■差別的な冷遇と好遇■~集団を分け隔てるもの~

 おはようございます。


薄曇りの高知の朝です。

昨日は雨も降らず気温も上がりましたが、

今日は降りそうです。

午後に須崎入り、帰りの高速が心配です。


木曜日、今日も一日よろしくお願いします。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ブラッケンはドラッカーに

狂気の沙汰ならば治しようもあるが、

あれは部族主義で、

社会そのものを麻痺させる、

と言った



そしてドラッカーは、

ブラッケンは正しかったが、

間違ってもいた、

と続ける。



不況時のアメリカは、

集団を分け隔てるものとして

ルーツや出身を重視したという点で、

1920年代よりも部族的だったが、

それが差別的な冷遇を意味するか、

差別的な好遇を意味するかは

状況次第だった。




「医学部に入りたい


 カトリックやユダヤの少年にとっては


 厳しい差別だった。


 逆に、高校の校長になりたい


 カトリックやユダヤ人の教師、


 破産管財人になりたいカトリックや


 ユダヤ人の弁護士にとっては、


 有利な差別だった。」






(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)

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