■集団の集団からの分裂■~本物の神話になるはずはない~

おはようございます。

既に薄明りが射す川崎の朝です。
朝が段々と早くなりましたね。

昨日は寒い雨の一日、
一転今日は4月並の気温になりそうです。

上着での調整が必要ですね。

今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、
国の神話は集団の習慣を築き上げ、
集団の行動へと導くのだ、
とした。

しかし、それと同時に、
国の神話は集団の習慣を疎んじて、
集団の行動に背を向けるという
逆説的な面も持つと続ける。


それでも、国の神話というのは、
あらゆる人に共通の経験を表現している
普遍的な神話だという事実から、
人間としての存在の本来的な経験を重ねる
他の世界の例と同じように、
政治的な経験をする世界においても
みな似た者同士なのだ、
ということがわかるのだとする。



「国の神話は、

 もし、それが集団の集団からの分裂だという

 事実を表現しなかったなら、

 本物の神話になるはずはないですし、

 本物の理解も得られるはずがありません。

 しかも国の神話が、

 もし、私たちが共通して持っている

 人間性まで表現しなかったとしたら、

 本物の神話になるはずはないのです。」

~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1940年代)




















































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