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■強みは何か■~わかっているのは、せいぜい弱み~

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おはようございます。 未明の川崎の朝、雲が多く暗い空、 だんだん雨が降りだし、 連休に向けて天候不良の様子。 傘をお忘れなく。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、誰もが、自らの強みについては よくわかっていると思っているが、 たいていそれは間違っているとする。 わかっているのは、せいぜい弱みであり、 さらに、それさえ間違っていることが多いとも語る。 長い人類の歴史において、わずか数十年前までは、 自らの強みを知っても意味がなかった。 それは、生まれながらにして、 仕事は決まっていたからだ。 百姓の子は百姓となり、 百姓仕事ができなければ落伍するだけだった。 鍛冶屋の子も鍛冶屋になるしかなかった。 今日では、職業選択の自由がある。 なので、自らが地に足を付ける場所がどこであるかを知るために、 自らの強みを知ることが不可欠となっている。 「何ごとかをなし遂げるのは、強みによってである。  弱みによって何かを行うことはできない。  できないことによって何かを行うことなど、  とうていできない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第2章 自らの強みを知る)

■生き生きと働くための方法■~自らをマネジメントする~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝。 日中は秋晴れになりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ これからの知識労働者の平均寿命を考えると、 70代、80代まで生きるため、 労働寿命は50年に及ぶ。 つまり、知識労働者は、 自らの組織よりも長く生きることになる。 なので、自らをもっとも貢献できる場所に置き、 成長し、50年に及ぶ間、 生き生きと働くことができなければならない。 そのためには、自らが行うこと、その行い方、 行うとき、さらにはそれらを いつ、いかに変えるかを知らなければならない。 「知識労働者たるものは、自らの組織よりも長く生きる。  したがって、他の仕事を準備しておかなければならない。  キャリアを変えられなければならない。  自らをマネジメントすることができなければならない。  つまるところ、これまで存在しなかった問題を考えなければならない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第2章 自らの強みを知る)

■人事部の役割■~生産的であり、成長し続けること~

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おはようございます。 未明の川崎、朝はめっきり冷えるようになりましたね。 日中は今日も秋晴れになりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、日本においては、 社員本人の啓発と配属の責任は本人にあるとする考えを 実行することは難しいとした。 その典型的な例として大企業の人事部をあげる。 日本の大企業の人事部ほど責任感にあふれた人たちはないことは事実だが、 しかしそれでも、人事部は変わらなければならない。 どう変わる必要があるのか? 人事の決定者ではなく、教師、道案内、相談相手、助言者とならなければならない。 人事の決定の責任は、本人にもたせなければならない。 その責任とは、次のような問いを自分自身が発することである。 「どのような任務を必要としているか」 「どのような任務の資格があるか」 「どのような経験や知識や技能を必要としているか」 「一人ひとりの人間の啓発は本人の責任としなければならない。  配属の責任も、本人の責任としなければならない。  さもなければ、今日のように長い期間働くようになった時代において、  知識労働者がいつまでも成果をあげ、  生産的であり続け、成長し続けることは到底望みえない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  1章 私の人生を変えた七つの経験)

■啓発と配属に自らが責任をもつ■~事実新しい仕事というもの~

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おはようございます。 朝陽がまぶしい川崎の朝。 秋晴れの一日になりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 第六に、先生や上司から、 仕事や地位や任務が変わったときには、 新しい仕事が要求するものについて 徹底的に考えるべきことを教えられてきていた。 新しい仕事への対応には、 そのための何かが求められる。 ドラッカーはこの助言について、 かなり耳新しい助言と聞こえるだろうとし、 さらに、日本においては実行がむずかしいとする。 その理由は、日本の組織は、社員の配属責任や、 必要とする経験や挑戦の機会を与える責任は、 組織の側にあるという前提で運営されているからである。 しかしその責任は、働く人一人ひとりにある。 「事実新しい仕事というものは必ず、  前の仕事とは違う何かを要求するものである。  しかし、これらのことすべての前提となるべきもっとも重要なこととして、  成果をあげ続け、成長と自己変革を続けるには、  自らの啓発と配属に自らが責任をもつということがある。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  1章 私の人生を変えた七つの経験)

■評価を、仕事の中に組み込む■~改善や変更や学習~

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おはようございます。 朝焼けで東の空が赤く染まる、川崎の朝。 日中は夏日、気温の変化が大きい。 体調に気を付けましょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 成果をあげるために実行すること。 第四に、自らの仕事ぶりの評価を、 仕事そのものの中に組み込む。 第五に、期待を、あらかじめ記録し、 後日、実際の結果と比較する。 16世紀のイエズス会やカルヴァン派が開発した手法。 彼らは、改善や変更や学習を しなければならないことを知っており、 さらに、得意でないこと、 そのため他の人に任せるべきことまで知っている。 「行動や意思決定がもたらすべきものについての期待を、  あらかじめ記録し、後日、実際の結果と比較してきている。  そのようにして、彼らは自らの強みを知っている。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  1章 私の人生を変えた七つの経験)

