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■若いうちから責任と権限を■~イノベーションにつなげる~

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おはようございます。 どんよりとした雲が空を覆う 川崎の朝です。 今日は西日本から段々と雨、 関東地方も午後には雨になりそうです。 今日は母の日。 一年分の感謝をまとめて、ありがとう!! 良い日曜日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 いま何を捨て、何を選択し、 自己を高めるために何を学ぶべきかを 絶えず問い続けなくてならない、 とした。 そして、危惧されるのは、 日本の企業社会には、 とかく個人個人を 組織人間にしてしまう傾向がある点だとする。 組織に埋没しない人材を育てるためにも、 早い時期から小さくとも 独立した権限を持たせるべきでしょう。 「組織階層の中で確固とした権限を与え、   決定を下させ、個人の責任の範囲でタスクをこなさせる。   これを繰り返し行うことで、   その人間の強みを引き出し、   イノベーションにつなげることができるのです。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第6章 個人のイノベーション)

■自らの責任で自らを高める■~何を捨て、選択し、学ぶべきか~

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おはようございます。 薄雲のあいまから、 仄かな陽が射す川崎の朝です。 これから段々と気温上昇、 熱中症にお気を付け下さい。 この週末、日曜日は雨の予報、 アウトドアは今日ですね。 良い休日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 高度に専門化・細分化した社会では、 つねに知識の更新が求められ、 そのための継続学習を維持するために、 繰り返し学校教育に立ち返ることを 強く求められている、 とした。 そしてそれは、 知識社会に働く人たちの自己責任であり、 真の意味での「生涯教育」である、 と続ける。 知識は専門化と比例し細分化されるが、 一方でその媒体である一人の人間ができることには 限界がある。 従って、これまでの知識の中で、 既に無用なものを捨て、 今必要となる新しいものを選択し、 そのために何を学ぶべきか、 これを絶えず問い続けなければならない。 ドラッカーは、これこそが、 個人のイノベーションを 促進するものであるとする。 「生涯にわたる継続的学習が  不可欠となった事実を受け入れ、  つねに再教育を受ける心構えを持ち、  それを自己責任であると認識すること  --「いま何を捨て、何を選択し、  自己を高めるために何を学ぶべきか」  を絶えず問い続けなくてならないこと--  いま、すべての人が身をもって知るべき事実です。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第6章 個人のイノベーション)

■知識が学習を要求する■~繰り返し学校教育に立ち返ること~

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おはようございます。 久しぶりの快晴、 気持ちの良い青空の広がる川崎の朝です。 新宿小田急地下”わおん”、 リニューアル工事のため 今日からしばしクローズ。 しばらく新宿での ちょこっと呑みができない、、、 再開を楽しみにしてましょう。 今日もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 学校教育の終了時こそ、 真の意味での学習の 開始時期を指し示している、 とした。 そして、1950年代の経営者が、 「いまから上級経営マネジメントコースで勉強し直しませんか」 と勧められたら、 一笑に付していたことだろう、 と続ける。 しかし、いまではこれを簡単に 笑い飛ばすことはできない、 とする。 「高度に専門化・細分化し、   つねに更新を迫られている情報=知識が、   私たちに継続的な学習を維持することを要求し、   繰り返し学校教育に立ち返ることを   強く求めているからです。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第6章 個人のイノベーション)

■過去半世紀で最大の変化■~真の意味での学習~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝、 肌寒い気温です。 昨日の日中は初冬の寒さでしたが、 今日は季節なりの暖かさになりそうですね。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 弱みを知ることは、 自らをイノベートしていく際の 第一歩であるとした。 そして、 個人のイノベーションという観点から言えば、 この50年間で最も大きな変化は、 教育のレベルにおいて現れた、 と続ける。 かつては学校教育の終了時が 学習の終了時であり、 学業を修めた者は学校と 縁がなくなるというのが 常識であった。 「ところが現在では、  学校教育の終了時こそ、  真の意味での学習の開始時期を  指し示しているのです。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第6章 個人のイノベーション)

■自らをイノベートするための第一歩■~すべきでないかを知ること~

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おはようございます。 朝からすでに雨降り、 肌寒い川崎の朝です。 沖縄では例年より早めの梅雨入り、 つい数日前、GWの夏の陽射しが嘘のような天気です。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、自らが、 部下を持つ管理職の道を 選ばなかったという経験を通して、 自己の弱みを知ることの大切さを示した。 そして、ここで多くの人が 「部下を管理する方法を学ぶ」道を選択するという 間違いを犯す、 と続ける。 人には向き不向きがあり、 向いていないことは うまくいくはずもなく、 才能も力量もないと気づいた時には、 さっさとその道をあきらめるべきなのだ。 不得手なことは弱みであり、 「決してすべきでないこと」なのだ。 ドラッカーは、この弱みは、 本人のこれからの生き方の制約条件を示しており、 これを知ることが自らをイノベートしていく 第一歩であるとする。 仕事に多様性、専門性が求められる時代の中で、 やるべきことは、自らの強みを見つけ、伸ばし、 成果に結ぶつけることなんでしょう。 「弱みを知ること=何をすべきでないかを知ることは、  自らをイノベートしていく際の  第一歩であることを肝に銘じておいてください。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第6章 個人のイノベーション)

■組織に属すことを止めた理由■~「デキない部下」を持つこと~

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おはようございます。 曇り空、今にも雨が落ちてきそうな川崎の朝です。 昨日に続き今日の午後も雨、雨具をお忘れなく。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 自らの強みは過去のキャリアにある、 とした。 そして、弱みつまり「やってはいけないこと」は、 すぐに気づくことができる、 と続ける。 そのことについて、 ドラッカー自身の経験について述べる。 ドラッカーは、 組織のマネージャとして働くことを 20代の半ばで止めた。 その理由は、自身が人のマネジメントが 下手だと認識したからだとする。 「デキない部下」をデキる部下に変える、 ということは”弱みを一流にする” という無駄な努力を行うことが、 ドラッカーには耐えられなかったのでしょう。 「端的に言えば、  「デキない部下」を持つことに  我慢ができないことがその理由で、  人を管理し、マネージしていくことが  下手だと認識できたために、  早くから組織に属して働くことを止めたのです。  組織の中にいれば、  好むと好まざるとにかかわらず、  人を管理せざるを得なくなりますから。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第6章 個人のイノベーション)

■答えは過去のキャリアにある■~自らの強みに行き当たる~

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おはようございます。 川崎の朝、ほのかに陽が射しています。 段々下り坂、一日雨の様ですね。 GW明けの月曜、 気持ちを切り替えて踏ん張りましょう。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 キャリア形成に当たっては、 長所発掘、確立、発展を 早い段階から始めることが最も重要だと、 とした。 それでは、その長所はどのようにして 見出せばよいのか? ドラッカーはその答えは、 その人の過去のキャリアにあるとする。 これまでに行ってきたことを振り返り、 うまくできたこと、 うまくできなかったことを洗い出す。 その際、目標に沿っていること、 つまり”やるべきことを、うまくできたか” が重要となる。 ドラッカーは、そこにこそ、 自らの強みがあるとする。 「「何をすべきか」という目標を  しっかりと見据えたうえで、  「うまくできたこと」  「うまくできるであろうこと」  「伸ばしていく必要があること」を追求していけば、  自ずと自らの強みに行き当たることができるでしょう。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第6章 個人のイノベーション)