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■一つの専門分野に優れた人■~能力を発揮させる方法~

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秋空が明るい川崎の朝。 昨日は、会社で、経営についての自主勉強会、 今日は外歩きの一日にしよう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織は、あらゆる分野に優れた人たちを、 経営資源として雇い入れることを当てにできない。 そうであれば、その制約された資源で いかに成果を上げるかについての方法こそが重要となる。 成果をあげる能力は、当然のごとく組織にとって重要であるが、 個人にとっても、さらに重要である。 ”成果と貢献と自己実現を図る鍵”なのである。 したがって、成果をあげる能力が、 モーツアルトやピカソのように 持って生まれた才能であるならば、 組織や個人にとって絶望的な状況と言わざるを得ない。 そのような偉大な才能を持った人は まれにしか存在しないからだ。 なので、ドラッカーは、 成果をあげる能力に恵まれた若者を早く発見し、 育てなければならないとする。 「われわれに必要なものは、  専門分野の一つに優れた人を、  いかに活用するかを知ることである。  すなわち、彼らの能力を発揮させる方法を知ることである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■万能の専門家は不要■~あらゆる分野ついての理解~

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おはようございます。 すっきりしない曇り空の川崎の朝です。 スコットランド独立のための国民投票で、 現状継続が決まった。 ユニオンジャックから青地が 消えるイメージが持てなかったが、 ひとまずスッキリ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 経営管理者育成プログラムは、 会計、人事、マーケティング、経営分析、心理学、 自然科学等に関する高度の知識、 さらには最新技術の動向、グローバル経済、 政治の動き等あらゆる分野ついての理解を要求する。 だが専門学者でさえ、 それらの分野の一部に特化した知識しか持たず、 全体については素人並みの知識しかもたない。 税理士は、心理学について詳しく知る必要はなく、 エンジニアは、新製品の販売促進について 詳しく知る必要はない。 しかしそれらの分野が、 ”いかなる分野であり、なぜ必要であり、 何をしようとするものなのか” については知らなければならない。 万能の専門家を求めようとしても、 そのようなスーパーマンは存在しない。 「泌尿器科の一流の専門家であるためには、  精神医学に精通する必要はない。  しかし、精神医学がいかなるものであるかは  知っておいたほうがよい。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■強みをもとに仕事を行う■~能力の飛躍的な増大ではない。~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝。 あっという間に金曜日、早い一週間。 秋の気配も深まってきたが、 台風が近づいている。 進路の方々は注意して下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ われわれにできることは、 一つの分野に優れた能力をもっているが、 他の分野については並みの能力しかもたない人を 組織に入れられるだけである。 したがってわれわれは、 その人たちが、強みをもとに仕事を行えるように、 組織をつくらなければならない。 「仕事ぶりの向上は、  人間の能力の飛躍的な増大ではなく、  仕事の方法の改善によって図らなければならない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■成果を大幅に改善する方法■~豊富にいるのは無能な人~

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おはようございます。 曇り空の暗い、川崎の朝。 日中は晴れ間が広がり、 秋らしくなりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、仕事や成果を大幅に改善するための方法は、 成果をあげるための能力を向上させることであるとする。 しかし、優れた能力や、知識を持った人を雇ったとしても、 大幅な期待をすることはできない。 経営管理者に関する本は、万能の人間を描く。 分析においても、意思決定においても、非凡な才能を持ち、 同時に、人との協働に長け、組織や力関係を熟知し、 計数に明るく、芸術的な洞察力や創造的な想像力を 備えていなければならないとする。 しかし、あらゆる分野において天才的な才能を発揮できる人は、 めったにいるわけではない。 ”人類の歴史は、いかなる分野においても、 豊富にいるのは無能な人のほうであることを示している。” 「新種のスーパーマンを育てることはできない。  現在の人間をもって、  組織をマネジメントしなければならない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■外の世界との隔絶■~マネジメントの用具たるべきコンピュータ~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝。 昨日は日中に発生した地震に 久々に驚かされた。 幸い大きな被害はなかたっが、 しばらくの間は、余震が予想される。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、外の世界に存在する重要な出来事は、 論理性だけでは把握できないとし、 その論理性ではコンピュータが優るが、 人間はそれを知覚的に処理するという 強みを持っているとした。 さらにドラッカーは続ける。。。。 問題になることは、コンピュータで 表現できない情報や剌激を、 軽視するようになることである。 知覚的な現実の出来事が見えなくなり、 過去の事象や情報にのみ 関心をもつようになることである。 ”こうして膨大な量のコンピュータ情報が、 外の現実からの隔絶を招く。” 組織に働く者は、組織の中で仕事をするので、 意識的に外の世界を知覚すべく努力しなければ、 外の世界が見えなくなる。 「マネジメントの用具たるべきコンピュータは、  やがては外の世界との隔絶を認識させ、  外の事象により多くの時間を割くことができるよう、  人間を解放しなければならない。 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■コンピュータは論理の機械■~強みであって、弱みである。~