■仕事において真摯さを重視する。■~ビジョンをもち、努力を続ける~

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おはようございます。 今朝も快晴、気持ちの良い川崎の朝。 昨日はラム肉をたくさん食べた。 このところラム肉が値上がりしているらしい。 原因の一つは、中国での需要急増がある。 中国人は自国製の食品を信用していない。 そのため、ラム肉も輸入品が選ばれる。 10億人が食べれば、世界の台所バランスが崩れる。 そのために、ニュージーランドラムが 世界市場で急騰しているらしい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 成果をあげるために実行すること。 第一に、ヴェルディの教訓が教える、 ビジョンをもつこと ”努力を続けることこそ、老いることなく成熟するコツである。” 第二に、仕事において真摯さを重視し、 完全を求めるということ 「私が気づいたところでは、成果をあげ続ける人は、  フェイディアスと同じ仕事観をもっている。  つまり神々が見ているという考え方である。  彼らは、流すような仕事はしたがらない。  仕事において真摯さを重視する。  ということは、誇りをもち、完全を求めるということである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  1章 私の人生を変えた七つの経験)

■成長と自己変革を続けるために■~いくつか簡単なことを実行する~

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おはようございます。 今日は朝から快晴、行楽日和。 昨日は阿佐ヶ谷JAZZストリート、 様々な場所での演奏、街中がJAZZであふれてました。 メジャーのプレーヤーもいましたが、 無名の演奏家がほとんど。 しかしそれらの演奏家も技術レベルは高い。 JAZZの世界で食べていくことの難しさ、 頑張って欲しい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、この七つの経験についてその教訓を紹介したことについて、 その理由を次のとおり述べる。 ドラッカーは、コンサルタントとして、企業、政府機関、大学、 オペラハウス、オーケストラ、美術館など、いろいろな組織の人と会ってきた。 その際、何が彼らに成功をもたらしたかを聞き出してきた。 その結果わかったことは、成果をあげるにはどうしたらよいかという問いに対する答えは、 「いくつか簡単なことを実行することである」ということだった。 第一に、ビジョンをもつこと 第二に、仕事において真摯さを重視すること 第三に、日常生活の中に継続学習を組み込んでいること 第四に、自らの仕事ぶりの評価を、仕事そのものの中に組み込んでいること 第五に、行動や意思決定がもたらすべきものについての期待を、あらかじめ記録し、後日、実際の結果と比較してきていること 第六に、新しい仕事が要求するものについて徹底的に考えること 「私が知っている人のうち、長い人生において、  ずっと成果をあげてきた人のすべてが、私と同じようなことを、  どこかで学んでいるからである。  企業で成功してきた人、学者で成功してきた人もそうである。  軍人もそうである。医師や教師や芸術家もそうである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  1章 私の人生を変えた七つの経験)

■何によって知られたいか■~シュンペーターの教訓~

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おはようございます。 まだ空の多い川崎の朝。 日中は秋晴れになりそうです。 今日はフリーの休日。 歯科の予約をしていたがリスケして、 阿佐谷ジャズストリート2014に浸ってこよう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、「私の人生を変えた七つの経験」として、 自分自身の経験について語る。 ●何によって知られたいか 次の教訓は、父親と共にシュンペーターを訪問した際のこと。 ”イノベーション”の生みの親であるシュンペーターは、 ドラッカーの父が大学で経済学を教えていたころの学生であった。。 すでに経済学で名をなしていたシュンペーターが 末期の病気で入院していた時に、 ドラッカーが父親と共に、見舞いに行ったときのやり取りが このテーマである。 父親が笑顔でシュンペーターに、 「自分が何によって知られたいか、今でも考えることはあるかね」と聞いた。 シュンペーターも笑った。 それは、シュンペーターが若いころ 「ヨーロッパーの美人を愛人にし、ヨーロッパーの馬術家として、 そしておそらくは、世界一の経済学者として知られたい」 と言ったことで有名だったからである。 そしてシュンペーターは答えた。 ・一人でも多く優秀な学生を一流の経済学者に育てた教師として 知られたい。 ・本や理論で名を残すだけでは満足できない歳になった。 人を変えることができなかったら、何にも変えたことにはならない。 ドラッカーは、この会話から三つのことを学んだとする。 「一つは、人は、何によって人に知られたいかを  自問しなければならないということである。  二つめは、その問いに対する答えは、  歳をとるにつれて変わっていかなければならないということである。  成長に伴って、変わっていかなければならないのである。  三つめは、本当に知られるに値することは、  人を素晴らしい人に変えることであるということである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  1章 私の人生を変えた七つの経験)

