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■経営の本質とは何でしょうか?■~三つの質問~

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おはようございます。 梅雨空の川崎の朝、台風接近です。 台風は勢力を弱めて接近中だが、カラ梅雨を補う雨量にはならない模様だ。 シトシトをジャンジャンでカバーできるかと期待したがゼーンゼーンだめ。 ”オノマトペ”、擬音語が最近多い。 日本語には5000語程あると言われている。(NHK) 日本語の特色である情感を含めた多くの情報を込められるという働きをする。 正しい言葉使いとこのオノマトペ、双方のバランスが必要でしょうか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、成果を生み出す業務行為こそ、経営そのものとした。 そして、経営の本質について三つの質問を示す。 ①「あなたの事業は何か?何を達成しようとしているのか?何が他の事業と異なるところなのか?」 ②「あなたの事業の成果を、いかに定義するか?」 ③「あなたのコア・コンピタンス(独自の強み)は何か?」 「成果を得るために、どんな強みを活かして、  何をしなければならないか?  -経営の本質は、すべてこの一言に言い表されている。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第5章 経営とは?リーダーとは?)     

■成果を生み出す行為■~何よりおもしろいもの~

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おはようございます。 梅雨空の川崎の朝、台風接近です。 親が子供を殺す、子供が親を殺す、小学生同士が傷つけ合う、入院患者に暴行。 多すぎる事件に思わず感覚が麻痺してはいけない。 被害者は弱者である、抗うことができない人たちである。 根本的な防止策はどこにあるか? ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 経営は、その目的に応じて設計された業務を執行する行為に他ならない。 そしてその目的は、その業務が何を生み出すか、どのようなメリットを作り出すかによって決められなければならない。 企業であれば利益がそのバロメーターとなる。 市場、顧客に受け入れられているかどうかの満足度の基準である。 学校ではどうか、、、 授業料収益ではなく、生徒の成績か?、有名校への進学か? それとも生徒の人生の成功だろうか? 病院では、、、 診療収入ではなく、患者の治療か?病気の根絶か?人類の幸せか? ドラッカーは、成果とは企業や組織の考える「理論」ではなく、 顧客がどうとらえるか、何をメリットとして受け取るかであるとする。 そして、それは非常に重要であり困難であり、 何よりおもしろいものであると付け加える。 「 成果は「理論」からではなく、  世の現実の中で実際に生じる物事の内側から  生み出されるべきものです。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第5章 経営とは?リーダーとは?)     

■学習は自己責任■~真の意味での「生涯教育」~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝です。 さぁ一週間のスタート、今週は、台風の影響もあり雨量は増えそうですね。 ある世論調査での内閣支持率が、前月から3%下がったがまだ70%を超えている。 原発輸出や医薬品ネット解禁、景気回復実感など個別事項については、 過半数が批判しているにもかかわらずである。 部分を見ると問題ありだが、総体として現政権以外の選択肢が見つからないというところだろうか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、自らのイノベートのためには、学習が必要とした。 そしてそれは、知識社会に働く人たちの自己責任であり、 真の意味での「生涯教育」であるとする。 知識は専門化の度合いに応じて細分化される。 そして一人の人間ができることには限界がある。 なので、これまでの知識の中で、既に無用なものを捨て、 今必要となる新しいものを選択し、そのために何を学ぶべきか、 これを絶えず問い続けなければならない。 ドラッカーは、これこそが、個人のイノベーションを 促進するものであるとする。 「 生涯にわたる継続的学習が不可欠となった事実を受け入れ、  つねに再教育を受ける心構えを持ち、  それを自己責任であると認識すること  いま、すべての人が身をもって知るべき事実です。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第6章 個人のイノベーション)     

