。 編集者全員が、 誰が何を担当しているかを知らなかった。 「ルースが直接指示していることは、  ダベンポートを含め、  誰にも言ってはならないと厳命されていた。」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

■その下では働きたくない人間■~やり方は自由~

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 おはようございます。 朝焼けの高知の朝です。 これから下り坂、 明日は少し強めの雨になりそうです。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ルースは、マリーが記者の行いに 苦情を言ってきた祭に、 ノックしては入ればいいのではないか といった。 そしてこの件はこれで終わりとなり、 これがルースの流儀だった、 と続ける。 ドラッカーは、 記者にせよ、 編集者にせよ、 仕事さえできればやり方は自由だった、 とする。 「しかし、ルースは、  とてもその下では  働きたくない種類の人間でもあった。」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

■『ライフ』のある記者についての話■~ノックすればいい~

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 おはようございます。 まぶしい日が射してきた、 快晴の高知の朝です。 今日も秋晴れの一日になりそうですね。 日曜日、良い休日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 ルースにはユーモアのセンスもあった、 とした。 そして、彼はドラッカーには厳しかったが、 他人には寛容だった、 とする。 ドラッカーは、 『ライフ』のある記者についての話が 有名だった、 と続ける。 『ライフ』創刊の数か月後、 リサーチ部門の責任者のマリーという女性が 息せき切ってやって来て、 あの記者をどうにかしてくれと言ってきた。 彼女の気を静めさせて 聞き出したところ、 その記者は、 自分の部屋で素っ裸で寝ころんで 仕事をしているとのことだった。 ルースは、彼女に記事はどうかと訊ねると、 問題はないと答えたので、 さらにその記者が女の子を追いかけるのかと聞くと、 そんなことはないが我慢ができないと答えたが、 その記者はホモで有名だった。 「『よくわからないんだがね。  君のところの女の子は皆大卒だろ?』  『はい』  『ではノックすることくらい知っているだろうに』。」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

■ユーモアのセンス■~思ったように書く権利~

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 おはようございます。 朝が随分と遅くなり、 城山にはまだ日が射し込んできません。 今日も秋晴れの一日になりそうですね。 土曜日、良い週末をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 IBMの件でルースは、 手直しで処理することに 渋々ながら同意した、 とした。 ところがその記者が、 とくにご自慢だった箇所に 私が手を入れたことに 苦情を持ち込むと、 ルースはそれに同情して、 ドラッカーに元の文章に戻させた、 と続ける。 ルースは、記事にはドラッカーやルースでなく 彼の名前が出るんだから、 記者に間違いがない限り、 思ったように書く権利がある、 とした。 ドラッカーは、 おそらくその記者には、 ルースがその記事を嫌っていたことは、 わからずじまいだったと思う、 とする。 「一件が落着した後、  ルースは『後味が悪い。文章が優れていただけにね』  と言った。  ルースにはユーモアのセンスもあった。」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

■肩書も年齢も性別も無関係■~若い者に目をかける~

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 おはようございます。 未明の須崎の朝、 昨晩から冷え込みました。 日中は秋晴れ、 気持ちの良い晴天が続きそうです。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 ルースは、 ある意味では 一緒に働きやすい人で、 よく頑固で傲慢だと言われるが、 そういうことはなかった、 とした。 そして、 入社したての若い者まで、 彼に異論を唱えることができ、 肩書も年齢も性別も関係なかった、 と続ける。 ルースは、 若い者の意見も聞き、 その時にはやっつけておいて、 何日か後には、、 それを肯定し、 その通りやって結構とのメモを 届けたりしていた。 ドラッカーは、 彼は若い者に目をかけていたと 言ってもよかった、 とする。 「IBMの件にはルースも怒り、  記事をボツにしようとしたが、  代わりの記事がなく  時間的に間に合わない旨を説明すると、  手直しで処理することに  渋々ながら同意した。」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

■頑固で傲慢■~自分の考えを持ちすぎ~

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 おはようございます。 快晴の須崎の朝です。 昨日は、久しぶりの トレッキングと癒しの温泉、 夜にはカラオケと、寛ぎの一日でした。 さぁ休み明けで今日は仕事、 頑張りましょう。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 『フォーチュン』には 興味深い人物が大勢いた。 その最たる者がルース本人だった、 とした。 そしてドラッカーが、 彼と働いたのは、 このときの一度だけで、 短い期間だったが、 集中して働いた、 と続ける。 さらに、ある意味では 一緒に働きやすい人で、 よく頑固で傲慢だと言われるが、 そういうことはなかったとする。 「自分の考えは持っていた。  持ちすぎていて、  私は何度も、  締め切りに間に合わなくなると  言わなければならなかった。」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