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おはようございます。 連休明け、曇り空の川崎の朝。 プロ野球セリーグ、今年は何といっても 広島カープが強い。 その昔、赤ヘル軍団と呼ばれる時期があった。 その時代を彷彿とさせる、強さがある。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、外の世界に存在する重要な出来事は、 知覚するものであり、定量化できるものではないとした。 コンピュータによる定量化や、分類によって、 数字は得られる。 しかし、そのような数字は現実の状況を反映していない。 ドラッカーは、コンピュータは論理の機械であり、 このことがその強みであって、弱みであるとする。 一方、人間は論理的には、 コンピュータ以上の処理を行えないが、 知覚という強みを持っている。 「外の重要なことは、  コンピュータをはじめとするなんらかのシステムが  処理できるような形では把握できない。  これに対し、人間は論理的には優れていないが、  知覚的な存在である。  まさにそれが強みである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■定量化には、概念がなければならない。■~趨勢ではなく変化~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝、 3連休最終日、今日は休息日。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、根本的な問題は定性的であり、 定量化できないとした。 定量化するためには、その問題についての概念が必要である。 無限ともいえる様々なできごとの集まりの中から、 特定のできごとを抽出し、名称を与え、数えなければならない。 概念を定義しなければならない。 「外の世界における真に重要なことは、趨勢ではない。  変化である。  この外の変化が、組織とその努力の成功と失敗を決定する。  しかもそのような変化は、知覚するものであって、  定量化したり、定義したり、分類したりするものではない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■根本的な問題は、定量化できない。■~レッテルを貼ったできごと~

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おはようございます。 今朝は快晴の川崎、 3連休中日、お楽しみください。 昨晩は久しぶりに、カラオケで、 BEATLESを十数曲歌った。 普段と違う筋肉や神経を使う、 心地よい疲労感、たまにはいいです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、組織は成長するほど、 中の世界に向かうとした。 さらに、組織の外に存在する重要なことは、 根本的な問題は、手の施しようがない時期にならないと、 定量的な形では人手できないからであるとする。 何を意味するのか? それら問題についての情報収集能力が、 コンピュータ処理能力よりも遅いからではない。 それらの根本的な問題は、定性的であり、 まだ事実となっていないために定量化できないのである。 「根本的な問題は、組織にとってもっとも重要な意味をもつ外のできごとが、  多くの場合、定性的であり、定量化できないところにある。  それらはまだ事実となっていない。  事実とはつまるところ、誰かが分類し、  レッテルを貼ったできごとのことである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■成長に伴い関心は中に向かう■~愚鈍なコンピュータ処理~