■知識が学習を要求する■~真の意味での学習~

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おはようございます。 さわやかな青空の川崎の朝です。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、弱みを知ることが自らをイノベートしていく第一歩であるとした。 そして、そのイノベーションには学習が欠かせない。 事業を取り巻く環境は、常に変化し、 その事業は、高度に専門化し、細分化された知識をベースにした労働に基づく。 したがって、労働に求められる情報、技術、知識も 環境変化に応じて常に変化させなければならない。 そのための学習が一人ひとりに求められるのだ。 「 高度に専門化・細分化し、  つねに更新を迫られている情報=知識が、  私たちに継続的な学習を維持することを要求し、  繰り返し学校教育に立ち返ることを強く求めているからです。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第6章 個人のイノベーション)     

■自らをイノベートする■~決してすべきでないこと~

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おはようございます。 雲は多いが、明るい川崎の朝です。 週末をお楽しみください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ マネジメントの生みの親であるドラッカーは、 自らが、部下を持つ管理職の道を選ばなかったという経験を通して 自己の弱みを知ることの大切さを学んだとした。 しかし、ここで多くの人が「部下を管理する方法を学ぶ」道を選択するという間違いを犯す。 人には向き不向きがあり、向いていないことはうまくいくはずはない。 才能も力量もないと気づいた時には、さっさとその道をあきらめるべきなのだ。 不得手なことは弱みであり、「決してすべきでないこと」。 この弱みは、本人のこれからの生き方の制約条件を示しており、 ドラッカーは、これを知ることが自らをイノベートしていく第一歩であるとする。 仕事に多様性、専門性が求められる時代の中で、やるべきことは、 自らの強みを見つけ、伸ばし、成果に結びつけることなんでしょう。 「自分にはその才能も力量もないと気づいた時には、  そこから遠ざかるべきであり、  その決断は早くに下されるべきなのです。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第6章 個人のイノベーション)     

■組織に属すことを止めた理由■~「デキない部下」を持つこと~

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おはようございます。 時折小雨の降る川崎の朝。 梅雨ですよね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、自らの強みは過去のキャリアにあるとした。 そして、弱みつまり「やってはいけないこと」は、 すぐに気づくことができるとする。 ドラッカーは自分自身の経験について述べる。 自分自身は組織のマネージャとして働くことを20代で止めた。 それは、自身が人のマネジメントが下手だと認識したからだ。 その理由は、「デキない部下」を持つことに我慢ができないこと。 組織の中で働けば、人を管理せざるを得なくなり、 「デキない部下」を持つことになるからだ。 「デキない部下」をデキる部下に変えるということは ”弱みを一流にする”という無駄な努力であり、 このことにドラッカーは耐えられなかったのでしょうか。 「端的に言えば、「デキない部下」を持つことに  我慢ができないことがその理由で、  人を管理し、マネージしていくことが  下手だと認識できたために、  早くから組織に属して働くことを止めたのです。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第6章 個人のイノベーション)     

■答えは過去のキャリアにある。■~うまくできたことはなにか?~

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おはようございます。 うす曇りの川崎の朝。 ザックジャパン、記者会見で本田が語った。 チームワークは日本人として得意分野でありうまくできている。 テーマは「個」、11人一人ひとりが自分自身をいかに高めるか、 自分自身の強みをいかに伸ばすか。 これが1年間のテーマだ。 しっかりした考えを持っているんだな。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、長所を発見し、それを明確にし、発展させること、 そして、それを早い段階から始めることが最も重要とした。 ではどうすればいいのか? その答えは過去のキャリアにある。 これまでに行ってきたことを振り返り、うまくできたこと、 うまくできなかったことを洗い出す。 その際、重要なことは、目標に沿っている、 つまり”やるべきことを、うまくできたか”ということ。 問うべきは、 「うまくできたこと」 「うまくできるであろうこと」 「伸ばしていく必要があること」である。 ドラッカーは、そこにこそ、自らの強みがあるとする。 「答えは、その人のそれ以前のキャリアの中に  現れています。  何をうまくこなしてきたか、  うまくできなかったことは何か……。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第6章 個人のイノベーション)