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■観察と解釈の価値■~多様な個と彼らの物語~

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おはようございます。 穏やかな青空の朝です。 今日は成人の日。 晴れ着の足元を気にする必要は なさそうな天候の様ですね。 三連休最終日、ゆっくりお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 自分自身に人物を創作する力があると 思ったわけではないが、 報告することはできるかもしれないと 考えたのだった、 とした。 そして、ここで選んだ人たちは、 時代を代表する人物でも、 有名人でもなかった、 と続ける。 登場人物のうち、本当の有名人は、 ドラッカーが八歳のときに 握手をさせられた ジークムント・フロイトだけだった。 「私は、私の心を打った人たちを登場させた。  それぞれが、それぞれの話をもつ人たちであって、  しかも、観察と解釈の価値のある人たちだった。  そして何よりも、社会とは、多様な個と、  彼らの物語からなるものであることを  教えてくれる人たちだった。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」 (■新版への序文 観察と解釈の価値のある人たち)

■人物を創作する力■~写真は日光を伝えない~

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おはようございます。 夜明け直後の川崎の朝、 空には雲がびっちりです。 連休中日の日曜、天気はイマイチの様です。 ゆっくりお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 データが人柄を伝えず、 写真が牧場の日光を 伝えないのと同じように、 社会科学では、 時代の本質と意味を 伝えることはできず、 それができるのは、 人を描くことによってだけである、 とする。 そして、ジェーン・オースティン、 バルザック、ディケンズ、 トロロープ、トルストイ、 チェーホフ、ヘンリー・ジェームズ、 ジェームス・ジョイス、 トーマス・マンなど、 一流の一九世紀の作家が これを行なった、 と続ける。 ドラッカーは、 本書の登場人物は、 どの時代にもいるような人たちであるが、 その彼らが、 過ぎ去ったあの時代の本質を伝えている、 とする。 「私が偉大な作家の真似をできると  思ったわけではない。  私には、人物を創作する力はない。  しかし私は、   報告することはできるかもしれないと  考えたのだった。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」 (■新版への序文 観察と解釈の価値のある人たち)

■時代の本質と意味■~データは人柄を伝えない~

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おはようございます。 未明の川崎の朝、曇り空の様子です。 年始休暇明けの長い一週間が終わり、 三連休、ゆっくりお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 本書は、二つの大戦の間の ヨーロッパとアメリカを通して、 過ぎ去った日々を 伝えようとするものである、 とする。 そして、 ドラッカーが本書を構想したのは、 自身の子供、学生、若い友人たちにとっては、 それらの過去の日々が、 急速に、古代アッシリアの都や神々のように、 理解しがたいものになりつつあることを 実感したためだった、 と続ける。 ドラッカーは、 もちろん、この時代についての 歴史、伝記、数字が 不足しているということではないが、 それらの社会科学では、 時代の本質と意味を伝えることはできない、 とする。 「それは、データが人柄を伝えず、  写真が牧場の日光を伝えないのと同じである。  それができるのは、  人を描くことによってだけである。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」 (■新版への序文 観察と解釈の価値のある人たち)

■懐妊期間の長いもの■~最も楽しく書いたもの~

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おはようございます。 未明の川崎の朝です。 今日は概ね晴れですが気温は一桁、 寒い一日になりそうですね。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 本書こそ書きたくて書いた本であり、 人についての本である、 とした。 そして、本書は自らの著作の中でも、 飛び抜けて懐妊期間の長いもので、 登場人物たちのことを考え始めて 20年以上が経つと同時に、 半面執筆期間としては最も短いものでもあった、 と続ける。 本書は、自らの著作のうち 最も重要なものでは ないかもしれないが、 最も楽しく書いたものであることは 確かである、とする。 「本書は読者にとっても  楽しいもののようである。  新版が発行されるほどに  広く読まれるということは、  うれしいことである。  が、もっとうれしいのは、  「あなたの本は全部読んで、  勉強して、使わせてもらっている。  でも一番面白いのはこの本だ。  実にいろいろな人が出てきますね」  と言ってもらったときだった。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」 (■新版への序文 「一番面白い本」)

■一人の人間についての本■~私が書きたくて書いた~

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おはようございます。 昨日の雨も上がり、 青空が広がる川崎の朝です。 今日は雨の心配はなさそうですね。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 自身が説いてきたものは、 コンセプトとしての 社会の多様性であったが、 個人を取り上げることがあっても、 それはコンセプトを 明らかにするためだった、 とした。 そして、関心は 一人ひとりの人間のほうにあったものの、 私が得意とするものは コンセプトのほうだった、 と続ける。 「ということは、本書こそ、  ついに私が書きたくて書いた本だった  ということである。  これは、人についての本である。  私自身についての本ではない。  英国版のサブタイトルは「人と時代」だった。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」 (■新版への序文 多様性を追求して)

■コンセプトとしての多様性■~ミッション、目的、戦略、経営環境~

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おはようございます。 昨晩の雨も、小康状態ですが、 昼過ぎまでは不安定なようですね。 風邪を引いたようです。 病院に行ってきます。 水曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 今日われわれが 突入しつつある組織社会においては、 組織と共に内部構造も 多様でなければならない、 とした。 そして、一部の経営学や 行政学が説くような 「メーカーの組織構造」や 「政府機関のモデル」 などは無効である、 と続ける。 ドラッカーは、 これらの組織構造については、 50年前にドラッカーが 「現代の経営」で説いた ミッション、目的、戦略、 経営環境によって、 すでに規定されている、 とする。 「この六〇年私が説いてきたものは、  コンセプトとしての  社会の多様性だった。  個人を取り上げることがあっても、  それはコンセプトを  明らかにするためだった。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」 (■新版への序文 多様性を追求して)

■時代を見通す洞察力■~世界大戦の時代から、永眠する21世紀初頭まで~

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おはようございます。 令和二年元旦、 明けましておめでとうございます。 母親と共に箱根で新年を迎えました。 芦ノ湖湖畔、快晴の空に富士山が見事です。 この景色のように、 すっきりした一年を送りたいものです。 皆様にとって、良い一年でありますように! ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 翻訳者は、 ドラッカーが文章ではなく、 ユーモアを交えて読者に語りかける本書は ドラッカーの”異色の”著作だとした。 そして、ドラッカー本として、 ”異色"はもうひとつある、 と続ける。 それは、ときの流れを鋭く見つめる その独創的なアイデアが、 ドラッカーが活動した半世紀にわたり、 時間を追って包括的に 理解できるように 構成されていることだ、 とする。 「「はじめに」にもあるように、  1940年代つまり世界大戦の時代から、  永眠する21世紀初頭まで、  広い視野で世の中を見つめる  ドラッカーの思索の変遷をたどり、  改めてその時代を見通す洞察力を  確認させてくれるのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (■訳者あとがき) https://www.facebook.com/ail.ltd/photos/a.182805218449530/2670083116388382/?type=3&theater