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おはようございます。 3連休初日、曇り空の川崎の朝。 日中は晴れるのでしょうか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、組織は社会の機関であり、 外に対する貢献が目的であるとした。 しかし、組織は成長するほど、 働く者の関心、努力、能力は、 組織の中に向かい、 外の世界に向くべき本来の任務と成果が 忘れられていく。 この傾向は、ICTの発達によってさらに増大する。 ICTは、定量的なデータを高速に、 正確かつ精密に処理し、 それまで不可能だった大量のデータを アウトプットする。 しかし、それらのデータの多くは、 組織内部についてのデータである。 コストや生産量、活動結果等の報告でしかない。 「愚鈍な機械コンピュータは、  定量的なデータを処理するだけである。  データを非常な速さと正確さと精密さをもって処理する。  これまで不可能だった大量のデータを提供する。  しかしだいたいにおいて、速く定量化できるデータというものは、  組織の中についてのデータである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■外に対する貢献が目的■~組織は社会の機関である。~

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おはようございます。 中国ではこの時期、月餅を贈る習わしがあったが、 このところ、それが薄れてきたとのこと。 原因は、最近強化された政府の賄賂追放の流れにある。 餡の中に現金を入れたり、菓子箱の底に札束を入れたり、 月餅が賄賂の道具として使われてきた。 それを嫌っての事象だが、効果のほどはどうだろう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織の存在理由は、組織の外にある。 つまり、市場にある顧客に奉仕することによってのみ、 利益を上げ組織は存在できる。 ”組織は社会の機関である。” ドラッカーは、この原則から見て組織の内部は、 人は少なく、組織は小さく、活動は少ないほど、 より完全に近づくとする。 「組織は、存在することが目的ではない。  種の永続が成功ではない。  その点が動物とは違う。  組織は社会の機関である。  外の環境に対する貢献が目的である。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■内なる世界にいるという現実■~成果は外の世界にある。~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝。 北海道石狩地方に大雨特別警報が出された。 お気を付けください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織に働く者を取り巻く4つの現実。 その4 組織の内なる世界にいるという現実 誰もが自分の属する組織の内部を、 直接的な現実として見る。 外の世界で何が起こっているかは、 直接には知りえない。 しかも外の世界の現実は、 組織の中の基準によって咀嚼され、 抽象化されたフィルターを通して知らされる。 組織の中に成果は存在しない。 すべての成果は外の世界にある。 組織の中に生ずるものは、努力とコストだけであり、 顧客が自社の製品を購入してくれて初めて、 組織としての成果があがる。 ”内部には、コストセンターがあるだけである。” 「一定の業績を得るために投入した努力が少ないほど、  よい仕事をしたことになる。  市場が求める自動車や鉄鋼を生産するために、  10万人が必要だということは、  実のところ、エンジニアリング上の未熟を示すにすぎない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■組織で働いているという現実■~たがいに利用する能力~

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おはようございます。 今にも雨が降りそうな、曇り空の川崎の朝。 全米テニスで錦織は準優勝、 これまで勝ってきた相手だけに惜しい。 格上に勝ち、格下に負ける。 勝負は時の運ともいわれるが、 体力、メンタル様々な要素が影響する。 何事にもターニングポイントはある、 このようにしてテニスも世代交代するんでしょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織に働く者を取り巻く4つの現実。 その3 組織で働いているという現実がある。 何を意味するのか。 組織は一人ひとりの人間の強みを 発揮させるための仕組みであり、 一人の知識を、ほかの人間の資源や動機や ビジョンとして使う仕組みでもある。 つまり、一人の人間の貢献を 他の者が利用してくれるときにのみ、 成果をあげることができるということである。 知識労働者は、知識労働者であるがゆえに、 それぞれの技能や、関心が違う。 財務会計、リスク管理、ネットワーク技術、 組織マネジメント、経営戦略など それぞれが様々な関心をもつ。 したがって、いずれもが、 たがいににそれぞれが生み出すものを 利用する能力がなければならない。 「通常、成果をあげるうえでもっとも重要な人間は、  直接の部下ではない。  他の分野の人、組織図の上では横の関係にある人である。  あるいは上司である。  それらの人と関わりをもち、  自らの貢献を利用してもらい、  成果に結びつくようにしなければ、  いかなる成果もあげられない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■自らの知識と能力の浪費■~複雑な世界に対峙している。~

