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■絶えざるイノベーションを■~非常にハイコストな国~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝です。 予想通り高知で桜の開花が、 全国一番で宣言されましたね。 連日の暖かさで、 靖国神社の桜も蕾を膨らませ、 間もなく開花でしょうね。 今日から来週にかけて寒の戻り、 寒さ対策にお気を付け下さい。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 日本が生き残る道は、 つねにイノベートを追求し、 新しい価値を生み出すことでしかない、 とした。 そして、東洋に属しながら 西洋の一部になり得たことが、 日本を成功に導いた最大の要因だが、 その結果、日本は非常にハイコストな 国になってしまったと続ける。 「ハイコストな日本が生きていくためには、  絶えざるイノベーションと、  それによって生み出される  新しい価値を輸出し続けていくことが  要求されます。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第4章 日本が進むべき道)

■「日本の台頭」の本質■~和洋の統合に成功した企業の台頭~

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おはようございます。 春の陽光が射す、穏やかな川崎の朝です。 この暖かさで、桜のつぼみが膨らみ始め、 高知では明日位に開花一番乗りのようですね。 しかし、明日位から寒が戻りそうです。 冬物の整理はしばらくお待ちください。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 日本は革新技術や 情報の分野での遅れにより、 最も苦労する国になる、 とした。 その理由は、 第二次世界大戦後の日本が強大な力を発揮し、 歴史上稀に見る発展をなし得たのは、 自国内で事業を行い、 独自の伝統的経営手法と労働力を保ちつつ、 西洋の最新技術を導入することに 成功してきたからだとする。 そして、 日本の台頭とは、 「和洋の統合に成功した企業の台頭」 であったとする。 「つねにイノベートを追求し、  新しい価値を生み出すことでしか、  日本が生き残る道はないー。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第4章 日本が進むべき道)

■最も苦労する国■~革新技術や情報の分野での遅れ~

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おはようございます。 まぶしい光が差し込む川崎の朝です。 森友問題で、自殺者まで出した。 若いころに官庁に勤めたことがあるが、 まず最初にしたことは、規則を守り まじめに国民のために仕事に専念します という服務宣誓。 また実務的には、文書のお作法を徹底的に叩き込まれた。 省内には文書管理部門があり、 そこで制定した規程に一句一字則って作成し、 作成した文書はそこでチェックを受けて 初めて公文書となる。 心理的にも、物理的にも決裁を受けた公文書を 勝手に手直しする隙間はなかった。 自殺された方の背景は明らかではないが、 意に反して職務を行わざるを得ない状況に、 さぞかし無念だったことでしょう。 この無念を晴らすためにも、 問題の真実を明らかにすることが必要だ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 日本の問題は、世界経済=情報経済の進展の中で、 ひどく立ち後れてしまっている点にある、 とした。 国際的な金融機関や 製造業においては強みを持つ日本だが、 革新技術や情報の分野では リーダーになり得ていないと続ける。 「情報経済が主軸となる  今後の世界経済の中では、  日本が最も苦労する国になるでしょう。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第4章 日本が進むべき道)

■情報経済で立ち後れた国■~グローバル化した情報~

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おはようございます。 今日も快晴、 春らしい青空が広がる川崎の朝です。 高知はあと二、三日で開花一番乗り、 靖国神社の桜も一週間すれば咲くんでしょう。 桜が咲けば、花粉も舞う。 これまで認識はなかったが、 目がムズムズ、花がずるずる、ハックション連発。 経験者の女房曰く、間違いなく花粉症。 人並ということで、上手く付き合っていきましょう。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 日本は従来とは違った形での景気回復を 達成できるはずだ、 とした。 しかしながら、 日本が直面している問題は、 経済の停滞ではない、 と続ける。 では、どこに問題があるのか? 「問題は、あなたたちの国が情報技術の分野、  ひいてはグローバル化した情報に基盤を置く  世界経済=情報経済の進展の中で、  ひどく立ち後れてしまっている点にあります。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第4章 日本が進むべき道)

■従来型とは異なる景気回復■~1990年代のツケの清算~

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おはようございます。 快晴の空、朝はまだまだ冷え込みますね。 日中は暖かな日々が4日ほど続くとのこと、 春がぐっと近づきました。 今週もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 日本の労働環境についての 課題を指摘した。 そして、この章では、日本の進むべき 方向性について指摘する。 ドラッカーは、 1990年代のツケを清算する形で 進められてきた日本の改革は、 50パーセントほど完了したとする。 「残りの半分は、  2008〜10年までにやり遂げられるでしょう。  その時、日本は、従来とは違った形での景気回復を  達成できるはずです。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第4章 日本が進むべき道)

■政治勢力の再編も■~移民は大きな政治的課題~

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おはようございます。 311、東日本大震災から7年経った。 しかし未だ仮設住まいを余儀なくされている方も多く、 原発事故による集落崩壊状態も続いている。 また被災者、ご遺族の方々の気持ちは 何年経とうと変わるものではない。 あらためて、この事実を心に刻みつける一日にしたい。 犠牲者の方々のご冥福をお祈りいたします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 日本の労働者激減への対応として、 移民受け入れによる労働市場活性化が必要となる、 とした。 そして、歴史上、移民を受け入れる術を心得ている国は、 アメリカやイギリス、カナダに加え、 オーストラリアやニュージーランドといった 英語圏の国に限られていると続ける。 「これらの国を除くすべての先進国で、  移民の問題は大きな政治的課題と  なっていくでしょう。  もっと踏み込んで言えば、  移民の有無、その多寡によって、  政治勢力の再編成につながる事態も  考慮に入れておく必要があります。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第3章 ”仕事”に起こった変化)

■年間50万人の移民が■~労働市場の活性化~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝です。 昨日は午前と午後の寒暖差に戸惑いましたが、 今日は穏やかな一日になりそうです。 良い週末をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 日本の労働環境について、 高齢化の進展で若い労働者が激減し、 定年の延長を余儀なくされる、 とした。 しかし、それでも不足する労働人口を補うために、 移民を受け入れざるを得なくなるとする。 そして、平安時代以降、 明治期までの約1000年間で、 合法的に受け入れた移民が 8000人に満たない国である日本は、 移民の扱いに慣れていないと続ける。 「移民は一度受け入れたら、  何年か後に帰国することを  期待するというわけにはいかないし、  抵抗感もあるでしょう。  しかし、移民を受け入れて  労働市場を活性化しない限り、  日本の経済はもはや成り立たなくなるはずです。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第3章 ”仕事”に起こった変化)