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■最大の政治課題■~大義に関わる問題~

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おはようございます。 久しぶりに陽射しの差す川崎の朝、 でも、南方には、大型台風が二つ。 今後の動きに注意が必要です。 よい週末をお過ごしください! ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 社会的問題に対して、 NPOの持つ意味は大きいとした。 そして、今日、非経済的な利害が絡み合い、 様々な利害集団や問題別組織を 生むに至っているとする。 政治の中心は、 「誰が、何を、いつ、いかに手に入れるか」 という経済の問題ではなく、 それぞれの絶対性を主張する 価値の問題へと変化した。 経済の問題ではなく、大義に関わる問題である。 「政治は、子宮内の胎児の生きる権利と、  女性が自らを守るために  中絶する権利との対立の問題になった。  環境問題をめぐるものとなった。  抑圧され差別されているとされる人たちの  権利の問題になった。」 ~『イノベーターの条件』 (3章 20世紀の変化の本質は何か)  

■組織の社会的責任■~誰が共通の利益のために働くか~

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おはようございます。 雲の多い川崎の朝、 涼しさはこのひと時でしょうか。 今日も突然の雨、突風に お気を付けください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ そしてドラッカーは、 多元社会における 組織の社会的責任を問う。 組織は、自らの目的を果たすほかに、 公益の増進のために 何をしなければならないかである。 封建時代の多元社会には 私的な存在に対し、 公の権力を持てとの要求があった。 しかし今日、そのような要求に 際限なく応えていけば、 社会的な組織は本来の 目的を果たせなくなる。 ここに、社会において 力をもつ組織のすべてが、 それぞれ単一の目的しかもたないとき、 誰が共通の利益のために働くか という問題が生まれる。 これらの問題があるために、 強力な社会セクターとしての NPOが意味をもつ。 「新しい多元社会には新しい問題もある。  それは、組織それぞれの能力を発揮させつつ、  いかにして社会そのものの一体性を  保つかという問題である。」 ~『イノベーターの条件』 (3章 20世紀の変化の本質は何か)  

■新多元社会の到来■~社会的機能の専門化~

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おはようございます。 朝から雨模様の川崎の朝、 今日は涼しい一日になりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、社会的課題に取り組むものは NPOであるとした。 そして、この組織社会への転換は、 政府の機能への挑戦でもあるとする。 組織社会においては、 様々な社会的な機能が専門化すると共に、 多元化する。 かつての多元社会は、 自らのコミュニティのなかのことは すべてを支配しようとし、 そのテリトリーを防御しようとした。 だが今日の組織社会では、 組織は自らの使命にしか関心を示さない。 他のことにはどの様な力も行使しないし、 いかなる責任ももたない。 「組織社会においては、  教育、医療、道路清掃など社会的な機能の多くが、  その機能の遂行だけを目的とする  専門の組織によって行われるようになる。  その結果、社会は急速に多元化する。」 ~『イノベーターの条件』 (3章 20世紀の変化の本質は何か)  

■二つの答え■~政府か、企業か~

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おはようございます。 湯気の混じった空気が澱むような 蒸し暑い川崎の朝、 今日は一日雨の様です。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、伝統的なコミュニティは 社会的問題に取り組む力は残っていないとした。 それでは、誰が社会的な機能を果たすのか。 ドラッカーは、今世紀、 二つの答えが現れたが、 いずれも間違いだったとする。 多数意見は、問題は政府によって 解決しなければならないとするもの。 政府は、巨大な福祉官僚機構と化し、 問題は倍増している。 政府には、社会問題を解決すべき役割があるが、 それは政策決定、基準設定、費用負担である。 社会的サービス実行者としての政府は、 ほとんど無能である。 一方の少数意見は、 新しい組織つまり企業が、 コミュニティになりうるとしたもの。 終身雇用、社宅、組合健保、慰安旅行などが、 企業が従業員にとってのコミュニティ、 村、家であることを強調した。 しかし、この試みも成功はしなかった。 また今日、働く場の運営に従業員を参画させる必要が説かれている。 「『エンパワーメント(権限委譲)』  と呼ばれるこの考えは、  私が50年前に論じたものに近い。  しかし、コミュニティをつくることまではできない。  知識社会における社会的な課題に  取り組むための枠組みとはならない。」 ~『イノベーターの条件』 (3章 20世紀の変化の本質は何か)