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おはようございます。 昨日は今年最大と言われるスーパームーンが 空に浮かんでいるはずでしたが、生憎の雨空でした。 今朝も小雨が煙る川崎の朝、 しかしこの雨も午前中とのこと、 日中はさわやかな青空が期待できそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織に働く者を取り巻く4つの現実。 その2 自ら現実の状況を変えるための行動をとらないかぎり、 日常業務に追われ続ける。 ドラッカーは、日常の仕事は、 本当の問題点どころか何も教えてくれないとする。 患者の訴えは、医者に対して治療上有効な手がかりを教える。 しかし、組織に働く者は、本質の問題か、例外の問題かを、 個々の事象からははかり知ることができないほど、 複雑な世界に対峙している。 なので、日常の仕事の流れの中で、 取り組むべきことや行うべきことを決定していては、 日常の仕事に自らを埋没させることになる。 自らの知識と能力を浪費し、達成できたはずの 成果を捨てることになる。 「彼らに必要なのは、本当に重要なもの、  つまり貢献と成果に向けて働くことを  可能にしてくれるものを知るための基準である。  だがそのような基準は、  日常の仕事の中からは見出せない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

■時間はすべて他人にとられる。■~もはや貴重な30分は過ぎた。~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝。 涼しい朝です、秋になったんでしょうかね。 中秋の名月か。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織に働く者を取り巻く4つの現実。 その1  時間はすべて他人にとられる。  活動自体への制約であり、 ドラッカーは”組織の囚人”と定義する。  他人が時間を奪う。  そして、これを回避することは難しいことである。   「彼は、医者のように、ドアから顔を出して、  「30分誰も入れないで」とはいえない。  言ったとしても、その瞬間に電話が鳴り、  最上の客、市役所の幹部、あるいは直接の上司と話さなければならなくなる。  もはや貴重な30分は過ぎた。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  2章 なぜ成果があがらないのか)

■働く者をとりまく組織の現実■~コントロールできない四つの現実~

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おはようございます。 小雨の朝、ずいぶんと気温は低く感じます。 全米テニス、錦織が準決勝で世界ランク一位を破った。 9日の決勝、大いに期待したい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織に働く者は、成果をあげることが困難になっているので、 成果をあげられるよう意識して努力しないかぎり、 まわりをとりまく現実が彼らを無価値にする。 回りを取り巻く現実とは? その現実は、自分ではコントロールできないもので、 いずれも組織に組み込まれ、日常の仕事に組み込まれているので、 それらのものと共生するしか選択の余地はない。 そして、それら四つの現実のいずれもが、 仕事の成果をあげ、業績をあげることを妨げようと圧力を加えてくる。 1 時間はすべて他人にとられる。 2 変えるための行動をとらないかぎり、  日常業務に追われ続ける。 3 組織で働いているという現実がある。 4 組織の内なる世界にいるという現実がある。 「組織に働く者の置かれている状況は、  成果をあげることを要求されながら、  成果をあげることがきわめて困難になっている。  まさに、自らが成果をあげられるよう意識して努力しないかぎり、  まわりをとりまく現実が彼らを無価値にする。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  2章 なぜ成果があがらないのか)

■知識労働は、成果により規定される■~企業の発展と成功の可能性~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝。 このまま雨模様の週末に向かう東京地方です。 全米テニス、錦織選手が世界4位の選手に勝ちベスト4に入った。 勝つイメージを持って戦ったとのこと。 もちろん技術はあるが、すざましい精神力の勝利。 プレッシャーに打ち勝って、勝ち上がって欲しい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 知識労働の内容は、 部下の数や仕事の大きさでは図れない。 例えば、市場調査に200人を従事させることによって、 仕事の質が向上し、企業の発展と 成功の可能性をもたらす成果を得られるならば、 200人の人件費は安いものである。 逆に、その市場調査部門の責任者にとって、 200人が産み出す摩擦によって生ずる問題に 圧倒される危険も出てくる。 あるいは、数字をチェックすることに忙しく、 「われわれの市場は何か」という 基本的な問いかけを忘れるかもしれない。 もちろん、スタッフをもたない 市場調査の責任者であっても、 非生産的でありうる。 「知識労働は、量によって規定されるものではない。  コストによって規定されるものでもない。  成果によって規定されるものである。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  2章 なぜ成果があがらないのか)

