■『タイム』の国際面編集者■~ドラッカーへの関心~
■おはようございます。 未明の須崎の朝、 雲は浮かんでいません。 昨日までは、 ぐずついた天気が続きましたが、 今日から段々回復し、 日中は30度を超えそうですね。 関東地方は台風の影響で荒れた天気、 お気を付けください。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ヘンリー・ルース夫人の クレア・ブース・ルースは、 ドラッカーの本を読んでもいなければ、 読む気もなさそうであり、 退屈な話を止めさせようとしていた。 そして、実はルースは、 『「経済人」 の終わり』に 関心があるのではなく、 ドラッカーに関心があるのだった、 と続ける。 ルースは、 『タイム』の国際面の編集者である レアード・ゴールズボロが、 病気がちな上に、 スペインのフランコに肩入れをしすぎ、 加えて対ナチス宥和論を主張したため 面目を失っていたので、 彼を変えようとしていた。 そして、ドラッカーに次のとおり言った。 「あなたなら適任だと思うんですが。 仕事が合っているかどうか、 二、三週間うちの連中と働いてみませんか。 もし『タイム』の国際面の編集が 合っていなければ、 他のことをやってもらってもいいんですが」 (Ⅲ アメリカの日々 12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)