■継続学習の要■~イエズス会とカルヴァン派の教訓~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝。 昨日は寒い雨の一日でした。 今日もすっきりしないようですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、「私の人生を変えた七つの経験」として、 自分自身の経験について語る。 ●書きとめておく 次の教訓は、1937年にアメリカに移住し何年か経ったころの、 勉強のテーマとして取り上げた 15世紀から18世紀にかけてのヨーロッパの事例。 当時ヨーロッパでは、カトリック社会におけるイエズス会と、 プロテスタント社会におけるカルヴァン派 この二つの社会的機関が力を持っていた。 そして、この二つは別々に創設されていたが、 同じ方法によって成長していたことを知った。 その方法とは、何か重要な決定をする際に、 期待する結果を書きとめておき、 一定期間経過後、実際の結果とその期待を 見比べなければならないという決まりがあることだった。 彼らは、このことにより、以下のことを知ることができた。  ・自分は何がよく行えるか、何が強みか  ・何を学ばなければならないか  ・どのような癖を直さなければならないか  ・どのような能力が欠けているか  ・何がよくできないか ドラッカーは、この方法を50年以上続けることにより、 継続学習の要である以下のことを知ることができたとする。 「自らの強みが何か」 「それらの強みをいかにしてさらに強化するか」 「自分には何かできないか」を知るこができる。 「この方法は、『強みは何か』という、  人が自らについて知ることのできる  もっとも重要なことを明らかにしてくれる。  『何について改善する必要があるか』  『いかなる改善が必要か』  も明らかにしてくれる。  さらには、『自分かできないこと、  したがって行おうとしてはならないこと』も  教えてくれる。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  1章 私の人生を変えた七つの経験)

■新しい仕事が要求するもの■~シニアパートナーの教訓~

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おはようございます。 薄明の川崎の朝。 今日も一日愚図つく天気の模様。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、「私の人生を変えた七つの経験」として、 自分自身の経験について語る。 ●新しい仕事が要求するものを考える 次の教訓は、勤務した投資銀行の シニアパートナーから学んだこと。 入社後三か月の頃、一人のシニアパートナーから 次のとおり言われた。 「君が入社してきたときはあまり評価していなかったし、 今もそれは変わらない。 しかし君は、思っていたよりも、 はるかに駄目だ。あきれるほどだ」。 さらに、私がやっているのは 証券アナリストの仕事で、 今の仕事で成果をあげることが できていないと言われた。 その人の言うことは正しかった。 そこで、私は、仕事の内容も仕方も、 すっかり変えて、新しい仕事を始めるたびに、 「新しい仕事で成果をあげるには何をしなければならないか」 を自問している。   あらゆる組織において、人材の最大の浪費は 昇進人事の失敗であり、原因は、昇進した者が、 新しい任務に就いても、前の任務で成功していたこと、 昇進をもたらしてくれたことをやり続けること。 その結果、役に立たない仕事しかできなくなる。 彼ら自身が無能になったからではなく、 間違った仕事の仕方をしているのだ。 「新しい任務で成功するうえで必要なことは、  卓越した知識や卓越した才能ではない。  それは、新しい任務が要求するもの、  新しい挑戦、仕事、課題において  重要なことに集中することである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  1章 私の人生を変えた七つの経験)

■定期的に検証と反省を行う■~編集長の教訓~

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おはようございます。 未明の川崎の朝、日が短くなりました。 春に三日の日和なし、今日は雨模様。 雨具の準備が必要です。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、「私の人生を変えた七つの経験」として、 自分自身の経験について語る。 ●定期的に検証と反省を行う 3つ目の教訓は、勤務した新聞社の編集長から教わったこと。 当時50歳くらいだったその編集長は、 毎週末、私たちの一人ひとりと差し向かいで、 一週間の仕事ぶりについて話し合った。 さらに年明けと、6月の半年ごとに、 土曜の午後と日曜を使って、 半年間の仕事ぶりについて話し合った。 この話し合いの中で、最後の二時間を使って、 これから半年間の仕事について話し合った。 このことは、 「集中すべきことは何か」 「改善すべきことは何か」 「勉強すべきことは何か」 を考えることであった。 「編集長はいつも、優れた仕事から取り上げた。  次に、一生懸命やった仕事を取り上げた。  その次に、一生懸命やらなかった仕事を取り上げた。  最後に、お粗末な仕事や失敗した仕事を痛烈に批判した。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  1章 私の人生を変えた七つの経験)