■私の話を真面目に書いている■~興味深い最たる者~

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 おはようございます。 城山の東から 茜の夜明が始まってきました。 須崎には、桑田山温泉という名湯があるとのこと。 秋晴れの中、散歩がてら山歩きして、 温泉でゆっくりします。 水曜日、良い休日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 IBMトーマス・ワトソンからの電話に対して 記者が辞めようが辞めまいが、 記事は出ると話したところ、 ワトソンは、記事が出ることを 前提にしていると答えた、 とした。 そしてドラッカーが続けて、 記者の書いた記事を読んだかと聞いたところ、 彼はかなりいらいらしながら、 自分の会社についての記事は、 いつも全部読んでいると答えた。 さらにドラッカーは、 それでも、うちの記者を 広報部長にほしいのかと尋ねたところ、 少なくとも彼は、 話を真面目に書いているから、 もちろんそうだとワトソンは答えた。 「当時の『フォーチュン』には  興味深い人物が大勢いた。  その最たる者がルース本人だった。」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

■IBMの広報部長にスカウト■~新手の説得工作か~

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 おはようございます。 須崎の夜明、目の前の城山には 少し雲がかかってますが、 青空が広がり始めています。 今日はしっかり晴れそうです。 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 IBMからの電話は すべてドラッカーに回すよう 指示を出していたが、 そこに、 IBMトーマス・ワトソンから電話があった、 とした。 ドラッカーは、 記者は出られないので、 記事のことは担当編集者の 自分に話すように伝えたが、 ワトソンは、 記事のことじゃないので、 記者と直接話をしたいと答えた。 さらにワトソンは、その記者を 希望どおりの給料で IBMの広報部長にスカウトしたい、 と続けた。 ドラッカーは、もしかするとこれは 新手の説得工作かと思い念を押した。 「『ワトソンさん、  記者が辞めようが辞めまいが、  記事は出ますが』  『当然だ。記事が出ないんなら、  この話はなしだ』」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

■ワトソンからの電話■~抗議には耳を貸さない~

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 おはようございます。 未明の高知、日の出までまだ30分ほどあります。 暗い空ですが雨の心配はなさそうです。 今日から11月、後2か月ですね。 何かと気忙しくなります。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 新人記者の校正刷りを読んで、 すぐにルースのところへ飛んで行き、 差し替えは無理だが、 あまりにひどい部分は 書き直すことを伝えた。 ドラッカーは、 IBMからの抗議には 耳を貸さないつもりだった、 とする。 そして、 とにかく記者を守り、 文章に手を入れることにした、 と続ける。 ルースには、 IBMからの電話は すべてドラッカーに回すよう 指示を出してもらっていたところ、 IBMからの電話は来た。 「ちょうど、  その記者と原稿をいじっているところだった。  電話の主は言った。  『トーマス・ワトソンです。  私の会社について書いた記者さんと話がしたい』」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

■『フォーチュン』の辣腕記者の一人■~ワトソンの社内禁酒令~

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 おはようございます。 未明の高知、朝陽は見えそうもないですね。 昨日夕方からの曇天、 まもなく雨になりそうです。 寒い雨になりそうですが、 衆議院選挙にはきちっと行きますよ。 日曜日、暖かくしてお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 新人記者は、 ルースのメモを無視して、 ワトソンの個人攻撃に終始し、 ワトソンをアメリカ版ヒトラー、 新総統と形容した、 とした。 そして彼はIBMそのものには一切触れず、 ワトソンの社内での禁酒令を攻撃したが、 それは名文で、 後日『フォーチュン』の辣腕記者の一人となったが、 すでにそれだけの腕は見せていた、 と続ける。 ドラッカーは、 記事をチェックするはずの者はいたが、 他の記事で時間に追われていたために、 読まずに通していた、 とする。 「当然そのまま、  事実確認のためという通常の手続きによって、  校正刷りのものがIBMに送られていた。  つまり、その段階では、  記事の差し替えや全面的な書き直しは、  間に合わないということだった。」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

