■市場リーダーの地位■~新しい息吹と方向を示す~
おはようございます。 2022年大みそかの高知も快晴です。 国内外共に今年もなにかと慌ただしい一年でしたね、 来年も収まりそうもないでしょう。 来年は古希、 しかし今年の続きでしかない、 って思ってますが、 気持ちはそうでも 平坦ばかりではないでしょうから、 少しづつ前に進めていきたいと思います。 一年間ありがとうございました。 新年もまたどうぞよろしくお願いいたします。 良いお年をお迎えください!! −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 大多数のマネジャーが 落とし穴に陥らないために 知らなければならない 八つの現実を示す。 その四は、利益とは、 貢献をとおして 市場から高く評価された 褒美であるということ であった。 その五は、 リーディング企業の地位は儚く、 市場リーダーの地位は移ろいやすい、 ということ。 ドラッカーは、 市場リーダーの地位にあった企業が、 いつしか精彩を欠く例は、 決して珍しくないとする。 「••••••このような傾向を打ち破り、 成功の見込みの小さい分野から ヒト、モノ、カネを引き上げ、 最も成功の可能性が高そうな分野へ投入するのが、 マネジャーの仕事である。 新しい息吹を生み、 新しい方向を指し示すことにより、 『そこそこの企業』に落ち着いてしまうのを 避けなくてはいけない」 「財務成果をあげたい企業は、 顧客や市場が本当の価値を認める分野で 他社を凌がなくてはならない。 .........それは、 製品ラインに重要な特性を持たせたり、 サービス、流通、アイデアなどをテコに、 低コストで短期間にヒット商品を 生み出したりする力かもしれない」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第4章顧客の視点に立つ)