■一つのことに集中する■~記者時代の決心~

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おはようございます。 青空の広がる川崎の朝。 昨日は、有楽町で高知県のイベントに参加した。 ”カツオ人間”と戻りガツオの解体ショー、 よさこい踊り も披露され、 青空のもとで賑わった。 しかし、カツオ人間のぶつ切り頭はインパクトだな。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、「私の人生を変えた七つの経験」として、 自分自身の経験について語る。 ●一つのことに集中する ドラッカーはフランクフルトで 証券会社の見習いとして働いていたが、 ニューヨーク株式市場が大暴落したため、 会社がつぶれた。 その直後、フランクフルト最大の新聞社に 金融と外交を担当する記者として勤め始めた。 記者は、いろいろなことを書かなくてはならないので、 少なくとも、有能な記者として知らなければならないことは、 すべて知ろうと決心する。 そして、午後2時15分の勤務終了後の 午後の残りの時間と夜を使って、 何が何でも勉強することにした。 国際法、各種制度、機関、歴史、金融などについてだった。 ここでドラッカーは、 一時に一つのことに集中して勉強するという方法を 身につけ、以降もこの方法を守った。 統計学、中世史、日本画、経済学などをテーマに勉強した。 ドラッカーは、そのような学び方を通して、 テーマとした内容を、完全にマスターすることはできないが、 理解することはできるようになることを知ったとする。 「すでに60年以上にわたって、  一時に一つのテーマを勉強するという方法を続けてきた。  この方法でいろいろな知識を仕入れただけではない。  新しい体系やアプローチ、あるいは手法を  受け入れることができるようになった。  勉強したテーマのそれぞれに、  それぞれ別の前提や仮定があり、別の方法論があった。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  1章 私の人生を変えた七つの経験)

■人生を変えた七つの経験■~神々が見ている~

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おはようございます。 爽やかな青空の川崎の朝。 今日は、有楽町の駅前広場で高知県のイベントが行われる。 高知のゆるキャラ”カツオ人間”が登場するらしい。 また、戻りガツオ解体ショーもある、切腹か? ボランティアで手伝いに行くが、 青空のもとで気持ちの良い一日になりそう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、ヴェルディの言葉から、 ”目標とビジョンをもって自分の道を歩き続けよう”と決心した。 さらに、「私の人生を変えた七つの経験」として、 ヴェルディの教訓を含め、次のとおり自分自身の経験について語る。 ・目標とビジョンをもって行動する~ヴェルディの教訓 ・神々が見ている~フェイディアスの教訓 ・一つのことに集中する~記者時代の決心 ・定期的に検証と反省を行う~編集長の教訓 ・新しい仕事が要求するものを考える ~シニアパートナーの教訓 ・書きとめておく~イエズス会とカルヴァン派の教訓 ・何によって知られたいか~シュンペーターの教訓 ●神々が見ている~フェイディアスの教訓 ギリシャの彫刻家フェイディアスは、紀元前440年ころ、 アテネのパルテノンの屋根に建つ彫像群を完成させた。 だが彫像の完成後、フェイディアスの請求書に対し、 アテネの会計官は次のことを理由に支払いを拒んだ。 「彫像の背中は見えない。誰にも見えない部分まで彫って、請求してくるとは何ごとか」 フェイディアスは次のように答えた。 「そんなことはない。神々が見ている」。 このことからドラッカーは、 神々しか見ていなくとも、 完全を求めていかなければならないということを、 肝に銘じているとする。 「 『あなたの本のなかで最高のものはどれか』とよく聞かれる。  そのときには、次の作品ですと本気で言っている。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  1章 私の人生を変えた七つの経験)

■ヴェルディのその言葉■~心に消すことのできない刻印~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝。 日中は爽やかな秋晴れになりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、ヴェルディの 「いつも失敗してきた。だから、もう一度挑戦する必要があった」 という言葉を忘れたことがないとした。  ヴェルディは、18歳のころ、 すでに音楽家として名をあげていたが、 ドラッカー自身は、 ”年の割には未熟なほうで、経験もなく、実績”もなかった。 しかし、その言葉を知ったとき、 目標とビジョンをもって進んでいくことを決心したとする。 「私は、そのときそこで、一生の仕事が何になろうとも、  ヴェルディのその言葉を道しるべにしようと決心した。  そのとき、いつまでも諦めずに、  目標とビジョンをもって自分の道を歩き続けよう、  失敗し続けるに違いなくとも完全を求めていこうと決心した。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  1章 私の人生を変えた七つの経験)

