■時代の本質と意味■~データは人柄を伝えない~

おはようございます。

未明の川崎の朝、曇り空の様子です。

年始休暇明けの長い一週間が終わり、
三連休、ゆっくりお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、
本書は、二つの大戦の間の
ヨーロッパとアメリカを通して、
過ぎ去った日々を
伝えようとするものである、
とする。


そして、
ドラッカーが本書を構想したのは、
自身の子供、学生、若い友人たちにとっては、
それらの過去の日々が、
急速に、古代アッシリアの都や神々のように、
理解しがたいものになりつつあることを
実感したためだった、
と続ける。


ドラッカーは、
もちろん、この時代についての
歴史、伝記、数字が
不足しているということではないが、
それらの社会科学では、
時代の本質と意味を伝えることはできない、
とする。



「それは、データが人柄を伝えず、

 写真が牧場の日光を伝えないのと同じである。

 それができるのは、

 人を描くことによってだけである。」

~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(■新版への序文 観察と解釈の価値のある人たち)






















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