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■最大限の自立性を持った行動■~考えと行動の周知徹底~

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トップマネジメントがチームとして機能するための厳しい条件。 ◆自立性は、自らの考えと行動を周知徹底させているときにのみ許される。 トップマネジメントの仕事は、自らの分野について、自立した責任をもってそれぞれ のメンバーが執行しなければならない。 しかし、その"自立"は、組織全体の成果を損なう様な独善や、明らかな違反の無いこ とが前提となる。 その危険を防ぐために、各メンバーは、自らの考えと行動を他のメンバーに周知徹底 させなければならない。 「トップマネジメントの仕事は、意思の疎通に 精力的に取り組むことを要求する。 それは、各メンバーが、それぞれの担当する分野で 最大限の自立性を持って行動しなければならないからである。 そのような自立性は、自らの考えと行動を 周知徹底させているときにのみ許される。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第8章 トップマネジメント 38 トップマネジメントの構造)     

■仲のよさだけではうまく機能しない。■~チームは単純ではない。~

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おはようございます。 快晴、冬空の川崎の朝。 母親を、実の娘が焼死させるという事件が発生した。 親は、自分より先に子供が死んでしまうことは耐えられない苦痛である。 親が死に、子供が死に孫が死ぬ、これが自然の摂理である。 だが、実の娘にその死を迫られた母親は本意であるはずがない。 絶対的な絶望感、回避できない無念感をも持ったであろう。 二人の関係、娘の心の中には、想像を絶する闇の世界が広がっているのだろう。 -------------------------- ドラッカーは、トップマネジメントは、チームで行うべき仕事である。 そして、トップマネジメントとしての責任を負う者は、 トップマネジメント以外の仕事をしてはならないとした。 さらに、チームとして機能するには、いくつかの厳しい条件があるとする。 ◆担当分野の最終決定権を持つ。 ◆担当以外の分野について意思決定を行わない。 ◆メンバー同士が仲良くする必要はない。 ◆全体の危機に際して、一貫して責任を持つキャプテンが不可欠である。 ◆トップマネジメントチーム内で検討しなければならない意思決定がある。。 ◆自立性は、自らの考えと行動を周知徹底させているときにのみ許される。 「トップマネジメントがチームとして機能するには、  いくつかの厳しい条件を満たさなければならない。  チームは単純ではない。  仲のよさだけではうまく機能しない。  人間関係に関わりなく、トップマネジメント・チームは  機能しなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第8章 トップマネジメント 38 トップマネジメントの構造)     

■ドイツ銀行物語■~トップマネジメントとは権力か?~

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本日から、Part3、マネジメントの戦略のパートに入る。 まず、トップマネジメントつまり、事業の執行責任者の仕事と組織を分析する。 ドラッカーは、1870年代のドイツ銀行の成功プロセスを例に挙げる。 ドイツ銀行で行われたことは、まず銀行の活動を分析すること、 次に、それぞれの活動をトップマネジメントのメンバーに責任を持たせたことであった。 そして、少数の専門スタッフからなる役員室を創設した。 ここでの役割は、 ◆トップマネジメントのメンバー全員に他のメンバーの行った意思決定と活動を周知徹底させること ◆銀行全体の将来ビジョンの素案を作成すること ◆主な投資すべてについてフォローすること である。 ドラッカーはこのドイツ銀行の例から、トップマネジメントに関する3つの教訓を示す。 「トップマネジメントとは権力か。  ボスの別名か。特有の仕事というものはあるのか。  あるのであれば、それは何か。  いかなる構造を持つか。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (Part3 マネジメントの戦略 36 ドイツ銀行物語)