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■時間浪費の原因を排除する。■~簡単に分かる徴候はない。~

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おはようございます。 衆議院選が今日公示、14日投開票。 最近ネットで白票を呼びかけるサイトがある。 投票先がないという現状を問おうとのことらしい。 しかし白票は無効票でしかない、 投票しないことと同じである。 投票率を下げる危険がある。 このサイトの裏にある意図に注意が必要だ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 時間を浪費する非生産的な活動を見つける問いかけ、 第三 自分自身で取り除くことのできる 時間浪費の原因を排除しなければならない。 これは、自分自身が他の人の時間を 浪費しているケースである。 ドラッカーは次のとおり指摘する。 「簡単に分かる徴候はない。  しかし発見のための簡単な方法はある。  聞けばよい。  『あなたの仕事に貢献せず、  ただ時間を浪費させるようなことを、私は何かしているか』  と定期的に聞けばよい。  答えを恐れることなくこう質問できることが、  成果をあげる者としての条件である。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)

■他の人間でもやれること■~自らが行うべき仕事に取り組む~

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おはようございます。 今日から師走、 未明の川崎はあまり冷え込んでませんが、 明日からは、全国的に寒い日々が続きそうですよ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 非生産的な活動を見つける問いかけ、 第二 「他の人間でもやれることは何か」を考える。 ドラッカーは、正しい権限委譲について、 つぎのとおり指摘する。 「通常使われている意昧での権限委譲は間違いであって、  人を誤らせる。  しかし、自らが行うべき仕事を委譲するのではなく、  まさに自らが行うべき仕事に取り組むために、  人にできることを任せることは、  成果をあげるうえで必要なことである。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)

■完全な時間の浪費■~いかなる成果も生まない仕事~

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おはようございます。 今日は青空が気持ちの良い川崎の朝です。 その昔ヒットラーは選挙に勝ち、 国民の信任を得たとして、 全ての権限を自分に集中させた。 独裁である。 そしてあの道を歩むこととなった。 安倍さんは、閣議だけで憲法解釈を変え、 集団的自衛権を認めた。 閣議は安倍さんの取り巻きである。 この閣議で全てを決められるとしたら ヒットラーと同じではないか。 歯止めはどこにあるのか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 時間を浪費する 非生産的な活動を見つける問いかけ、 その第一 いかなる成果も生まない 完全な時間の浪費である仕事を見つけ、 捨てなければならない。 そのためには、 「まったくしなかったならば、何か起こるか」を考えて、 その答えが「何も起こらない」であるならば、 その仕事をただちにやめよということになる。 「地位や仕事を問わず、  時間を要する手紙や書類の四分の一は、  くず籠に放り込んでも気づかれもしない。  そうでない人にお目にかかったことがない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)

■仕事を整理する■~努力をしないかぎり、仕事に流される。~

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おはようございます。 未明の川崎の朝。 今日は雨模様の一日になりそうです、 傘をお忘れなく。 明日は回復に向かいそう、 紅葉狩りは明日かな。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 時間を記録することの次は、 体系的な時間の管理である。 時間を浪費する非生産的な活動を見つけ、 排除していくことである。 ドラッカーはそのための自己診断として、 いくつかの問いかけを示す。 第一に、いかなる成果も生まない 完全な時間の浪費であるような仕事を見つけ捨てるために、 「まったくしなかったならば、何か起こるか」を問うこと。 第二に、人にできることを任せて、 自らが行うべき仕事に取り組むために、 「他の人間でもやれることは何か」を考えること。 第三に、自らが取り除くことのできる 時間浪費の原因を排除するために 「あなたの仕事に貢献せず、ただ時間を浪費させるようなことを、私は何かしているか」 を聞くこと。 「時間の使い方は、練習によって改善できる。  だが、たえず努力をしないかぎり、  仕事に流される。  時間の記録の次に来る一歩は、  体系的な時間の管理である。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)

