■ゾフィー先生のまわりに輪■~生徒自身への関心~
おはようございます。 今朝も快晴の高知です。 昨日は肌寒い一日でしたが、 今日は暖かくなりそうです。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 エルザ先生は力を伸ばすべき分野、 特に、力があるはずの分野で足踏みをしていると、 まるで報復の天使のように、 生徒たちに厳しい態度で臨むのだった、 とした。 そして、 エルザ先生の素晴らしさ、 偉大さについて、 ドラッカーは、 先生は生徒たち自身ではなく、 生徒の『学び』に関心を寄せていたが、 それでも、 ひとりひとりの生徒の名前や性格、 そして何より強みを、 ものの一週間で頭に入れてしまったととし、 生徒は先生を慕うというより、 むしろ崇拝していたと書いているとする。 姉妹教師のもう一人、 ゾフィー先生についてドラッカーは次のとおり 記している。 「ゾフィー先生は エルザ先生とは正反対に、 生徒自身に大きな関心を持っていた。 生徒たちはゾフィー先生のまわりに 輪をつくっていた。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 エピローグ)