■農民と使用人の激減■~最古で層最大の社会階層~

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おはようございます。 朝から厳しい日差しの川崎です。 内閣支持率の低下が止まらない。 政府は、支持率のために政治活動をしているわけではないとする。 ドラッカーは、利益は追求するものではなく、 企業活動が顧客満足を生み出した結果についてくるもので、 いわば、活動の正しさを図る、 バロメータであるとした。 同様に支持率も活動に対する評価結果である。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 第一次大戦以前は、 農民はあらゆる国で最大の人口を占めていたが、 やがて、先進国が発展途上国からの 食糧輸入を必要とするようになることは、 当たり前のこととされていた。 しかし今日、先進国のなかで 食糧を大量に輸入しているのは日本だけである。 その理由は、時代遅れの米作補助という 農業政策が近代農業の発展を阻んだからだった。 日本以外のあらゆる先進国で、 農民は労働人口の5%にすぎないにも拘わらず、 農産物生産は80年前の数倍になった。 また、1900年ごろ、農民に次ぐ大きな労働人口は 住み込みの使用人だったが、 今日、先進国では、 芝居や映画以外で”住み込みの使用人”を 見たことのある者はほとんどいない。 この様に、農民と使用人は あらゆる時代を通じて経済と社会の基盤を成し、 文明そのものの基盤だった。 「当時の人口統計上の分類によれば、  中の下の階層とは、住み込みの使用人を  二人しか雇えない人たちのことだった。  農民人口が19世紀を通じて減少し続けたのに対して、  住み込みの使用人は、  その総数及び労働人口に占める割合において、  第一次大戦まで着実に伸びた。」 ~『イノベーターの条件』 (3章 20世紀の変化の本質は何か)

■社会転換の世紀■~意味のない殺人、意味のない恐怖~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝。 昨日の雷雨の名残のように、 湿気の多い暑い一日になります。 花火大会も各地で実施されますが、 雷雨と熱中症にお気を付けください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬   ドラッカーは、20世紀ほど急激な社会転換を経験した世紀は、 有史以来初めてであり、 その特徴は、この社会転換の 多さと激しさであるとする。 むかしは、小さく緩慢な社会転換でさえ、 内戦、反乱、精神的、心理的な危機を 引き起こしていたが、 今世紀の激しい社会転換は いかなる波紋も起こさなかった。 20世紀は世界大戦、内戦、人種抹殺、大虐殺、 大量拷問など残虐非道の世紀だったが、 それらの殺戮と恐怖は、すべてが意味のない殺人であり、 意味のない恐怖だった。 ”ヒトラー、スターリン、毛沢東ら今世紀の悪の天才は、 破壊はしたが、何も生み出さなかった。” ドラッカーは、 今世紀が明らかにしたことがあるとすれば、 それは政治の不毛であるとする。 「人類に対し、永続的あるいは  永久的と言ってもよい影響をもたらしたものは、  ハリケーンの荒れ狂う海面の下にある  海流のごとき社会転換のほうだった。  海面上の暴力的な政治事変ではなく、  海直下の社会転換が、  社会、経済、コミュニティ、政治を変えたのだった。」 ~『イノベーターの条件』 (3章 20世紀の変化の本質は何か)

■世界を動かす理念■~過渡期の発生が避けられない。~

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おはようございます。 朝から厳しい日差しの川崎です。 昨日は大暑、暑の入り。 暑中お見舞い申し上げます。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、西洋の伝統である、 "得られぬ自由と平等の追求"が、 世界を動かす理念を生んできたとした。 そして、この西洋の伝統が、 西洋自らが生みだしたものによって 攻撃されているとする。 しかしその攻撃は、 新しい意味ある秩序を見つけさえするならば、 ただちに自壊するはずである。 「西洋の歴史に特有の動的な性格は、  西洋の強みであるとともに弱みでもある。  なぜならば、そのために、  今日のような過渡期の発生が  避けられなくなるからである。」 ~『イノベーターの条件』 (2章 経済至上主義は人を幸せにするか)

■開発前夜の技術■~社会構造の変化が見られる~

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おはようございます。 快晴の川崎の朝。 沖縄は梅雨入り、 さぁさわやかなハナキン お楽しみください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 eコマースの与えるインパクトは、 予測不可能であるとした。 しかし、かなりの確率をもって 今予測できることがあるとする。 それは、今後相当数の新産業が 生まれるだろうということである。 しかもその多くは、IT、コンピユータ、 インターネット関連ではない。 それは25年前の、バイオであり、養殖である。 牛、羊、鶏の家畜化か、 それぞれの品種改良につながった。 今日、やがて現われるべき新技術も、 25年前のバイオの段階にある。 開発前夜である。 こうして今後20年、30年の間に、 コンピュータの出現から 今日までに見られたものよりも はるかに大きな技術の変化、 産業構造、経済構造、 さらには社会構造の変化が 見られることになる。 「あらゆる企業がグローバル経済に組みこまれた以上、  火災や洪水などの物理的なリスクに対応すべく  産業革命の初期に現われた今日の保険と同じように、  為替リスクに対応すべき保険が求められている。  必要な知識は揃っている。  欠けているのは制度だけである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (付章 eコマースが意味するもの)