■目標とビジョンをもって行動する■~ヴェルディの教訓~

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おはようございます。 薄い曇り空の川崎の朝。 このところの朝の寒さが、 秋の深まりを感じさせる。 紅葉の便りもちらほら、 週末は絶好の行楽日和になりそう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 今日から「Part3 自らをマネジメントする」。 ドラッカーは、18歳のころハンブルグで、 ヴェルディのオベラ『ファルスタッフ』 を聴いて衝撃を受けたと語る。 そして、 ”信じがたい力強さで人生のよろこびを歌いあげる”あの楽曲が、 ヴェルディ80歳の高齢の作品であることに さらなる衝撃を受けたとする。 「80歳という年齢で、  なぜ並はずれてむずかしいオベラを  もう一曲書くという大変な仕事に取り組んだのか  との問いに答えた彼の言葉を知った。  「いつも失敗してきた。だから、もう一度挑戦する必要があった」。  私はこの言葉を忘れたことがない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  1章 私の人生を変えた七つの経験)

■卓越性の要求■~強い意欲と、野心的な目標~

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おはようございます。 青空に薄い雲が浮かぶ川崎の朝。 気持ちの良い天気になりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、組織の業績に対して自分自身が行うべき 重要な貢献は何かを考えることが重要だとした。 貢献に焦点を合わせることにより、 部下、同僚、上司を問わず、 他の人の自己啓発を触発することにもなる。 そして、卓越性を要求し、強い意欲と、 野心的な目標と、 大きな影響のある仕事を追求する。 ドラッカーは、自己啓発と人材育成について 唯一知っていることは次のことであるとする。 「知識労働者は、自らに諜される要求に応じて成長する。  自らが業績や達成とみなすものに従って成長する。  自らが自らに求めるものが少なければ、成長しない。  だが多くを求めるならば、  何も達成しない者と同じ程度の努力で、  巨人にまで成長する。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)

■自らのもっとも重要な貢献■~自己啓発と人材育成~

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おはようございます。 昨日はまさしく、台風一過の晴天。 今日は曇り空の川崎、日中は傘が必要です。 国会で地方創生法案の審議が始まった。 かつて、「ふるさと創生一億円事業」で 地方交付団体に一億円づつ交付され、 ばら撒きと言われた。 成果がなければ、バラマキだ。 それを測るための評価基準と そのプロセスが明確になっていないとダメでしょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、貢献に焦点を合わせることによって、  ・コミュニケーション  ・チームワーク  ・自己啓発及び人材育成 という、成果をあげるうえで必要な 人間関係に関わる基本条件を 満たすことができるとする。 ●自己啓発及び人材育成●  組織の業績に対して、 自分自身ができるもっとも重要な貢献は何かを考えることは、 次の重要な考えに結びつく。  〇どのような自己啓発が必要か  〇なすべき貢献のためには、いかなる知識や技能を身につけるべきか  〇いかなる強みを仕事に適用すべきか  〇いかなる基準をもって自らの基準とするか 「組織の業績に対する  自らのもっとも重要な貢献は何か」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)

■チームワークを可能とする。■~知識組織における当然のニーズ~

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おはようございます。 台風は関東を過ぎ、東北方面に向かっている。 進路にあたる地域の方は、お気を付けください。 昨日は、東大駒場で心理学実験に参加した。 ワーキングメモリーに関する脳の働きの基礎研究で、 位置と形状の記憶場所とキャパシティに関するもの。 短期と長期記憶、コンピューターでいうとメモリとハードデスク。 どのような形で社会の役に立つのだろうか? ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、貢献に焦点を合わせることによって、 コミュニケーションが成立するとした。 そして次に、横へのコミュニケーション、 すなわちチームワークが可能となるとする。 自分自身の生み出すものを誰が利用することにより、 組織の成果に結びつくのかということを問うことにより、 上司でも部下でもない、他の部門や同僚の人たちの 大切さを浮き彫りにする。 これは、知識を中心とする組織のニーズからして 当然のことである。 知識組織での仕事は、ジグソーパズルのごとく、 多種多様な知識や技能をもつ人たちの組み合わせで 構成されるからだ。 「知識組織においては、成果をあげる仕事は、  多種多様な知識や技能をもつ人たちで構成される  チームによって行われる。  彼らは、フォーマルな組織構造に従ってではなく、  状況の論理や仕事の要求に従って、  自発的に協力して働く。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)

