■外の世界との隔絶■~マネジメントの用具たるべきコンピュータ~

おはようございます。


曇り空の川崎の朝。

昨日は日中に発生した地震に
久々に驚かされた。
幸い大きな被害はなかたっが、
しばらくの間は、余震が予想される。


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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


ドラッカーは、外の世界に存在する重要な出来事は、
論理性だけでは把握できないとし、
その論理性ではコンピュータが優るが、
人間はそれを知覚的に処理するという
強みを持っているとした。

さらにドラッカーは続ける。。。。
問題になることは、コンピュータで
表現できない情報や剌激を、
軽視するようになることである。
知覚的な現実の出来事が見えなくなり、
過去の事象や情報にのみ
関心をもつようになることである。

”こうして膨大な量のコンピュータ情報が、
外の現実からの隔絶を招く。”

組織に働く者は、組織の中で仕事をするので、
意識的に外の世界を知覚すべく努力しなければ、
外の世界が見えなくなる。



「マネジメントの用具たるべきコンピュータは、

 やがては外の世界との隔絶を認識させ、

 外の事象により多くの時間を割くことができるよう、

 人間を解放しなければならない。

~『プロフェッショナルの条件』
(Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)

















































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