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■市場シェアは致命的に重要■~革新に対する抵抗~

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おはようございます。 今朝も快晴の川崎。 この冬一番の冷え込み、 寒い月曜日、さぁ一週間頑張りましょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 売上げさえ伸びれば、 市場シェアを気にしないことは まちがいだとした。 あらゆる企業が、 同一の市場において、 同時にり-ダー的な地位を 占めることはない。 逆に、市場の拡大のほうが 自らの売上げの伸びよりも 急であることは芳しくない、 と続ける。 市場シェアの小さな企業は、 やがて限界的かつ脆弱な存在となる。 売上げの伸びとは関係なく、 市場シェアは企業にとって 致命的に重要である。 しかし、それ以上大きくなると 賢明ではないという上限もある。 「市場を支配すると惰眠をむさぼる。  自己満足によって失敗する。  市場を支配すると、  組織のなかに革新に対する抵抗が出てくる。  外部の変化に対する適応が  危険なまでに難しくなる。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第1章 企業の成果 4 事業の目標」

■市場地位の目標■~いずれもまちがっている。~

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おはようございます。 今日も快晴、 気持ちの良い青空が広がる川崎の朝です。 国会審議で安倍さんは、 カジノは雇用と投資を生み出す、 成長産業とした。 取り巻きの入知恵だろうが、馬鹿すぎる。 パクリ癖が目に余る。 どこかに似たような経営者もいるが。 民進党蓮舫さんは、 賭博は他人の負けが誰かの儲けになるだけで、 何ものも生み出さないと批判したが、当然だろう。 もちろん企業にとって、ヒトモノカネは必要、 しかし、企業が社会に生かされるためには、 健全性を育みより良い社会を作るという 社会的責任を果たさなければならない。 賭博にはそれがない。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 マーケティング目標について、 集中の目標は、基本中の基本というべき 重大な意思決定である、 とした。 そして、マーケティングの目標の基礎となる もう一つの基本的な意思決定が、 市場地位の目標である、 と続ける。 「市場地位の目標というと、  『市場においてり-ダー的な地位を占めたい』とするか、  『売上げさえ伸びれば、市場シェアなど気にしない』  とするのが普通である。  いずれももっともに聞こえる。  だが、いずれもまちがっている。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第1章 企業の成果 4 事業の目標」

■「立つ場所」が、集中すべき分野■~世界を持ちあげる~

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おはようございます。 今朝も初冬の青空、 気持ちの良い川崎の朝です。 東京地方は好天の週末、 寒さ対策をして、お楽しみください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 マーケティング目標は、 まづは、集中の目標と市場地位の目標の 意思決定が必要であるとした。 そして、集中の目標について、 次のとおり述べる。 古代の偉大な科学者アルキメデスは、 「立つ場所を与えてくれれば世界を持ちあげてみせる」 と言った。 「アルキメデスの言う「立つ場所」が、  集中すべき分野である。  集中することによって、  初めて世界を持ちあげることができる。  したがって集中の目標は、  基本中の基本というべき重大な意思決定である。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第1章 企業の成果 4 事業の目標」

■集中と市場地位の目標■~二つの基本的な意思決定~

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おはようございます。 快晴、青空の広がる川崎の朝です。 金曜日、週末に向け 一頑張りですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 マーケティングの目標は複数存在する、 とした。 ①既存の製品についての目標 ②既存の製品の廃棄についての目標 ③既存の市場における新製品についての目標 ④新市場についての目標 ⑤流通チャネルについての目標 ⑥アフターサービスについての目標 ⑦信用供与についての目標 そして、これら目標については、 すでに多くの文献がある、 と続ける。 「しかしいずれも、これらの目標が、  実は次の二つの基本的な意思決定の  後でなければ設定できないことを  十分強調していない。  すなわち、集中の目標と市場地位の目標である。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第1章 企業の成果 4 事業の目標」

■マーケティングの目標■~優れた洞察、よき意図、よき警告~

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おはようございます。 快晴、気持ちの良い空の川崎の朝です。 今日は一日、初冬の好天が続きそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 事業の定義は、 目標に具体化しなければならない、 とする。 いかによくできた定義であっても、 具体化しなければ、 優れた洞察、よき意図、よき警告にすぎない、 と続ける。 「目標設定においても、  中心となるのはマーケティングと  イノベーションである。  なぜなら、顧客が代価を支払うのは、  この二つの分野における  成果と貢献に対してだからである。  マーケティングの目標は一つではない。  複数存在する。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第1章 企業の成果 4 事業の目標」 ******** 「マネジメント【エッセンシャル版】」-基本と原則

■何を捨てるか■~苦痛は大きく、リスクも大きい。~

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おはようございます。 曇り空の川崎は寒い朝を迎えました。 今日は一日寒そうです。 寒さ対策を! ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 新規事業の決定と 同様に重要なこととして、 企業の使命に合わなくなり、 顧客満足を与えなくなり、 業績に貢献しなくなったものの 体系的な廃棄がある、 とする。 既存の製品、サービス、工程、市場、 最終用途、流通チャネルを分析し、 その結果が、今日の人口、市場、 技術、経済の実態に合っていないならば、 いかにして廃棄するかを 体系的かつ真剣に問わなければならない。 そうしなければ、 エネルギーは昨日を 防衛するために使われ、 明日をつくるどころか、 今日を開拓するために働く時間も、 資源も、意欲も持ちえないことになる。 「事業を定義することは難しい。  苦痛は大きく、リスクも大きい。  しかし事業の定義があって初めて、  目標を設定し、戦略を発展させ、資源を集中し、  活動を開始することができる。  業績をあげるべくマネジメントできるようになる。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第1章 企業の成果 3 事業は何か」

■事業は何であるべきか■~変化に適応するための問い~

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おはようございます。 明るい空の川崎の朝です。 暖かい日が続きます。 今日も日中は良さそうですが、 夜はぐっと冷え込みそうです。 夜は防寒が必要です。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 「われわれの事業は何になるか」 との問いは、予測される変化に 適応するための問いである、 とする。 その狙いは、現在の事業を修正し、 延長し、発展させることである、 と続ける。 さらに、「われわれの事業は何であるべきか」 との問いも必要である、 とする。 現在の事業をまったく別の事業に変えることによって、 新しい機会を開拓し、 創造することができるかもしれない。 この問いを発しない企業は、 重大な機会を逃す。   「『われわれの事業は何であるべきか』  との問いに答えるうえで考慮すべき要因は、  社会、経済、市場の変化であり、  イノベーションである。  自らによるイノベーションと、  他者によるイノベーションである。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第1章 企業の成果 3 事業は何か」