■職能別組織の適用範囲■~イノベーションとは相容れない。~

おはようございます。

ほのかな陽射しの川崎の朝です。

今日は30度近くになりそうです。
夜には雷雨の予報も、お気を付け下さい。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



ドラッカーは、
職能別組織の長所や欠点を指摘した。

では、この組織形態は
どのような仕事に適用すべきなのか。

ドラッカーは、
職能別組織の適用は、
現業の仕事に限られる、
とする。

つまり、変化の少ない
単純な仕事に適用すべきで、
複雑、多様、迅速に組織全体を俯瞰しながら
意思決定を必要とするトップの仕事には
適用すべきではない。

また、イノベーションの仕事についても
この組織形態には適さない、
とする。




「イノベーションの仕事も

 各種の専門能力を必要とする。

 だが、その専門能力をいつ、どこで必要とし、

 それをいかなる程度に

 いかなる量を必要とするかは

 誰も知らない。

 イノベーションのための仕事を

 職能別に組織することは不可能である。

 イノベーションと職能別組織は相容れない。」


~P.F.ドラッカー「マネジメント」

(第7章 マネジメントの組織 34 五つの組織構造)





































































































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