■すべての者がエグゼクティブ■~貢献は自らの手の中~

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おはようございます。 西の空が暗い川崎の朝。 雨が降ってくるのでしょうか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬  今日、組織の活動や業績に、 実質的に貢献する知識労働者は、 すべてエグゼクティブである。 企業の活動は、業績、新製品を出すことであり、 市場で大きなシェアを獲得することである。 病院の場合は、患者に優れた医療サービスを 提供することである。 組織のそのような活動に実質的な影響を及ぼすために、 知識労働者は意思決定をしなければならない。 命令に従って行動すればよいというわけではなく、 自らの貢献について責任を負わなければならない。 自らが責任を負うものについては、 自らが適切に意思決定をしなければならない。 「やがて左遷されたり、  解雇されたりするかもしれない。  だがその仕事をしているかぎり、  仕事の目標や基準や貢献は自らの手の中にある。  したがって、ものごとをなすべき者は  みなエグゼクティブである。  現代社会では、すべての者がエグゼクティブである。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  2章 なぜ成果があがらないのか)

■独立して生み出さない。■~唯一の生産要素~

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おはようございます。 薄い雲かかってますが、明るい川崎の朝。 内閣改造が行われる。 特徴は女性閣僚が歴代内閣最多と並ぶ5人、 そして、重要課題と位置づける「地方創生」の 地方創生担当相に話題の石破さん。 落としどころか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 知識労働者の生み出すものは、 車、パン、ドリルなどの物的な生産物のように、 直接的な効用を生み出すことはない。 したがって知識労働者には、 肉体労働者には必要のないものが必要となる。 それは、自らの成果を他の人間に供給するということである。 しかも今や知識労働者は、国際競争力を獲得し、 維持するための唯一の生産要素である。 「知識労働者が生み出すのは、  知識、アイデア、情報である。  それら知識労働者の生産物は、  それだけでは役に立たない。  いかに膨大な知識があっても、  それだけでは意味がない。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  2章 なぜ成果があがらないのか)

■知識労働者を監督するはことできない。■~考えることこそが固有の仕事~

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おはようございます。 快晴の川崎の朝。 いつの間にか、秋がきてしまったのか。 気持ちの良い青空です。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 知識労働者を細かく監督することはできない。 彼らは、成果をあげるために、 自らをマネジメントしなければならない。 考えることこそが、知識労働者に固有の仕事であり、 そこから、自らのなすべき仕事が始まる。 そして、彼らのモチベーションは、 成果をあげることができるか否かにかかっている。 ”成果をあげられなければ、仕事や貢献に対する意欲は減退し、 九時から五時までただ身体を動かしているだけとなる。” 「知識労働者が何を考えているかは確かめようがない。  だが考えることこそ、知識労働者に固有の仕事である。  考えることが、なすべき仕事の始まりである。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  2章 なぜ成果があがらないのか)

■現代社会の中心的存在■~知識を基盤とする組織~

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おはようございます。 雲の多い川崎の朝、 傘をお忘れなく。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 現代社会は、知識を基盤とする組織が社会の中心である。 その組織における中心的存在は、 筋肉ではなく、頭脳を用いて仕事をする知識労働者である。 彼らは、組織の目的に貢献して、 初めて成果をあげることができる。 そのためには、適切な仕事に 取り組まなければならない。 そしてその仕事は、 肉体労働のために開発した手法では測定できない。   「不適切な製品のための美しい設計図を  大量生産するエンジニアリング部門ほど、  ばかばかしく、非生産的な存在はない。  知識労働者が成果をあげるためには、  適切な仕事に取り組まなければならない。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  2章 なぜ成果があがらないのか)