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■ 椅子の脚をノコギリで挽く ■ ~変化は新しいリスクを生み出す~

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イノベーションの祖、シュンペーターは、起業家とは、秩序を破壊し解体する者で、 その責務は「創造的破壊」であるとした。 さらにドラッカーは次のとおり続ける。 「事業活動とは、変化を起こそうとする経済活動である。 それは、座っている椅子の脚をノコギリで挽くことに似ている。 現在のリスクをさらに危険なものとし、 あるいはまったく新しいリスクを生み出そうとする。」 ~P.F.ドラッカー「現代の経営」 飛行船は、ヘリウムガスが充填されないと航行できないように 事業活動にとってリスクは必然として受け留めないといけないんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp Amazon.co.jp ウィジェット

■ 理解されることの責任 ■ ~ボランティアに頼らなければならない状況~

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この連休中に被災地でのボランティア活動が活発に行われた。 そして連休の終了と同時に勤め人や学生の方々は日常の生活に戻り、 今被災地ではボランティア不足で困っている。 たしかに、国民全体が心をつないで助け合うボランティア精神は この国難克服にとって欠かすことができないことでしょう。 しかし、今ボランティアを必要としているということは、被災地の方々が 生活を戻すために必要な作業や課題がまだまだ残されているということ。 ボランティアに頼らなければ復旧作業が滞るという事態はどういうことなのだろう。 2000億円ともいわれる義援金や、国・行政の役割は果たされているのだろうか。 ------------------------- 「知識ある者は、理解されるよう努力する責任がある。 素人は専門家を理解するために努力すべきであるとしたり、 専門家は専門家と通じれば十分であるとするのは、野卑な傲慢である。」 ~P.F.ドラッカー「仕事の哲学」 専門知識は一般の人々に理解され、社会生活に活かされて初めてその果実を結ぶ。 そのためには専門家自らが、一般の人々の理解を得るように積極的努力を行う義務が あるんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp Amazon.co.jp ウィジェット

■ 臆病者は1000回死ぬ ■ ~エネルギー政策転換はイノベーション~

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菅首相が昨日、原発依存率50%というエネルギー政策を白紙に戻すことを表明した。 未来に向けた”英断”と思う。 しかし困難な課題だらけで国民全体を巻き込んだ推進体制が必要となる。 このことは、産業体制、生活習慣、培った技術、利潤構造等の変更や刷新を迫る。 さらには国民全体の生活感や価値観の変化にもいたるものだ。 まさしくこれまでの連続性を断ち切る”イノベーション”と捉えるべきなんですね。 政府はこの意思決定について再考や躊躇を行ってはならない。 ドラッカーはそうすることは”臆病者の手”としている。 ------------------------- 「絶対にしてはならないことがある。 もう一度調べてみようとの声に負けることである。 それは臆病者の手である。 臆病者は、勇者が一度死ぬところを1000回死ぬ。」 ~P.F.ドラッカー「経営者の条件」 ,したことについて、自らの思いとは異なる他者の意見に 呑まれてしまうことは”臆病者”の行うこととする。 再度調べるということは自らの勇気を持って行った意思決定を 放棄することを意味するんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp Amazon.co.jp ウィジェット

■ 得られるものは自らが投じたものによる ■ ~浜岡原発停止の損失補てんは責任転嫁~

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政府の浜岡原発の停止要請を中部電力が受け入れると表明した。 政府の停止決定及び中部電力の受け入れ決定について”英断” との声が多い。 想定外の事態を回避するという東北大震災の教訓から学んだ形で リスクマネジメントとしては当然の選択だ。 しかし、そもそも高い確率で発生する震源地の上に原発を建設し、 さらに津波対策も十分でないという状況は福島原発と同じだ。 同じ”野獣の飼い主”としての責任は重大である。 他の54基の原発も同じく”野獣”である。 中部電力は東京電力と同じく国策をバックにした独占企業として 莫大な利潤を上げてきた営利企業である。 その対策に電気料金値上げや、国費投入は東電と同じく責任転嫁だ。 国民は冷静な目で監視する必要がある。 ------------------------- 「人生から何を得るかを問い、得られるものは自らが投じたものによることを知ったとき、 人は人として成熟する。 組織から何を得るかを問い、得られるものは自らが投じたものによることを知ったとき、 人は人として自由となる。」 ~P.F.ドラッカー「断絶の時代」 人としての成長、組織人としての成長は、自らが真摯さと熱意をいかにそこにぶつけるか、 そのエネルギーによって為し得るんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp Amazon.co.jp ウィジェット

■ 重要なのは分析ではなく勇気 ■

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やるべきことは沢山あるが、その中で実際にできることには限度がある。 そこで、優先順位付けが必要となる。 ドラッカーは。その際に最も重要なことは勇気だとする。 「優先順位の分析については、多くのことが言える。 しかし、優先順位の決定について最も重要なことは、 分析ではなく勇気である。」 ~P.F.ドラッカー「仕事の哲学」 これまでのパラダイムを破り不透明な未来を選ぶということには 様々な困難が伴うだけにその意思決定には強い勇気が必要なんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp Amazon.co.jp ウィジェット

■ コミュニケーション成立の条件 ■  ~確実に伝えなければならないこの状況~

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政府は、この状況で様々な情報を発信し国民との意識の共有を図らなければならない。 また被災者、被害者や原発リスクを抱える全国民の情報を受信しなければならない。 このコミニュケーションが有効に働いていない場面が多い。 自らの専門用語や合意形成の意図のない一方的なストーリーを伝えようとしても受け取り側はその内容を理解しない。 「大工の言葉を使え」のとおりである。 -------------------------- 発信者が目の前にいる人に話をしていても、その人が話を耳に入れているだけでは会話にならない。 「コミュニケーションを成立させるのは受け手である。 内容を発する者、つまりコミュニケーターではない。 彼は発するだけである。 聞く者がいなければ、コミュニケーションは成立しない。」 ~P.F.ドラッカー「仕事の哲学」 聞く側の人が話の内容に興味を持って、耳を傾けてくれて初めて発信者の意図が伝わるんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp Amazon.co.jp ウィジェット

■ リーダーの定義 ~つき従う者がいること■  ~原発対応リーダーシップ~

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政府が、浜岡原発の全面停止を行う旨の意向を表明した。 原発政策の根本議論や、他の原発の安全性、電力需給バランス等々 解決すべき課題は様々あるが重大な意思決定だろう。 今回の一連の原発事故対応で学ばなければならないことは、 ”原発”をこれまでのように政治権力による一方的な手法で コントロールすることはできないということ。 大震災が教えた教訓だろう。 これらの課題は、国民全体の納得性や積極的な協力意識がなければ 推進できない。 そのリーダーの役割は非常に重たい。 命や生活のかじ取りを行うリーダーに対しての信頼感を持てなければ 国民は付託できない。 -------------------------- ドラッカーはリーダーについて、その唯一の定義を ”つき従う者がいることである。”とする。 「信頼がないかぎり従う者はいない。 そもそもリーダーについての唯一の定義が、 つき従う者がいることである。」 ■ リーダーについての唯一の定義 ■~P.F.ドラッカー「仕事の哲学」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp Amazon.co.jp ウィジェット