■eコマースの与えるインパクト■~一言でいえば、経済全体を変える。~

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おはようございます。 今朝方、夢うつつの中雷鳴を聞いた。 うつつであった、が今は晴れ間ものぞき、 良い天気になりそうですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 このeコマースの与えるインパクトは、 予測不可能であるとする。 20年前、書籍の注文をインターネットで受け、 書籍そのものを送り届けるようになるだろうと予測したら、 一笑に付されたに違いない。 アメリカで、もっとも急速に伸びているeコマースは、 それまでビジネスとは呼べなかった求人求職サイトである。 eコマースのインパクトについて、もう一つ重要なことは、 経済全体を変えるということである。 アメリカのみならず、他の先進国や中国その他の 新興国でも起こっている。 「流通チャネルは、客が誰かを変える。  客がどのように買うかだけでなく、  何を買うかを変える。  消費者行動を変え、貯蓄パターンを変え、  産業構造を変える。  一言でいえば、経済全体を変える。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (付章 eコマースが意味するもの)

■上司に特有の仕事の仕方■~私から何を得なければならないか~

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おはようございます。 雲が多い川崎の朝、 暖かな一日ですが、 雨が予想されていますので、 雨具は忘れずに。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 上司の強みを生かさなければならないとした。 そのために、部下が考えなければならないことは次のとおりである。 「上司は何がよくできるか」 「何をよくやったか」 「強みを生かすためには、何を知らなければならないか」 「成果をあげるためには、私から何を得なければならないか」   「上司もまた人であって、  それぞれの成果のあげ方があることを知らなければならない。  上司に特有の仕事の仕方を知る必要がある。  単なる癖や習慣かもしれない。  しかし、それらは実在する現実である。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  5章 人の強みを生かす)

■自己管理と責任からなるリーダーシップ■~自由寛大な組織ではない。~

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おはようございます。 朝から小雨が降る川崎の朝。 雨なので、気温は左程下がってませんね。 今日は厳重警備の中での東京マラソン。 何事もなく終わって欲しいですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 情報型組織の利点は、 組織内に相互理解と共通の価値観や、 相互信頼があって、 初めて現実のものとなる。 そして、その上で、情報型組織は、 規律の厳しい組織であり、 その中で強力かつ決定的な リーダーシップを必要とする。 言いかえれば、情報型組織が もっとも必要とするものは、 現場からトップにいたるまで、 自己管理と責任のうえに立つ リーダーシップである。 「一流の指揮者は例外なく、厳しい完全主義者である。  一流の指揮者を一流たらしめるものは、  最後列のもっとも役割の小さな楽器をして、  オーケストラ全体のできを  素晴らしいものにするよう演奏させる能力にある。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  第3章 情報と組織)

■意思疎通の範囲についての原則■~管理とは、報告を入手する地位にすぎない。~

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おはようございます。 未明の川崎、東京地方はこのところ 雨模様が続きましたが、 今日は晴天の模様。 雨具はいらないかな。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、未来の組織は、 マネジメントの階層が 従来の組織に比べ圧倒的に少ないとした。 しかし情報型組織においては、 必要とされる階層の仕事は、 従来に比べはるかに多く、厳しく、 責任もはるかに重いものとなっていく。 そして、ひとりの上司に報告する部下の人数は、 五、六名に抑えるべきであるとする これまでの管理範囲の原則が無効になる。 新しい原則となるべきことは、 部下が上下、左右との関係や 意思疎通に責任を負う意欲によってのみ 管理範囲の上限が定められるということとなる。 情報そのものは、人からの報告よりも 情報システムのほうが、より詳細に、 より早く、より正確に伝達することができる。 しかし、組織に必要なのは、情報の質である。 「情報型組織は、  必ずしも先端的な情報技術を必要としない。  必要なのは、  『誰が、どのような情報を、いつ、どこで必要としているか』  を問う意思である。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  第3章 情報と組織)