■重要なことは、記録すること■~時間の活用と浪費の違い~

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おはようございます。 秋に三日の天気なし、 曇が多い川崎の朝。 週末の天気はどうでしょうか。 そろそろ紅葉狩りでしょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、時間の使われ方を知ることが必要だとした。 そのためには、 まず時間を記録する必要があるとする。 肉体労働については、 かつてティラーが科学的管理法によって 時間の記録をとった手法によって、 あらゆる国において、 肉体労働の作業時間を測定している。 しかし、今後重要な意味をもってくるものは、 知識労働者の仕事についてである。 知識労働者が成果をあげるための第一歩は、 実際の時間の使い方を記録することである。 そして、その方法は、自ら記録しても良いし、 秘書に記録してもらっても良い。 重要なことは、記憶してあとで記録するのではなく、 ほぼリアルタイムに記録していくことにある。 「継続して時間の記録をとり、  その結果を毎月見ていかなければならない。  最低でも年二回ほど、三、四週間記録をとるべきである。  記録を見て、日々の日程を見直し、  組み替えていかなければならない。  半年も経てば、仕事に流されて、  いかに些事に時間を浪費させられていたかを知る。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)

■創造と変革の経済■~時間に対して膨大な要求を突きつける。~

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おはようございます。 日の出前の川崎の朝。 連休明けの天候が回復し、 今日は久々の秋晴れの東京地方になりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織が大きいほど、 仕事と人に関わる調整に費やす時間が増大する。 そして、知識労働者の労働時間はますます長くなり、 時間不足は、改善されるどころか、悪化していく。 ドラッカーは、この原因の一つとして、 高い生活水準を求め維持することの前提に、 ”創造と変革の経済”があるからだとする。 創造し、変革することは 組織の経済的発展の前提条件であり、 そのことは、膨大な時間を要求することとなる。 ドラッカーはまた、 第二次大戦後のイギリス経済の不振の原因について、 次のとおり指摘する。 古い世代の企業人たちが、 肉体労働者と同じように楽をし、 同じように短時間の労働ですまそうとした。 そのようなことが可能なのは、 企業にしても、産業界全体にしても、 既存の枠にしがみつき、 創造と変革を避けることが許される場合だけである。 「短時間のうちに考えたり、  行ったりすることのできるのは、  すでに知っていることを考えるか、  すでに行っていることを行うときだけである。 」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)

■仕事の関係と人間関係の複合■~急げば摩擦を生ずる。~

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おはようございます。 週明け2日目の朝も雨の川崎です。 総選挙への関心が、低い。 特に若年層が低い。 そして同時に、安倍政権への 支持率は変わらない。 争点が見えないといわれるが、 来年も低迷する景気、特定秘密保護法、 集団的自衛権、そして憲法改正等々 国民一人ひとりの身近に考えなければならない課題は多い。 ---------------------- https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjSWMU47es7usezPciAXghzzaC42nYMBloPfABsmLXsb7hw12w5AqyAwS757MTid73HSBDY0WoznWPZqZ8PzkVxWXlFVSw3HkzIEKBhX7JuUkXfJ_Ah6lz50WfyQp1b4pafaJe1fCoh4dp1/ 2.bp.blogspot.com ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、知識労働者には、 自らの方向づけを 自らさせなければならないとした。 そのためには、 話し合いが必要である。 この話し合いは、急がず、 くつろいで行わなければならない。 そのために、膨大な時間を必要とする。 話し合いでは、 ゆとりを持たすことが近道である。 そのために、中断のないまとまった時間が必要となる。 急げば摩擦を生ずる。 組織は、仕事と人間関係の上で成り立っており、 働く人が多いほど、その関係の整理だけで 多くの時間が費やされる。 それだけに、 自らの時間がどのように使われているかを知り、 自由にできるわずかな時間を管理することが、 なおさら重要になる。 「話し合いがなければ、知識労働者は熱意を失い、  ことなかれ主義に陥るか、  自らの精力を専門分野にのみ注ぎ、  組織の機会やニーズとは無縁になっていく。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)