∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ オーケストラが明日の組織のモデル ■

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「明日の組織のモデルは、

オーケストラである。

250人の団員はそれぞれが専門家である。

チューバだけでは演奏できない。


演奏するのはオーケストラである。

オーケストラは、250人の団員全員が

同じ楽譜をもつことによって演奏する。」


~「経営の哲学」




技術巧みな奏者は、ソロなら間違いなく素晴らしい

パフォーマンスで楽しましてくれるでしょう。

しかし、そのようなプロフェショナルである奏者が

集まる楽団での演奏となると個人の技術だけでは

うまくいかないんですね。

きちっとした楽譜と巧みなコンダクターの技で

素晴らしいオーケストラとなるんですね。

オーケストラも組織である以上、共通の理念や、

方向性を示す方針や、プロセスを示す計画が

必要なんですね。

そこには、他の演奏者をいかにフォローしながら

合奏曲として全体を作り上げるという意識、

つまり全体への貢献が大切という意識を

プロのみなさんは持っておられるのですね。








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