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■どこに未来を探すか■~潜在的な機会である。~

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おはようございます。 未明の川崎の朝、冷え込みはさほど強くはない模様、 日中も暖かくなりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 「すでに起こった未来」は体系的に見つけることができる。 ドラッカーは、その領域を五つに分類する。 ①人口構造 ②知識 ③ほかの産業、ほかの国、ほかの市場 ④産業構造 ⑤企業の内部 「すでに起こった未来は、体系的に見つけることができる。  調べるべき領域は主に五つある。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第11章 未来を今日築く)     

■「すでに起こった未来」を探せ■~ブレークスルーと捉える。~

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おはようございます。 昨日は、さわやかな秋の好日でしたね。 今日の午後はところにより天気が崩れる模様、早目のお出かけを。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、「機会に焦点を合わせる」ためには、 その機会の源泉となる変化の前兆 ”既に起こった未来”を探さなければならないとする。 しかし、社会現象が実際に影響を及ぼすまでには、 時間の経過が必要なものもある。 このタイムラグを理解し、起こっている事象を ブレークスルーと捉える事が重要となる。 【CASE】  出生率の増減は、現時点での労働人口に影響しないが、 20年後の労働人口に必ず影響を及ぼす。 この”出生率の増減”が”すでに起こった未来”だ。 だが、この変化から受ける影響を予期することは不確実性が伴うため、 その投資には、リスクがある。 しかしドラッカーは、影響が起こる時期が未知であることだけで、 起こることは確実であるという意味では、 そのリスクは限定的であるとする。 そして、起こることが確実であればそのイメージを描き、 対応を検討することも可能となる。 「社会的、経済的、文化的な出来事と、  そのもたらす影響の間にはタイムラグがある。  出生率の急増や急減は、  20年後までは労働人口の大きさに影響をもたらさない。  だが、変化はすでに起こった。  戦争や飢饉や疫病でもないかぎり、結果は必ず出てくる」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第11章 未来を今日築く)     

■未来を今日築く■~リスクが富を生む~

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おはようございます。 雲の多い川崎の朝、どうやら天候不調の週末の模様です。 ---------------------- 人には予知能力はないので、明日何が起こるか分らない。 したがって、明日は今日とは異なる予測不能な何ものかとなるのだ。 このことは、次のことを意味している。  ●未来の予測をベースにして、今日の行動を考えることは無駄であり、  得るものはせいぜい既に発生した事象の影響を見通すだけに過ぎない。  ●未来は今日とは違うという事実は、  予測せざることや予期せざることを起こさせることが可能となる。 そこで、今日すべきことは、  ●明日すべきことを検討・決定することではない。  ●明日の為に今日何をすべきかを検討・決定すること。 しかし、分らないものに向き合うことにはリスクが伴う。 ドラッカーは、このリスクを伴った行動を、合理的な行動であるとする。 成長のない事業に安住するという無為のリスクが一番大きなリスクである。 そのリスクに比べればこのリスクは小さい。 この行動に必要なことは、リスクに立ち向かうという信念、企業家精神だ。 そしてその上で、補完的な2つのアプローチを示す。 ①「すでに起こった未来」を予期する ②「未来を発生させる」 「われわれは未来について、二つのことしか知らない。  一つは、未来は知りえない。  二つは、未来は、今日存在するものとも  今日予測するものとも違う。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第11章 未来を今日築く)     

■市場の経済性■~事業に内在する弱みに存在する。~

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おはようございます。 今朝は明るい空の川崎の朝です。 立冬過ぎて寒くなりそうですね。 週末の行楽は、好天の土曜日ですよ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 事業機会を明らかにする三つの問い その1 ●事業を脆弱なものにし、成果を阻害し、業績を抑えている弱みを発見する領域 さらにその3 ▲市場の経済性 市場の経済性に反する制約やその結果としての弱みがある。 【CASE:建築業】  アメリカの低価格住宅は、中価格住宅より25%安いだけだが、劣化が激しい。 そのためスラム地区がどうしても生まれる。 スラムは、住民が作るのではなく、 急速に劣化する住宅を建築することによって作られている。 必要とされているものは、増築可能住宅であり、若夫婦には、 良質住宅の中核部分だけを低価格で買えるようにし、 所得が増加した段階で増築できるようにしなければならない。 【CASE:銀行】  銀行は顧客になるべく多額の預金を望むが、 預金獲得のためのサービス競争は、 顧客に最小限の預金で済むようにさせることで行われている。 銀行は、顧客が価値を見出すものとは逆のものから利益をあげていることになり、 このような矛盾も解消しなければならない。 「最も有望な機会は、事業に内在する弱みに存在する。 しかし、そのような弱みを機会に転ずるには イノベーションが必要である。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第10章 事業機会の発見)     