■期待すべきことは何か■~部下たちが貢献すべきことを要求する。~

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おはようございます。 台風19号は間もなく九州上陸、 明後日にかけて日本列島を縦断しそうです。 十分な注意を! 今日は駒場の東京大学で、 心理学実験に参加してきます。 どんなことをするのかな、っていう 単なる興味です。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 貢献を重視できる上司は、 部下に対して貢献すべきことを要求する。 そのために次のことを聞く。 「組織、及び上司である私は、あなたに対しどのような貢献の責任をもつべきか」 「あなたに期待すべきことは何か」 「あなたの知識や能力をもっともよく活用できる道は何か」 その結果、部下は「自分はどのような貢献を期待されるべきか」 を考えるようになり、 上司は、部下の考えるこの貢献について、 その有効性を判断する権限と責任を持つことを知る。 しかし、ドラッカーは、この部下が設定する目標は、 上司が考えているものとは違うことがほとんどだが、 その違いはさして重要ではないとする。 なぜならば、 ”意味あるコミュニケーション、 しかも成果に結びつくコミュニケーションが すでに確立されている。” からである。 「部下は現実を、上司とはまったく違うように見ている。  有能であるほど、   また進んで責任をもとうとするほど、  現実や機会やニーズについての見方が、   上司のそれと違ってくる。  この違いはかなり大きい。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)

■事実上不可能なコミュニケーション■~期待していることを聞き取る。~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝。 台風がまたまた接近中、 沖縄地方通過中、お気を付けください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、貢献に焦点を合わせることによって初めて、 よい人間関係がもてるとした。 このことにより、マネジメント上の中心課題である コミュニケーションが可能となる。 これまでコミュニケーションに関する研究はされてきたが、 その貧困さは変わらなかった。 これまで研究されてきたのは、上司から部下へという、 下方へのコミュニケーションだった。 しかしドラッカーは、 この下方へのコミュニケーションは事実上不可能であるとする。 「コミュニケーションは、下方への関係において行われるかぎり、  事実上不可能である。   上司が部下に何かを言おうと努力するほど、  かえって部下が聞き違える危険が大きくなる。  部下は、上司が言うことではなく、  自分が聞きたいと期待していることを聞き取る。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)

■よい人間関係をもつ秘訣■~温かな会話も、とりつくろいにすぎない。~

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おはようございます。 マララさんがノーベル平和賞を受賞した。 彼女は、受賞後のインタビューで、 多くの支援が明確に表明されたことへの感謝と共に、 受賞は終わりではなく始まりと強い意思を示した。 彼女がいまだに命の危機に晒されている状況に変化はない。 17歳、日本でいうと高校2年、 日本の女子高生は、マララさんの発言や行動、意思を どう感じるのだろうか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、貢献に焦点を合わせることによって初めて、 組織においてのよい人間関係がもてるとする。 そしてまた、人間関係が生産的なものとなることが、 よい人間関係の唯一の定義であるとする。 われわれは、貢献に焦点を合わせることによって、  ●コミュニケーション  ●チームワーク  ●自己啓発  ●人材育成 という、成果をあげるうえで必要な 人間関係に関わる 基本条件を満たすことができる。 「仕事に焦点を合わせた関係において成果が何もなければ、  温かな会話や感情も無意味である。  とりつくろいにすぎない。  逆に、関係者全員にとって成果をもたらす関係であるならば、  失礼な言葉があっても人間関係を壊すことはない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)

■ゼネラリストの意味ある唯一の定義■~あの進行性の病い~

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おはようございます。 ノーベル賞、物理学賞に続いて期待された 村上春樹の文学賞は残念ながら逸した。 イギリスのブックメーカーでは、 オッズ3倍の一番人気。 毎年最有力候補となるほど、 精力的に書き下ろしている。 その裏では、毎朝5時起床、夜9時すぎ就寝、 毎日10kmのジョギング、週に何度か水泳など、 書き続けるために体力維持に努めているという。 文学は体力勝負なんですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、ゼネラリストの唯一の定義は、 自らの狭い専門知識を、 知識の全領域の中に 正しく位置づけられる人のことであるとする。 複数の専門領域の知識をもつ専門家もいるが、 たとえ複数の専門領域をもっていても、 ゼネラリストとはいえない。 単に、いくつかの専門領域の スペシャリストであるにすぎず、 一つにしか通じていない人と同じように、 偏狭でありうる。 自らの貢献に責任をもつ人は、 自らの狭い専門分野を 全体の中に正しく位置づけることができる。 そして、自らの仕事の成果を活かしてもらうためには、 ほかの人のニーズや方向、限界や認識を 知らなければならないことを理解している。 「貢献に責任をもつならば、  多様性の豊かさと興奮を十分に味わえなくとも、  学者の傲慢さ、すなわち知識を破壊し、  知識から美と成果を奪う、  あの進行性の病いから身を守る免疫性は  手に入れられるはずである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)

