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■天才をあてにするな■~凡人から強みを引き出す。~

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続いてドラッカーは、組織の良否について指摘する。 組織の目的は、一般の人に秀でた仕事を行わせることにある。 秀でた仕事のできる人、つまり”天才”はほとんど存在することはなく、 組織の仕事を、その存在に頼ることは無謀としか言えない。 では、組織はどうあるべきなのか? ドラッカーは、組織の良否は次のことができるかどうかで決まるとする。 ◆一般の能力しか持たない者から強みを引き出し、 他の者の助けとすることができるか否か。 ◆人の弱みを無意味にすることができるか否か。 「組織の目的は、凡人をして非凡なことを行わせることにある。  天才に頼ることはできない。  天才はまれである。あてにできない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第5章 マネジャー  26 組織の精神)     

■あらゆる病院の院長が天才や偉人ではない。■~組織の数はあまりに多い~

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ドラッカーは、公的機関の機能不振について三つの誤解があるとした。 【2 人材がいない。】 優秀な人材がいないから成果が上げられない、、、、これも嘘である。 公的機関に働くマネジメントが、不適格、無能、不真面目、 怠惰である訳ではない。 また、企業の人間が公的機関のマネジメントに任命されたとき、 官僚よりもうまくやれる訳でもない。 問題は、いかに優れたマネジメントであろうが、 公的機関の役職に就くなり、彼らがただちに官僚になること。 「企業と同様に、公的機関もスーパーマンや猛獣使いだけを マネジメントの地位に置くわけにはいかない。 組織の数はあまりに多い。 あらゆる病院の院長が天才や偉人でありうるはずがない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット