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■変化を当然のこととせよ(2)■~天才的なひらめきは神話~

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 おはようございます。 未明の高知、 冷え込んでます。 今は雲が多そうですが、 日中は晴れて二桁気温に届きそうです。 1月も今日で終わり、 早いですね。 梅、桜と急いで移ろいそうです。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『イノベーションと企業家精神』から 上田さんは、 企業家精神とは気質ではなく、 行動であり、姿勢であるとした。 そして、企業家精神の才能などはなく、 方法論があるだけで、 それが今ようやく各所で開発中である、 と続ける。 ドラッカーは、企業家精神は、 インスピレーションともほとんど関係がなく、 逆にそれは、 厳しく体系的な作業であるとする。 「企業家に天才的なひらめきがある  というのは神話にすぎない。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅳ人を動かす 1 企業家精神を発揮せよ)

■変化を当然のこととせよ(2)■~行動であり姿勢である~

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 おはようございます。 未明の高知、 冷え込んでます。 星がいくらか見えています。 今日は冬日、日中も一桁止まりの様です。 温かくしてお出かけください。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『イノベーションと企業家精神』から ドラッカーは、 企業家精神は気質でも才能でもないが、 確実性を旨とする気質だけは、 企業家精神に向かない気質であるとした。 上田さんは、 その確実性を旨とする気質は それで立派な気質だが、 企業家には向かないのだとする。 しかし、意思決定を行うことができるならば、 学習を通して企業家として 行動することができるようになると続ける。 「企業家精神とは気質ではなく、  行動であり、同時に姿勢だからである。  イノベーションは才能とも関係がない。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅳ人を動かす1企業家精神を発揮せよ)

■変化を当然のこととせよ(1)■~確実性を旨とする気質~

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 おはようございます。 未明の高知、 雲が多く冷え込んでます。 これから晴れてきそうですが、 気温は上がらないようです。 休肝日明けの水曜日、 熱燗呑んで暖まります。 今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『イノベーションと企業家精神』から ドラッカーは、 企業家精神とは、 個人であれ組織であれ、 独特の特性を持つ何かであるとし、 それは気質ではないとする。 そして、実際のところ、 いろいろな気質の人たちが 企業家的な挑戦を見事に成功させるのを 見てきたと続ける。 上田さんは、 企業家精神というと、 100人に一人が持つもの という感覚があるが、 こういったことから、 100人に一人の気質、 100に一人の才能としてしまうとする。 ドラッカーは、 それこそがそもそもの間違いだという。 「企業家精神は気質でも才能でもない。  ただし、一つだけ企業家精神に向かない気質がある。  確実性を旨とする気質である。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅳ人を動かす1企業家精神を発揮せよ)

■なぜ企業家精神が必要とされるのか(2)■~継続していく企業家社会~

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 おはようございます。 未明の高知、 冷え込んでます。 今は雲が多そうですが、 日中も晴れたり曇ったりで、 寒い一日になりそうです。 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『イノベーションと企業家精神』から 上田さんは、 人の手によるものに 絶対のものはなく、 あらゆるものが やがて陳腐化し進歩するので、 あらゆるものに イノベーションと企業家精神が 必要となるとした。 そして、このイノベーションと 企業家精神が力を発揮するのは、 それが全国一律でなく、 この製品、この政策、 この社会的サービスというように 個別かつ段階的に行われるからである、 と続ける。 さらに、 期待した成果をもたらさなければ、 変えたり、やめたり、抵抗されるからであるが、 言い換えれば、 教条的でなく現実的であり、 壮大でなく着実だからである、 とする。 ドラッカーは次のとおり指摘する。 「われわれが必要としているのは、  イノベーションと企業家精神が  当たり前のものとして存在し、  継続していく企業家社会である。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅳ人を動かす1企業家精神を発揮せよ)

■なぜ企業家精神が必要とされるのか(1)■~歳をとり硬直化し陳腐化する~

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 おはようございます。 未明の高知、 星も月も見えません。 これから雨になりそうです。 暗くて寒い一日になりそうです。 温かくしてお過ごし下さい。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『イノベーションと企業家精神』から ドラッカーは、 われわれは、人の手によるあらゆるものが、 歳をとり、硬直化し、陳腐化し、 苦しみに変わることを知っているとする。 かくして経済と同様に社会においても、 あるいは事業と同様に社会的サービスにおいても、 イノベーションと企業家精神が必要となる、 と続ける。 人の手によるものに絶対のものはなく、 あらゆるものがやがて陳腐化し、 そして進歩する。 上田さんは、 それが文明というものであるとする。 「だからあらゆるものに  イノベーションと企業家精神が必要となる。  しかも常に必要となる。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅳ人を動かす 1 企業家精神を発揮せよ)

■プロフィットセンターは存在するか(2)■~企業の外部にいる者~

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 おはようございます。 未明の高知、 冷え込んでます。 日中も晴れますが、 寒い一日になりそうです。 日曜日、良い休日をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『創造する経営者』から ドラッカーは、 プロフィットセンターという言葉をつくったが、 この言葉が独り歩きし、 プロフイットの源泉が 組織の中にあるかのごとき錯覚を 持たせてしまったとした。 こうしてドラッカーは後年、 「こんな言葉をつくってしまって申しわけない」 と言う羽目になった。 上田さんは、 組織の中には、 プロフィットを生む部署などはなく、 それは組織の外、 顧客のところにあるが、 現実の企業活動では、 プロフィットセンターなる言葉に惑わされて、 多くの人が組織の中で成果に 結びつくことのない仕事に 忙殺されているとする。 「成果は、内部にいる者や、  企業の支配下にある者によって決まるのではない。  企業の活動が成果を生むか   無駄に終わるかを決定するのは、  企業の外部にいる者である。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅲ組織を動かす 6公益をもって自らの利益となす)

■プロフィットセンターは存在するか(1)■~言葉は独り歩きをする~

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 おはようございます。 未明の高知は曇り空です。 今の気温は10度近くあり暖かです。 でも日中はあまり変わらず 15度を超えることはないようです。 土曜日、良い週末をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『創造する経営者』から ドラッカーは、 企業の内部にあるのは、 プロフィットセンターはなく、 コストセンターである、 とする。 そして、 技術、販売、生産、経理のいずれも、 コストを発生させて活動があることは確実だが、 成果に貢献するかどうかはわからない、 と続ける。 上田さんは、 プロフィットセンターという言葉は ドラッカーが作ったものだが、 それはあらゆる活動を 事業として把握することの必要性を 強調するためだった、 とする。 「ところが言葉は独り歩きをする。  プロフイットの源泉が  組織の中にあるかのごとき錯覚を  持たせてしまった。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅲ組織を動かす 6公益をもって自らの利益となす)