■IBMのワトソンの考え方■~「THINK」の標語~

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 おはようございます。 雲の多い須崎の朝です。 昨日までは気持ちの良い青空が広がってましたが、 今日から明日にかけては下り坂の様ですね。 明日の衆議院選挙は雨模様ですが、 意思表示をきちっとしましょう。 土曜日、良い週末をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 IBMは、あの大恐慌の時代を タイムレコーダという 地味な製品で乗り越えていた、 とする。 そして、 独自の技術などほとんど 持っていなかったが、 ワトソンの考えた 「THINK」の標語、 ステッカー、ジョーク、 あるいはニューヨーク万博での IBM館によって、 重要な大企業というイメージを つくり上げることに成功していた、 と続ける。 ドラッカーは、 ルースは、 IBMの会社ストーリーに ふさわしいこれらのこと すべてをメモして、 その新人記者に渡していた、 とする。 「ところが彼は、  メモを無視して、  ワトソンの個人攻撃に終始していた。  ワトソンをアメリカ版ヒトラー、  新総統と形容した。」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

■人を哉にしない■~アシスタントという職位の管理職~

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 おはようございます。 未明の須崎の朝、 今日も晴天のようですね。 来週は早11月、 なんだかんだ気忙しくなる季節になりますね。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 コンピュータ前のIBMは、 ようやく中堅企業と言えるかという程度の、 小さな会社だったが、 行なっていることはユニークだった、 とした。 そして、 このIBMは1930年代の大恐慌の頃、 レイオフを行わず、 人を哉にするくらいならば 倒産の危険を冒してよしとしていた、 と続ける。 さらに、 工場労働者に週給ベースあるいは 月給ベースで給与を支払い、 社員の再訓練に力を入れていた、 とする。 「現場監督などいなかった。  アシスタントという職位の  かつての管理職の助けを得て、  チームで仕事をしていた。」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

■コンピュータ前のIBM■~会社ストーリーは中傷とは違う~

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 おはようございます。 未明の須崎の朝、 茜に染まり始めた空には、 雲は見当たりません。 今日も晴天のようですね。 しかし、夜明が段々と遅くなりました。 季節は着実に移ろってるんですね。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーがかつて、 GMの広報責任者のポール・ギャレットに 最大の仕事は何かと聞いた時に、 彼は『フォーチュン』を 遠ざけておくことだと答えた、 とした。 そして、 『フォーチュン』の編集者や 記者に記事を書かせないための 説得工作や買収まがいの話は 当時よく耳にしたものだ、 と続ける。 ドラッカーは、 それにしても、 IBMの記事を書いたその新人記者は、 この会社ストーリーが 中傷とは違うことを知らなかった、 とする。 「コンピュータ前のIBMは、  ようやく中堅企業と言えるかという程度の、  小さな会社だった。  しかし、行なっていることはユニークだった。」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

■基本的には反企業の立場■~遠ざけておくこと~

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 おはようございます。 青空に明るい雲が ところどころに浮かぶ、 須崎の朝です。 今日も気持ちの良い天気となりそうです。 水曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 『フォーチュン』についてのルースの考えは、 企業をアメリカの現実としてとらえ、 正面から分析しようということだった、 とした。 しかし、ルースが始めた 会社ストーリーは、 その後の 調査報道なるものの原型 となったものであり、 基本的には反企業の立場に立っていた、 と続ける。 したがって、 『フォーチュン』に取り上げられることは、 企業にとって頭痛の種以外の何物でもなかった。 「私はかつて、  GMの広報責任者のポール・ギャレットに  最大の仕事は何かと聞いたことがある。  答えは「『フォーチュン』を  遠ざけておくこと」だった。」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

■『フォーチュン』の会社ストーリー■~切り口も中身も間違い~

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 おはようございます。 快晴、 朝焼けが段々と青色に変化してきた、 須崎の朝です。 昨日は雨降りの寒い一日でしたが、 今日からはしばらく晴れ、 気持ちの良い天気が続きそうです。 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 引き受けさせられた 『フォーチュン』定期号用の記事には、 IBMとトーマス・ワトソン・シニアについての 会社ストーリーがあったが、 それは入社したばかりの若い記者が書いたもので、 彼にとっては初仕事だった、 とした。 しかし誰も彼の面倒を 見てやっていなかったためもあって、 それはひどい出来だった、 と続ける。 ドラッカーは、 切り口が間違っており、 中身が間違っていた、 とする。 「今日の『フォーチュン』は  企業側に立って書いているが、  当時は企業を槍玉に挙げて書いていた。  ルースの考えは、  企業をアメリカの現実としてとらえ、  正面から分析しようということだった。」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

