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■第7章 イノベーションのリスク(9)■~負わないことによるリスク~

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 おはようございます。 まぶしい日の出、 快晴の高知です。 明日から、はや師走。 何かと気忙しくなりますね。 体調に気を付けて一年を締めくくりましょう。 日曜日、良い休日をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『創造する経営者』 ドラッカーは、 全身作用の新薬の開発には、 治療ではなく殺人のリスクがあるが、 それは、製薬にたずさわるには 負うべきリスクである、 とした。 そして、 負わないことによるリスクの典型的例は、 革新的な機会に伴うものだが、 その古典的な例が、 第二次大戦後のG E の 原子力発電への進出だったとする。 「G E は、原子力を経済的な  電力源にできる可能性は低いと見ていた。  しかし発電機メーカーとしては、  万一実用化されたとき  取り残されるというリスクを  負うわけにはいかなかった。」 (『変革の哲学』 第7章 イノベーションのリスク)

■第7章 イノベーションのリスク(8)■~負うべきリスク~

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 おはようございます。 今朝も快晴の高知です。 11月も2日残り、 いっぺんに師走モードになりました。 土曜日、良い週末をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『創造する経営者』 ドラッカーは、 新事業への着手にあたっては、 資金の調達、 必要となる技術と マーケティングの能力が必要だとし、 それがなければ 誰かのために機会をつくるだけだ、 とした。 そして、 ほとんどあらゆる産業に、 負うべきリスクがあるが、 それは、他の産業の企業にとっては 耐えられないリスクであるとする。 「抗生物質、トランキライザー、ワクチンなど  全身作用の新薬の開発には、  治療ではなく殺人のリスクがある。  しかしながら、  製薬にたずさわるには負うべきリスクである。」 (『変革の哲学』 第7章 イノベーションのリスク)

■第7章 イノベーションのリスク(7)■~負えないリスクを識別する問い~

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 おはようございます。 未明の高知、 晴れているようです。 週末に向けて好天が続きそうです。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『創造する経営者』 ドラッカーは、 資金が不足するために、 成功の成果を利用できないとするならば、 それはもともと負えないリスクだ、 とした。 そして、 新事業への着手にあたっては、 問わなければならない いくつかのことがあるとする。 「新事業への着手にあたっては、  大事業に発展させるための資金を調達できるか、  必要となる技術とマーケティングの能力はあるか、  それとも誰かのために機会をつくるだけかを  問わなければならない。」 (『変革の哲学』 第7章 イノベーションのリスク)

■第7章 イノベーションのリスク(6)■~負えないリスク~

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 おはようございます。 未明の高知は、 満天に星が浮かんでます。 日中は少し曇りそうですが、 概ね晴れの一日になりそうです。 昨日は定期健診、 やや脂肪肝以外概ね問題なし、 減酒の勧めもなかったようです。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『創造する経営者』 ドラッカーは、 失敗したなら存続できないほど 多額の資金がかかるのであれば、 もともとその機会は、 追求してはならない機会である、 とした。 そして、 失敗してしまえば 最初の資金だけですむ、 成功すれば資金の追加が必要となるとし、 さらに続ける。 「資金が不足するために、  成功の成果を利用できないとするならば、  それはもともと負えないリスクである。」 (『変革の哲学』 第7章 イノベーションのリスク)

■第7章 イノベーションのリスク(5)■~負えるリスク~

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 おはようございます。 今朝も快晴の高知です。 日中も快晴、 気持の良い天気が続きそうです。 水曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『創造する経営者』 ドラッカーは、 既存の事業における問題意識は、 リスクを最小にしようとし、 成功すれば新事業が生まれるかを考えることは 成果を最大にしようとする、 とした。 そして、 機会の追求に失敗して 多少の資金と労力を失うリスクは、 負えるリスクである、 とする。 「失敗したなら存続できないほど  多額の資金がかかるのであれば、  もともとその機会は、  追求してはならない機会である。」 (『変革の哲学』 第7章 イノベーションのリスク)

■第7章 イノベーションのリスク(4)■~成功すれば新事業が生まれるか~

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 おはようございます。 未明の高知は雨模様です。 さほど強くはないようですが、 夜までは続きそうです。 三連休明け、 頑張りましょう。 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『断絶の時代』 ドラッカーは、 起業家精神こそ 最もリスクの小さな道である、 とした。 そして、 イノベーションにおいて重要なことは、 成功すれば新事業が生まれるかを 考えることであり、 さもなければ、 リスクを冒すわけにはいかない、 とする。 さらに、 これは既存の事業において 長期計画や資源配分を検討する際の 問題意識とは異なると続ける。 「後者はリスクを最小にしようとし、  前者は成果を最大にしようとする。」 (『変革の哲学』 第7章 イノベーションのリスク)

■第7章 イノベーションのリスク(3)■~最もリスクの小さな道~

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 おはようございます。 未明の高知は晴れてます。 この晴れ間は午前中だけ、 午後からは曇りそうですが、 雨の心配はなさそうです。 三連休最終日、 お楽しみください。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『イノベーションと企業家精神』 ドラッカーは、 リスクの有無を 行動の基盤としてはならない、 とした。 そして、 イノベーションの機会が すでに存在する分野において、 資源の最適化にとどまるほど リスクの大きなことはない、 とする。 「論理的に言って、  起業家精神こそ最もリスクの小さな道である。」 (『変革の哲学』 第7章 イノベーションのリスク)