■貢献に責任をもつために■~卑しむべき衒学に貶めるもの。~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝。 昨晩は、Blood moonが浮かんでいた。 生憎、雲がかかったが、怪しげな色合いは確認できた。 ふと村上春樹の1Q84が浮かんだ、 今日発表される、ノーベル文学賞の行方は? ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 素人は専門家を理解するための努力をすべきだ、 と考えることは野卑な傲慢であるとした。 そしてそのような風潮は、専門家自身を無益な存在とし、 彼らの知識を ”学識から卑しむべき衒学に貶めるもの” であるとする。 なので、専門家は、顔を上げて、 組織の人たちを見なければならない。 そうすることによって、他の人が 「何を必要とし」「何を見」「何を理解しているか」 を理解できるようになる。 さらには、上司、部下、他の分野の同僚に対し、 「あなたが組織に貢献するためには、 私はあなたにどのような貢献をしなければならないか」 「いつ、どのように、どのような形で貢献しなければならないか」 を聞けるようになる。 「貢献に責任をもつためには、  自らの産出物すなわち知識の有用性に  強い関心をもたなければならない。  成果をあげるためには、  このことを知らなければならない。」 ~『プロフェッショナルの条件』(Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)

■ゼネラリストをつくることではない。■~野卑な傲慢である。~

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おはようございます。 快晴の川崎の朝。 ノーベル物理学賞に日本人3人が選ばれた。 青色LEDの発明が評価されたものだが、 エジソンの電球発明から百数十年。 今や”発光”は、ものを明るく照らすという役割を 超えたものを人類に与える。 そのインパクト、イノベーションに対する評価だ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、専門知識は、 それだけでは断片であり、 不毛であるとした。 必要なことは、広く薄い知識を持った ゼネラリストをつくることではない。 知識労働者が専門知識を活用して 成果をあげることである。 知識労働者は自らが生み出す断片的なものを 全体の中で、生産的な存在にするために、 それを利用する者に「何を知ってもらい」 「何を理解してもらわなければならないか」 を徹底的に考えることが重要である。 「知識ある者は、常に理解されるように努力する責任がある。  素人は専門家を理解するために努力すべきであるとしたり、  専門家はごく少数の専門家仲間と話ができれば十分であるなどとするのは、  野卑な傲慢である。」 ~『プロフェッショナルの条件』(Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)

■知識ある者の責任■~専門知識は、断片にすぎない。~

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おはようございます。 雲の多いの川崎の朝。 台風一過、日中は秋晴れになりそうです。 しかしまた19号が後を追うように接近中。 要注意ですね、 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 知識労働者が貢献に焦点を合わせることは必須である。 彼らの組織に対する貢献はそこにしか存在しない。 知識労働者は、物ではなくアイデアや 情報やコンセプトを生産する。 そして、知識労働者は、 ほとんどが専門家であるため、 専門分野である、 一つのことだけに専念するとき、 大きな成果をあげる。 しかしその専門知識は、 ジグソーパズルの一片にしかすぎない。 一片では何も生み出さない。 ほかの専門家の一片と組み合わされて初めて、 美しい絵が出来上がる。 「専門知識は、それだけでは断片にすぎない。  不毛である。  専門家の産出物は、  ほかの専門家の産出物と統合されて初めて成果となる。」 ~『プロフェッショナルの条件』(Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)

■責任をもって成果をあげる■~ともに働く人たちを欺く~

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おはようございます。 台風は今名古屋沖を通過中、 川崎はまだ小降りの雨ですが、 間もなく影響が始まりそう。 通勤真っ只中で、相当な混乱が予想されます。 皆さんお気を付けください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、なすべき貢献には、三つの領域があるとした。 その3 人材の育成 3 【ブライアン看護婦の例】 彼女は、担当病棟で何か新しいことが決まりそうになると、 「それは患者にとっていちばんよいことでしょうか」 と必ず聞くことで有名で、 この看護婦の病棟の患者は回復が早かった。 こうして病院全体に、 「ブライアン看護婦の原則」がでぎあがり、 病院の誰もが、「患者にとって最善か」 を常に考えるようになっていた。 このブライアン看護婦が引退して10年がたつが、 彼女が設定した基準は、 彼女よりも教育や地位が上の人たちに対し、 今も高い要求を課している。 「貢献に焦点を合わせるということは、  責任をもって成果をあげるということである。  貢献に焦点を合わせることなくしては、  やがて自らをごまかし、組織を壊し、  ともに働く人たちを欺くことになる。」 ~『プロフェッショナルの条件』(Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)