■IBMとトーマス・ワトソン・シニア■~若い記者の初仕事~

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おはようございます。 雲が空を覆う高知の朝です。 今日は一日こんな天気、 明日からはまた好天となりそうです。 月曜日、今週も一週間よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 『フォーチュン』の10周年記念号は、 印刷に回す頃合いとなって、 ほとんど何も進んでいなかったことが分かり、 ルースはドラッカーに助けを求めてきた、 とした。 そこでドラッカーには、 大きな記事のうち、 農業に関するものと 労働市場に関するものの執筆と、 いくつかの記事の編集、 さらには10周年記念号の しわ寄せで作業の遅れている 定期号用のいくつかの記事の編集を頼んできた。 こうしてドラッカーたちは、 二か月間というもの、 昼夜の別なく働き、 10周年記念号と 直近の定期号の いずれも締め切りに間に合わせたのだった。 「私が引き受けさせられた定期号用の記事には、  IBMとトーマス・ワトソン・シニアについての  会社ストーリーがあった。  入社したばかりの若い記者が書いたもので、  彼にとっては初仕事だった。」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

■ほとんど何も進んでいなかった。■~ドラッカーのスクラップブック~

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おはようございます。 今朝も快晴の高知です。 秋の好日、外歩きには良さそうな休日ですね。 日曜日、良い一日になりますように。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 『フォーチュン』の10周年記念号は、 定期号とは一味も二味も違うものになるはずだった。 アメリカ経済についての大きな記事を12本、 比較的短い記事を8本、 計20本で構成することになっていた、 とした。 そして、 『フォーチュン』の10周年記念号の 目次案は、ルース自身が何人かの 編集者と練り上げ、 ダベンポートに渡されていた、 とする。 それから半年経ち、 あと数週間で印刷に回す頃合いとなって、 ルースが進捗状況をチェックしてみたところ、 ほとんど何も進んでいなかった。 大きな記事の何本かは、 外部のライターに 原稿依頼さえしていなかったが、 ルースがドラッカーに助けを求めてきたのは、 この時点だった。 「ルースは、  私が書いたもののスクラップブックを持っており、  私が何についてすでに調査し、  分析しているかを知っていた。」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

■スケジュール表は頭の中■~一味も二味も違うもの~

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 おはようございます。 快晴の高知の朝です。 空気はきりっと肌を刺しますが、 日差しはさすがの高知、 相変わらず厳しいですね。 土曜日、良い週末をお過ごしください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 ルースの雑誌はすべて あまりに複雑化していたため、 スケジュール表なしでは制作不可能だったが、 ダベンポートだけは、 それらのスケジュール表を使わなかった、 とした。 そして、ダベンポートは、 スケジュール表は頭の中にある ということを口癖にしていたが、 彼の頭にはそのような場所はなかった、 とする。 しかし彼は、 昔からのルースの仲間だったため、 ルースは彼を編集長にし、 編集長としての能力を著しく欠いた彼を そのまま据え置いていた。 「『フォーチュン』の10周年記念号は、  定期号とは一味も二味も違うものになるはずだった。  アメリカ経済についての大きな記事を12本、  比較的短い記事を8本、  計20本で構成することになっていた。」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

■ガントチャートの導入■~管理能力の欠如~

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 おはようございます。 寒空は雲に覆われてますが、 これから雲が取れ、 晴れの一日になりそうです。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 『フォーチュン』の 編集長ラッセル・ダベンポートは、 寛大で優しい人柄でもあったが、 月刊誌の編集長には まったく適していなかった、 とした。 そして彼には、 スケジュールを 管理する能力はまったくなかったが、 ルースの雑誌は、 いち早くガントチャートを導入し、 もはやガントチャートなしでは 発行できなくなっていた、 と続ける。 ドラッカーは、 ルースの雑誌はすべてあまりに複雑化し、 スケジュール表の利用こそ、 雑誌制作に対する ルースの最大の貢献といってよかった、 とする。 「もちろん『フォーチュン』は、  スケジュール表に従って制作されていた。  ところが、ダベンポートだけは、  それらのスケジュール表を使わなかった。」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

■人を感動させる名文家■~計画を立てられない~

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 おはようございます。 雲が寒空を覆う須崎の朝です。 今朝は冷え込んで、 はじめて暖房のスイッチが必要でした。 このまま冬に突入するんでしょうかね。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 『フォーチュン』の創刊10周年記念号は、 行なうべき仕事を 行なうことのできない 昔からの仲間を 辞めさせることが できないために、 流産の憂き目を見るところとなった、 とした。 そして、 その仲間とは 『フォーチュン』の編集長 ラッセル・ダベンポートで、 彼は人を感動させる名文家だった、 と続ける。 彼は適切な言葉を探し、 文章を整えるために 人の原稿に時間をかける 名編集者で、 ユーモアに富む寛大で 優しい人柄でもあった。 「しかし月刊誌の編集長には  まったく適していなかった。  計画を立てられず、  人に任せられず、  部下を監督できなかった。」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)