■責任に関する第一原則■~影響を可能なかぎり抑える~

おはようございます。

自宅回りは、雨が上がっています。

しかし、栃木、茨城では、
記録的な豪雨で、気象庁は
最大級の警戒を呼び掛けている。

河川氾濫で浸水被害が既に出ているが、
大雨はまだ続く見込み。
甚大な災害が発生する可能性があるとのこと、
地域の方は十二分な注意を!



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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



ドラッカーは、人間は面倒な存在であり、
誰も人間を統治などしたくないとした。

そして、組織の責任に関する第一の原則は、
従業員への影響を可能なかぎり
抑えることであると続ける。

このことは、組織が影響を与える
他のものについてもいえる。
そもそも、社会やコミュニティに対する
影響は干渉である。
それは、限定のもとで許される。

特に組織と従業員の間においては
厳密にとらえる必要がある。

しかしこのことは、組織と従業員の間に、
愛情や感謝、友情、敬意、信頼があってはならない
ということではない。

ドラッカーは、それらは価値あるものだが、
あくまでも付随的なもので、
組織として勝ち取るべきものであるとする。



「特に従業員に忠誠を求めることは

 許しがたいことであり、

 正当性を欠く。

 組織とその従業員との関係は

 契約上のものであって、

 あらゆる契約のなかで

 もっとも狭義に解釈すべきである。」


~『イノベーターの条件』
(Part1 4章 多元社会における組織の原理)









































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