■期待すべきことは何か■~部下たちが貢献すべきことを要求する。~


おはようございます。

台風19号は間もなく九州上陸、
明後日にかけて日本列島を縦断しそうです。
十分な注意を!

今日は駒場の東京大学で、
心理学実験に参加してきます。
どんなことをするのかな、っていう
単なる興味です。


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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬





貢献を重視できる上司は、
部下に対して貢献すべきことを要求する。
そのために次のことを聞く。
「組織、及び上司である私は、あなたに対しどのような貢献の責任をもつべきか」
「あなたに期待すべきことは何か」
「あなたの知識や能力をもっともよく活用できる道は何か」

その結果、部下は「自分はどのような貢献を期待されるべきか」
を考えるようになり、
上司は、部下の考えるこの貢献について、
その有効性を判断する権限と責任を持つことを知る。

しかし、ドラッカーは、この部下が設定する目標は、
上司が考えているものとは違うことがほとんどだが、
その違いはさして重要ではないとする。

なぜならば、
”意味あるコミュニケーション、
しかも成果に結びつくコミュニケーションが
すでに確立されている。”
からである。




「部下は現実を、上司とはまったく違うように見ている。

 有能であるほど、

  また進んで責任をもとうとするほど、

 現実や機会やニーズについての見方が、

  上司のそれと違ってくる。

 この違いはかなり大きい。」

~『プロフェッショナルの条件』
(Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)







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