■未来の組織とは?■~情報型組織社会の到来~

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おはようございます。 雲の多い川崎の朝、 まだ降ってません。 昨日の朝も、出勤途上で雪になりました。 今日も、雨から雪の予想です。 お気を付けください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、未来の組織は、 情報を中心とする組織、 つまり情報型組織であるとする。 それは、従来の組織図と同じに見えるが、 組織の中の人間は、 従来の組織とは異なる行動が必要となる。 この情報型組織は平らであり、 マネジメントの階層が従来の組織に比べ圧倒的に少ない。 ある大手メーカーでは、 情報中心の組織に再設計したところ、 12の階層のうち七つを廃止することができた。 それら廃止された階層は、 情報の中継器にすぎなかった。 権限の階層でも、意思決定の階層でも、 さらには、管理の階層でもなかった。 電話の増幅器のように、情報を集結し、 増幅し、組み替え、発信するだけであれば、 調整を主たる仕事とする階層の人々より、 情報システムのほうが優れている。 「情報型組織といえども、  組織図は従来の組織と同じに見えるかもしれない。  だがそれは、従来の組織とは完全に異なる動きをする。  組織の中の人間に対し、  従来の組織とは異なる行動を要求する。  情報型組織は平らである。  マネジメントの階層が従来の組織に比べ圧倒的に少ない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  第3章 情報と組織)

■経験の共有が不可欠■~われわれの中のもうひとりへ~

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おはようございます。 雲が多く、暗い川崎の朝、 やがて寒々しい雨になる模様。 雨具をお忘れなく。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 目標管理において、上司と部下は、 同じ事実を違ったように見ていることをたがいに知る。 このこと自体が、価値あるコミュニケーションである。 コミュニケーションの受け手たる部下は、 意思決定の実体、優先順位の問題、 なしたいこととなすべきこととの選択、 そして意思決定の責任など、 上司の抱える問題を理解することができる。 この事実の持つ意味は、 コミュニケーションを成立させるには 経験の共有が不可欠だということである。 ドラッカーは、これこそが、 コミュニケーションを考えていくうえで 基本となるべきもっとも重要な結論であるとする。 「コミュニケーションは、  私からあなたへ伝達されるものではなく、  われわれの中のひとりから、  われわれの中のもうひとりへ伝達されるものである。  組織において、コミュニケーションは手段ではない。  それは組織のあり方の問題である。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  第2章 優れたコミュニケーションとは何か)

■目標と自己管理によるマネジメント■~コミュニケーションの前提~

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おはようございます。 青空の広がる川崎の朝。 風の強い一日でしたが、 今日は収まる模様です。 風が収まれば、 ほっとする暖かい一日になりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、組織のコミュニケーションにおいて、 そこに存在するギャップの解消が重要課題であるとした。 続いて、目標と自己管理によるマネジメンこそが 有効なコミュニケーションの 前提となるものとする。 目標と自己管理、つまり”目標管理”はMBOと呼ばれ 上司からの一方的な目標設定という誤解が多い。 この目標管理では、部下は上司に対して、 自らの部門に対して 自ら果たすべき貢献について 明らかにしなければならない。 しかし部下が明らかにした考えと、 上司の期待は多くの場合異なる。 上司と部下の知覚が違っているよいうことが、 現実である。 この上司と部下の知覚の仕方の違いを 明らかにすることが目標管理の最大の目的である。 目標管理という経験を通して、 上司と部下は相互に知覚の違いを理解することができる。 「目標と自己管理によるマネジメントこそ、  コミュニケーションの前提である。  目標と自己管理によるマネジメントにおいては、   『自分はいかなる貢献を行うべきであると考えているか』  が明らかにされる。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  第2章 優れたコミュニケーションとは何か)

■コミュニケーションギャップの解消■~受け手からスタートする。~

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おはようございます。 東京地方は、連日の快晴。 陽射しは強くても寒い。 責任ある人間が、 その結果についてメンバーに対して、 力不足を詫びる。 説明責任を果たすことは当然だろう。 しかし、それを繰り返すとまずい。 昔の人は、”後悔先に立たず”と言った。 責任は、謝ればその結果に対する責めを 免れるわけではない。 痛みが伴わなければならない。 そうしなければ、繰り返しは止まらないし、 メンバーは、責任の重さを忘れてしまう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、耳を傾けるだけでは 効果的なコミュニケーションは 行われないとした。 しかし、耳を傾けることが悪いわけではない。 耳を傾けることを強調する考えの根本には、 コミュニケーションは下から上へ向かうという認識、 すなわち、コミュニケーションは、 受け手からスタートするという認識があり、 この認識は重要である。 ドラッカーは、それでも、耳を傾けることは、 コミュニケーションにおいて全てではなく、 スタートにすぎないとする。 情報が多くなれば、コミュニケーションギャップは、 縮小するどころか、むしろ拡大しやすくなる。 「情報が多くなっても、その質がよくなっても、  コミュニケーションに関わる問題は解決されないし、  コミュニケーションギャップも解消されない。  逆に、情報が多くなるほど、  機能的かつ効果的なコミュニケーションが必要になる。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  第2章 優れたコミュニケーションとは何か)