■唯一確実なものは変化■~人は、課された要求水準に適応する。~

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おはようございます。 朝から雨降りの川崎の朝。 台風の影響でしょうが、 本番は明日ですね。 丁度通勤時間帯になりそうです、 お気を付けください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、なすべき貢献には、三つの領域があるとした。 その3 人材の育成 2 ドラッカーは、組織は、自らの存続のために 人材を育成しなければならないとした。 社会は確実に変化を遂げる。 なので、組織にはその変化に応じた変革が必要となる。 この外に起こる変化に応じて、 なすべき貢献に焦点を合わせるということは、 それに相応しい人材を育成するということである。 ”人は、課された要求水準に適応する。” 貢献に照準を当てる人は、 ともに働くすべての人間の視点と水準を高める。   「人間社会において、唯一確実なものは変化である。  自らを変革できない組織は、  明日の変化に生き残ることはできない。」 ~『プロフェッショナルの条件』(Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)

■人材を育成すること■~死を乗り越える手段~

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おはようございます。 雲の多い川崎の朝。 台風が接近中、東京地方は今日はまだ大丈夫ですが、 明日からは影響が出そうですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、なすべき貢献には、三つの領域があるとした。 その3 人材の育成  第三に、組織は、自らの存続のために人材を育成しなければならない。 現在の組織がいかに苦労して人材を作り上げたものであっても、 次の世代にとっては、それが当然のこととして あるべきものでなければならない。 そして、それは、今日の水準を維持するだけではなく、 常にそれまでの水準を上回っていなければならない。 そうでなければ、その組織は適応の能力を 失ったというべきであるとする。 組織の強みは、最大な経営資源である 人が作り上げるものである。 しかし、人には、リタイアや生命の限界がある。 ドラッカーは、組織はその人材の限界性を超えて、 強みを維持し、向上させていくための手段であるとする。 「組織は、死という生身の人間の限界を乗り越える手段である。  したがって、自らを存続させえない組織は失敗である。  明日のマネジメントに当たるべき人間を  今日用意しなければならない。」 ~『プロフェッショナルの条件』(Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)

■価値への取り組み■~人体におけるビタミンやミネラル~

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おはようございます。 明るい空の川崎の朝。 今日は30度近くまで気温が上がりそうです。 ところにより雷雨の予報もあり、夏戻り。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、なすべき貢献には、三つの領域があるとした。 その2 価値への取り組み ドラッカーは、組織を生かすうえでは カロリーが必要となるとした。 そして同時に、ビタミンやミネラルと同じように、 ”価値への取り組み”が必要であるとする。 ビタミンやミネラルは、人体にとって 組織や機能を維持する機能を司る。 これら栄養素が摂取できなければ人は、 病気になりやがて死亡に至る。 組織にとってその栄養素は、明確な目的であり、 生み出すべき価値である。 これがなければ組織の維持は困難となる。 価値への取り組みも、明確にできない場合もある。 【アメリカ農政の例】 そこには、相容れない二つの根本的価値観が存在した。 農業の生産性の向上と、 国のバックボーンとしての家族的農場の維持である。 前者は、高度に機械化された大規模事業としての産業的農業であり、 後者は、保護された非生産的な農民による郷愁的な農村であった。 「組織には、人体におけるビタミンやミネラルと同じように、  価値への取り組みが必要である。  組織は常に、明確な目的をもたなければならない。  さもなければ、混乱し、麻揮し、破壊される。」 ~『プロフェッショナルの条件』(Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)

■直接の成果■~カロリーと同じ役割~

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おはようございます。 曇の多い川崎の朝。 全国的にすっきりしない天気、 来週には台風の直撃の可能性もありそうです。 御嶽山の噴火犠牲者が日々明らかになる。 昨日段階で、戦後最大の47名の死亡が確認された。 ご冥福をお祈りします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、なすべき貢献には、三つの領域があるとした。 その1 直接の成果 明確な成果である。 企業においては、売上げや利益などの 経営上の業績であり、 病院においては、患者の治癒率、 学校においては、進学率や就職率である。 しかし、直接的といっても、全てが客観的で 明確であるとは限らない。 「直接的な成果が何であるべきかが混乱している状態では、  成果は期待しえない。  直接的な成果は常に重要である、  組織を生かすうえで、   栄養におけるカロリーと同じ役割を果たす。」 ~『プロフェッショナルの条件』(Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)