■産業としての経済性■~経済発展とともに縮小していく~

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おはようございます。 暗い朝を迎えた川崎です。 今日は立冬、雨がが寒い一日になりそうですね あっというまに週後半、頑張っていきましょう。 ----------------------  ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 事業機会を明らかにする三つの問い その1 ●事業を脆弱なものにし、成果を阻害し、業績を抑えている弱みを発見する領域 さらにその2 ▲産業の経済性 産業としての経済性そのものが制約や弱みであることがある。 【CASE:製紙業】  紙は、鉄鋼と同じように多用途の材料であり、 同じ用途を満たす新素材が進出し、 それら新素材は紙よりも割安になっている。  紙は、原木の四分の一しか利用しないため、 膨大なコストがかかっている。  製紙の工程で、原木の四分の三を利用し製品にすることが可能になるならば、 紙のコストは大幅に安くなる。 しかし、もしこれができなければ、製紙業は、経済の発展とともに縮小していくことになる。  これは製紙メーカーから見ると原木の処理の問題であり、 自分たちに責任はなく、制約条件でしかないということになる。  しかし、制約は現実に存在しており、その制約が製紙業の将来を左右すると共に、 この制約が除去できれば、 製紙業の経済性に革命的な影響を与えるに違いないという事実も変わりない。 「要するに、いかに見通しが困難であろうとも、  それこそまさに製紙業が継続して取り組むべき領域である。  なぜなら、ひとたび変化が生ずれば、  その変化はきわめて急速たらざるをえないからである。」   ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第10章 事業機会の発見)     

■生産工程の経済性■~予防は治療よりも容易~

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おはようございます。 今シーズン一番の冷え込みの川崎の朝です。 食品偽装がデパートでも、発覚した。すそのは広く、多くの企業で、長く慣習としてでなされてきたことだろう。 ブラックタイガーを車海老として出されても、 分らないかもしれない。 しかし、仕入れ値の差額を販売価格に上乗せしていれば立派な詐欺だろう。 また、まづい牛肉の味付けに大豆原料の油脂を注入するということもあったが、 これは命にかかわる問題になり、事故が起こっていれば、 業務上の重大な過失を問われるべきことだろう。 中国に見られる様々な偽装問題を笑えないよ。 ----------------------  ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 事業機会を明らかにする三つの問い その1 ●事業を脆弱なものにし、成果を阻害し、業績を抑えている弱みを発見する領域 さらにその1 ▲生産工程 損益分岐点の高い生産工程は、経済性を無視してまでも大量生産が行われる。 たくさん作らなければ、原価に見合わない。薄利多売だ。 ここの問題は、経済性より規模を優先する姿勢にある。 例えば、大規模なオートメーション工場は 一種類の製品を大量に生産するような設計になっているため、 小さな仕様変更などの需要の変化に対しても対応が難しく、 生産工程全体を不経済なものにしてしまう。 ドラッカーは、”予防は治療よりも容易である。”とオートメーション化の設計において、 経済性と技術のバランスを図ることが重要であるとする。 そもそもオートメーション化とは、大量生産における経済性だけでなく、 小量生産などのビジネスニーズの変化への対応においても経済性を実現しなければならない。 このような柔軟性と多様性を発揮できないかぎり、オートメーション化は失敗に終わる。 「損益分岐点は低くなければならない。  少なくとも生産や価格が弾力性を欠いてはならない。  稼働率が98%であって、なおかつ価格が好況時の水準でなければ  赤字であるという企業は、きわめて脆弱である。」   ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第10章 事業機会の発見)