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■強みを知る方法はフィードバック分析■~期待と実際の結果を照合する。~

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おはようございます。 未明の川崎、肌寒さが少ない。 雨空なのか。 インドアの3連休になりますか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、強みを知る方法は フィードバック分析しかないとする。 このフィードバック分析により、 ”行うべきこと”が明らかになる。 第一は、明らかになった強み、 成果を生み出すものに集中すること 第二は、その強みをさらに伸ばすこと 第三は、知的な傲慢を正すこと 第四は、自らの悪癖を改めること 第五は、人への対し方が悪くて、 みすみす成果をあげられなくすることを避けること 第六は、行っても成果のあがらないことは行わないこと 第七は、努力しても並にしかなれない分野に 無駄な時間を使わないこと 「強みを知る方法は一つしかない。  フィードバック分析である。  何かをすることに決めたならば、  何を期待するかをただちに書きとめておく。  9か月後、一年後に、  その期待と実際の結果を照合する。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第2章 自らの強みを知る)

■強みは何か■~わかっているのは、せいぜい弱み~

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おはようございます。 未明の川崎の朝、雲が多く暗い空、 だんだん雨が降りだし、 連休に向けて天候不良の様子。 傘をお忘れなく。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、誰もが、自らの強みについては よくわかっていると思っているが、 たいていそれは間違っているとする。 わかっているのは、せいぜい弱みであり、 さらに、それさえ間違っていることが多いとも語る。 長い人類の歴史において、わずか数十年前までは、 自らの強みを知っても意味がなかった。 それは、生まれながらにして、 仕事は決まっていたからだ。 百姓の子は百姓となり、 百姓仕事ができなければ落伍するだけだった。 鍛冶屋の子も鍛冶屋になるしかなかった。 今日では、職業選択の自由がある。 なので、自らが地に足を付ける場所がどこであるかを知るために、 自らの強みを知ることが不可欠となっている。 「何ごとかをなし遂げるのは、強みによってである。  弱みによって何かを行うことはできない。  できないことによって何かを行うことなど、  とうていできない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第2章 自らの強みを知る)

■生き生きと働くための方法■~自らをマネジメントする~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝。 日中は秋晴れになりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ これからの知識労働者の平均寿命を考えると、 70代、80代まで生きるため、 労働寿命は50年に及ぶ。 つまり、知識労働者は、 自らの組織よりも長く生きることになる。 なので、自らをもっとも貢献できる場所に置き、 成長し、50年に及ぶ間、 生き生きと働くことができなければならない。 そのためには、自らが行うこと、その行い方、 行うとき、さらにはそれらを いつ、いかに変えるかを知らなければならない。 「知識労働者たるものは、自らの組織よりも長く生きる。  したがって、他の仕事を準備しておかなければならない。  キャリアを変えられなければならない。  自らをマネジメントすることができなければならない。  つまるところ、これまで存在しなかった問題を考えなければならない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第2章 自らの強みを知る)

■人事部の役割■~生産的であり、成長し続けること~

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おはようございます。 未明の川崎、朝はめっきり冷えるようになりましたね。 日中は今日も秋晴れになりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、日本においては、 社員本人の啓発と配属の責任は本人にあるとする考えを 実行することは難しいとした。 その典型的な例として大企業の人事部をあげる。 日本の大企業の人事部ほど責任感にあふれた人たちはないことは事実だが、 しかしそれでも、人事部は変わらなければならない。 どう変わる必要があるのか? 人事の決定者ではなく、教師、道案内、相談相手、助言者とならなければならない。 人事の決定の責任は、本人にもたせなければならない。 その責任とは、次のような問いを自分自身が発することである。 「どのような任務を必要としているか」 「どのような任務の資格があるか」 「どのような経験や知識や技能を必要としているか」 「一人ひとりの人間の啓発は本人の責任としなければならない。  配属の責任も、本人の責任としなければならない。  さもなければ、今日のように長い期間働くようになった時代において、  知識労働者がいつまでも成果をあげ、  生産的であり続け、成長し続けることは到底望みえない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  1章 私の人生を変えた七つの経験)

■啓発と配属に自らが責任をもつ■~事実新しい仕事というもの~

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おはようございます。 朝陽がまぶしい川崎の朝。 秋晴れの一日になりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 第六に、先生や上司から、 仕事や地位や任務が変わったときには、 新しい仕事が要求するものについて 徹底的に考えるべきことを教えられてきていた。 新しい仕事への対応には、 そのための何かが求められる。 ドラッカーはこの助言について、 かなり耳新しい助言と聞こえるだろうとし、 さらに、日本においては実行がむずかしいとする。 その理由は、日本の組織は、社員の配属責任や、 必要とする経験や挑戦の機会を与える責任は、 組織の側にあるという前提で運営されているからである。 しかしその責任は、働く人一人ひとりにある。 「事実新しい仕事というものは必ず、  前の仕事とは違う何かを要求するものである。  しかし、これらのことすべての前提となるべきもっとも重要なこととして、  成果をあげ続け、成長と自己変革を続けるには、  自らの啓発と配属に自らが責任をもつということがある。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  1章 私の人生を変えた七つの経験)

■評価を、仕事の中に組み込む■~改善や変更や学習~

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おはようございます。 朝焼けで東の空が赤く染まる、川崎の朝。 日中は夏日、気温の変化が大きい。 体調に気を付けましょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 成果をあげるために実行すること。 第四に、自らの仕事ぶりの評価を、 仕事そのものの中に組み込む。 第五に、期待を、あらかじめ記録し、 後日、実際の結果と比較する。 16世紀のイエズス会やカルヴァン派が開発した手法。 彼らは、改善や変更や学習を しなければならないことを知っており、 さらに、得意でないこと、 そのため他の人に任せるべきことまで知っている。 「行動や意思決定がもたらすべきものについての期待を、  あらかじめ記録し、後日、実際の結果と比較してきている。  そのようにして、彼らは自らの強みを知っている。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  1章 私の人生を変えた七つの経験)

■仕事において真摯さを重視する。■~ビジョンをもち、努力を続ける~

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おはようございます。 今朝も快晴、気持ちの良い川崎の朝。 昨日はラム肉をたくさん食べた。 このところラム肉が値上がりしているらしい。 原因の一つは、中国での需要急増がある。 中国人は自国製の食品を信用していない。 そのため、ラム肉も輸入品が選ばれる。 10億人が食べれば、世界の台所バランスが崩れる。 そのために、ニュージーランドラムが 世界市場で急騰しているらしい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 成果をあげるために実行すること。 第一に、ヴェルディの教訓が教える、 ビジョンをもつこと ”努力を続けることこそ、老いることなく成熟するコツである。” 第二に、仕事において真摯さを重視し、 完全を求めるということ 「私が気づいたところでは、成果をあげ続ける人は、  フェイディアスと同じ仕事観をもっている。  つまり神々が見ているという考え方である。  彼らは、流すような仕事はしたがらない。  仕事において真摯さを重視する。  ということは、誇りをもち、完全を求めるということである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  1章 私の人生を変えた七つの経験)