■組織で働いているという現実■~たがいに利用する能力~

おはようございます。

今にも雨が降りそうな、曇り空の川崎の朝。

全米テニスで錦織は準優勝、
これまで勝ってきた相手だけに惜しい。
格上に勝ち、格下に負ける。
勝負は時の運ともいわれるが、
体力、メンタル様々な要素が影響する。

何事にもターニングポイントはある、
このようにしてテニスも世代交代するんでしょう。


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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬




組織に働く者を取り巻く4つの現実。


その3
組織で働いているという現実がある。

何を意味するのか。

組織は一人ひとりの人間の強みを
発揮させるための仕組みであり、
一人の知識を、ほかの人間の資源や動機や
ビジョンとして使う仕組みでもある。

つまり、一人の人間の貢献を
他の者が利用してくれるときにのみ、
成果をあげることができるということである。

知識労働者は、知識労働者であるがゆえに、
それぞれの技能や、関心が違う。

財務会計、リスク管理、ネットワーク技術、
組織マネジメント、経営戦略など
それぞれが様々な関心をもつ。
したがって、いずれもが、
たがいににそれぞれが生み出すものを
利用する能力がなければならない。



「通常、成果をあげるうえでもっとも重要な人間は、

 直接の部下ではない。

 他の分野の人、組織図の上では横の関係にある人である。

 あるいは上司である。

 それらの人と関わりをもち、

 自らの貢献を利用してもらい、

 成果に結びつくようにしなければ、

 いかなる成果もあげられない。」


~『プロフェッショナルの条件』
(Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)
















































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